先に言うんだよ

幸せになりたかったら「幸せだ」って言いな。

先にだよ。

「幸せになってから言うもんじゃないんですか?」って?

違うよ。

そば屋に行っても出てくる前に「天ぷらそば」って言うだろ?

「出てきてから言います」って言ってたら絶対に出て来ないよ。

幸せになりたかったら、今「幸せだな」って言いなよ。

-斉藤 一人-

和田通信では私が個人的に印象に残った言葉を紹介しています。

日本は言霊の国と言われています。

日本語は神の言語に一番近く、言葉の力が最も強いと聞いたことがあります。

漢語が入って来てからは、元来あった大和言葉は随分と駆逐された感はありますが、依然として言霊の力は強いそうです。

言霊の力が強いということは、良くも悪くも言った通りに作用するということになります。

「あ~ガイドの時にお客様が熊野古道から落ちたらどうしよう」とか、「お客様の質問に答えられなかったらどうしよう」とか、「お客様が待ち合わせ場所に現れなかったらどうしよう」とか、ガイドの前にいちいち考えていたり言葉に出したりしていると、本当にそういったことが起こります。

もちろん、事前に対策を考えておくことは重要ですが、毎回毎回言葉にすることはやめておいた方が絶対にいいです。

私はガイド前に「絶対にうまくいく!」と言って、お客様と笑顔でお別れするところを想像してからガイドに出るようにしています。

面倒なヤツ

昨日の話ですが、紀伊路のイベントに参加してきました。
昨日はあいにくの天気で、予定していた昼食場所から、ある施設に変更になりました。
当日は1班~3班に分かれて、1班から出発しました。

私たちは3班で一番最後だったのですが、語り部さんは色んな話題を入れて上手く時間を調整をされていました。

私たちが昼食場所に着いたとき、まだ2班が食事中でした。
椅子も限られているので、私たちは少し待たなければなりませんでした。

そこで3班の中の1人がキレ始めました。

「こんな狭い場所で食べられへんやないか」とか「俺らだけ外で食べろというのか」とか。
それはもう、えらい剣幕でした。

それでも納得していなかったのか、周囲に援護射撃を求めるべく「みなさん、どう思いますか?」と聞いてきた。

みんなの答えは「無視」(笑)

アホは相手にできん。

雨を避けてご飯を食べられるだけでもありがたいですよね。

結局、その輩は怒りが収まらなかったのか、振り上げた拳を降ろすのが恥ずかしかったのか、その場で帰ってしまいました。

やれやれ。

おっさんは一番タチが悪いな。

あ、俺もおっさんか(笑)

気をつけます。

発送ミス?

母が神棚へのお供えものを入れる器(塩を盛る皿など)を割ってしまったので、通販でそれを注文しました。

で、届いたデカい箱を見てびっくり。

盃(さかずき)にしてはデカすぎます。

箱には「神棚」と書いてありました。

間違って神棚をクリックしたのかと慌てて注文内容のメールを確認しましたが、間違っていません。

盃と神棚なんて、どうひっくり返っても間違って発送するなんてはずがありません。

これは「引っ越ししたのだから神棚を新調しなさい」ということだと私は悟りました。

お店は謝ってくれたのですが、以前から欲しかった茅葺きの神棚だったので、そのまま購入することにしました。

むしろ感謝です。

これも神様のお導きだと思っています。

世の中に偶然ってないんですよ。

お値段はご想像にお任せします(笑)

ちなみに、宮忠(みやちゅう)の神棚は木曽ヒノキを使った本格的なものです。

神棚の購入を検討されている方はぜひ宮忠で。

ブレスレットやしめ縄なんかも売ってますよ。

お店は伊勢内宮(ないくう)のおかげ横丁と外宮(げくう)の近くにあります。

金運を上げるために

和田通信では、ガイドに関することばかりではなく、健康情報やお金、世の中に出来事などの話題も取り上げています。

これには、「会員みんなで幸せになろうね」という意図があります。

健康でなければガイドはできません。

お金は体に例えると空気のようなもので、人間にはなくてはならないものです。
お金がない状態というのは、呼吸ができないのと同じなのだそうです。

マスコミで報道されているような情報ではなく、多方面からも取り入れ、多角的・自発的に物事を判断することも大切です。

これらのことを踏まえて、総合的な内容で配信をしています。

今回はお金にまつわる話題です。

宝くじ運

よく宝くじを当てる人がいます。
大金ではなくても、何十万とかの単位で何回も当たる方がいらっしゃいます。
陰徳を積んできている人には、そのようなお計らいが確かにあります。
ただし、そのお金の使い方を神様は見ておられますよ。
独り占めにしていると大きく運を落とす元となります。
そもそも棚ぼたで得たお金です。半分くらいは世のため人のために使うべきでしょう。
そして、大半の人は買っても買っても当たらないと思われていると思いますが、それも無駄ではありません。
宝くじはそのくじの持っているエネルギーをいただく事が目的です。
そのために自分の金銭を使って、当選者に奉仕していると思ってください。
宝くじを買うことによって得た「夢」のエネルギーは、あなたの金運を上げる事の補助にもなりますし、良縁を引き寄せる効果もありますから、無理のない範囲で定期的に購入されるとよろしいでしょう。
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ちなみに、上記とはまったく関係ありませんが「氣」についてのお話も。

古いものや寿命を迎えたものは「氣」が澱んだりなくなったりします。
神道では「穢れ」を嫌いますが、この「穢れ」の語源は「氣が枯れる」→「氣枯れ」→「けがれ」という説があります。
ただし、「古い=穢れ」とは限りません。
創建の古い神社でも、きれいに清掃されている境内は清々しい気分になりますよね。
たしかに物には寿命がありますが、使えるものは常に清潔に保たれているということが非常に重要です。

経験を積むことの大切さ

恐怖心ってのはやる直前がピークなんだよ。

スカイダイビングでも飛ぶまでが一番怖く

て飛んでる最中は楽しさが勝つもんだ。

怖がる時間が長くなればなるほど恐怖は膨

れ上がる。

恐怖の先には快楽が待ってるのに、勝手に

不安になって自分を苦しめてる訳だ。

損でしかない。

何かやる時はビビらず速攻でやれ。

ーTestosteroneー

この言葉、そのままガイドに当てはまりま

す。

お客様にお会いするまでは不安で仕方ない

かもしれませんが、終われば「楽しかった」

となることの方が圧倒的に多いです。

まずはあれこれ考えずにやってみることです。

そして経験を積むことです。

経験を積めば恐怖心もなくなってきます。

自信も出てきます。

経験に勝るものはありません。

そして、なるべく間隔を空けずにガイドに

出続けることです。

緊張する暇もなくなります(笑)

説明も「立て板に水のごとく」覚えてしま

います。

そうなれば、別のコースも案内できる余裕

が生まれます。

チャンスはみなさん平等にあります。

お久しぶりです。

長ーい引っ越しが終わりました(笑)

個人的にも色々とあり(本当に色々ありました)、気づけば1年以上経っていました。
このブログよりも、会員向けに配信している「和田通信」に力を入れていただこともあり、ほったらかしにしていました。
先日「もうブログは更新されていないんですか?」と聞かれて「じゃあ、またやろうかな?」と思うようになりました。

しかし、PCも変わってしまい、このブログへのログインURLもパスワードも忘れてしまっていました。

ちょっと時間がかかりましたが、何とかログインすることができました。

こちらの更新頻度はどうなるかわかりませんが、気長にやっていこうと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さて、復活1回目のトピックは「自己投資の重要性」についてです。

最近の会の動きとしては、入会希望者がひっきりなしにあり、その対応と研修に忙しいです。

その新人研修も制度を整え、以前は現場研修だけだったものを動画形式の座学も取り入れたりして刷新しました。

内容としては大まかに、座学、認定研修、認定試験、現場研修で構成されています。

座学では心構え、ガイド業務時の注意点、スキルアップ法、持ち物、安全管理、ケーススタディ、熊野古道の生き物・花など多岐に渡ります。

認定研修では、実際にガイドをする際の注意点を中心に、特定のコースから選んでもらい受講していただきます。
認定試験では、認定研修のコースで実際に案内をしてもらいます。

そのあと、現場研修でもう1コースを学んでいただきます。

料金は55,000円です。

これを高いと取るか当然と取るかはお任せしますが、私の意見としては、自己投資をせずに無料で、または無料同然のような金額で何かを学ぼうをするのは虫が良すぎるというものです。

これくらいの金額であれば、3~4回ガイドに出れば取り戻せます。

自己投資なしに自分の成長はありません。

今後しばらくの間は和田通信に記載していた内容から抜粋をして更新していこうと思っています。

しばらくブログを休みます

今、なかなか出来なかった引っ越し準備に追われています。

ゴミ捨てだけでもかなりあり、それだけでも時間がかかりそうです。

来週にはガイドもあるのですが、その準備すら出来ずにそのまま出動となりそうです。

なのでしばらくブログの更新を休ませていただきます。

引っ越しが完了し落ち着いたころに再開しますので、そのときはよろしくお願いいたします。

研修のその先

今、和歌山地域通訳案内士会で和歌山県各地で研修を行なっています。
今は熊野古道や高野山に集中していますが、それだけでは非常にもったいない。
和歌山県のさらなる魅力を発信し、少しでも和歌山県に多く滞在してもらい、和歌山の地域経済の発展に寄与したいという思いがあります。

それにはまず、和歌山のことを知らなければなりません。

研修を通して改めて思うことは、和歌山県に住んでいながら、本当に和歌山県のことを知らないなということを痛感させられることです。

昨日の黒江もそうですし、広村の濱口梧陵さん、有田川町の保田紙など、その地を訪れてお話を聞いて初めて見えてくるその土地の良さと先人たちの苦労やエピソード。

和歌山に生まれ住んでよかったとつくづく思います。

まだまだ学びたいことや場所がたくさんありますが、今度は学んだことをいかにして海外のお客様に発信し、実際に訪れてもらうようにならなければ意味がありません。

研修だけで終わらせないように、その先を見据えて今後も活動をしていきます。

黒江研修

今日は海南市黒江の研修でした。

思ったより見どころが多くて非常に楽しかったです。

細かいところを言い出すとキリがありませんので一つだけ。

黒江といえば黒牛だと思います。

なぜ「黒牛」になったかというと、今の道路がまだ海だった頃、少し沖に牛の背中の形をした黒い島があったので、そこから名付けられたのだそうです。

残念ながら埋め立てのときになくなってしまったらしいのですが、その跡地がいまでも残っています。
残念ながら駐車場になっていますが・・・

黒江散策のあとは温山荘へ。

温山荘は、日本で初めて動力伝導用革ベルトを製作した新田帯革製造所の創業者・新田長次郎により造成された庭園です。

お聞きした話では、当時の敷地は現在よりももっと広かったとか。
その面積5ヘクタール(!)
ちょっと想像できません。

温山荘といえば、昔はバーベキューをした場所・・・程度にしか思っていなかったのですが、改めて訪れてみると、非常に心が落ち着く居心地のいい場所でした。

新田長次郎が健康のために使われていたという理由が分かったような気がしました。

母屋は個人的にはツボでした。

24畳の大広間、その境にある欄間(屋久杉製)・・・1週間でいいから過ごしてみたい(笑)

お昼は、うるわし館近くのぬりもの物館に行ってみたのですが、平日にも関わらず満席。

気を取り直して次に向かったのは「べっちんさん」←詳細はココをクリック

日本家屋を改築したお店で、店内は昔ながらの趣を残しています。

こちらで紀そばと早なれずしのセットをいただきました。

何を隠そう、早なれは初体験だったので、かえってこっちの方が良かったかも。

意外にクセがなく、柿の葉寿司やサンマ寿司のような感じでした。

ちょっと覚悟していたのですが、いい意味で肩透かしを喰らった感じです。

でも、美味しかったです。

午後からは藤白神社を訪れました。

毎回中身が濃いなぁ。

楽しいです。

今回行けなかった「ぬりもの館」はこちら。
お昼はランチを楽しむマダムが多いので、行く前には予約をしておいたほうがいいです(営業時間:11時~17時、火曜水曜は定休日)
古民家カフェ 黒江ぬりもの館

2年半ぶりのガイドでした

実際に外国のお客様をご案内するのは約2年半ぶりだったので、不安はありましたが何とか無事に終えることができました。

ただ、やはり英語が錆びついていると実感するところがあり、以前は簡単に出てきた単語や言い回しを忘れてしまっていて、ちょっと歯がゆい思いをしました。

今回はイギリスからのお客様で、旅行会社を経営しておられるご主人とその奥さんでした。

10月11日に規制が緩和され、個人旅行の問い合わせや依頼が増えてきています。

ようやくかといった感じですが、早くコロナ前の状態まで戻って欲しいものです。