高原~近露王子⑪

近露全景

熊野古道なかへち美術館

妹島和世と西沢立衛の設計による美術館で、1998年に開館しています。
通常は近露ゆかりの画家・野長瀬晩花と渡瀬凌雲の絵画を中心に展示されていますが、熊野古道にちなんだ作品を展示している場合もあります。
フランス人は喜ぶ方が多いように思います。

近露王子公園駐車場

昔はこの地に春日神社があったと聞いたことがあります。
規模としてはかなり大きかったそうですが、1908年の神社合祀で近野神社に合祀されてしまいます。
当時はここにもたくさんの大木があったらしいですが、それも合祀の際に切り倒され、小学校建設の資金に充てられたそうです。

お客様によっては、翌日この駐車場にあるバス停から本宮に向かう方がいます。
ガイドとしては、高原まで車で行ってお客様とお会いし、帰りにここからバスに乗って帰ります。
栗栖川で降りたあと、高原まで30~40分かけて歩いて上らないといけませんが。

近露王子

最近は随分と木が生い茂ってきて確認しづらくなっていますが、お客様に説明する時は「あそこに下りていく」とか「今日のゴール」とお伝えしています。
継桜王子まで行く場合は、近露王子のそばを通り、近野小中学校のそばを通り、楠山坂を通って継桜王子に向うと説明をします。
継桜王子は楠山坂頂上の裏側にあたるところにあります。
近露王子の説明については明日に。

昔の上皇・法皇の一行は、この近露から本宮まで一日で歩いたそうです。

また、近露は山間部に開けた平野に位置しており昔から稲作が可能だったことから、ここで食料を調達したと聞きました。

箸折峠(番号道標25番あたり)から、この展望台を通り過ぎて旧国道311号線まで下りて行きますが、この石畳が滑りやすく危険なので、降りる前に十分注意を促す必要があります。

私は、雨が降っていたり、雨の後でまだこの石畳が湿っている場合は、転倒のリスクを避けるため、箸折峠から回り道を選択する場合があります。

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