ガイドの技術 立ち方編5選

ガイドは知識が豊富なことはもちろん、技術面も重要です。
技術にも色々ありますが、今回はガイドの立ち位置に関する注意点を5つお伝えします。

1.他者に道を譲る時は山側に立つ

熊野古道を歩いていると、足の速い人が追い抜こうとする時があります。
ガイドはもちろん、後ろの状況にも注意を払っておかなくてはなりません。

自分たちを追い抜かせる時は、必ず山側に立ってください。

万一接触して落ちたら、中には救助が困難な場所もあります。

そうならないためにも、注意してください。

2.列の真ん中で話す

人数が多くなってくると、列の先頭で話していても後ろのお客様には聞こえません。
また、せっかくファイルを用意して写真を見せても、後ろの人はあまり見えません。

声が通る人であればいいのですが、そうでない場合は、スペース的に可能であれば列の真ん中に入ってみんなが聞けるようにしましょう。

もし、スペース的に厳しい場合は、その手前に広い場所で説明をして、後からそのスポットをみてもらうという方法もあります。

10人以上になれば、このことを意識するといいと思います。

3.立つ場所をきちんと決める

できれば一か所で止まって、立ち位置を決めて話をするようにしましょう。
たとえば、狭い場所に説明スポットが点在している場合は、一か所で説明でき、お客様もそれらを確認できることができる場所を選んで立ってください。

時間がない時は歩きながら説明をすることもありますが、声が後ろまで届きにくいため、この方法は少人数(3~4人程度まで)の時にしかできません。

後ろ向きに歩きながら説明することはやめましょう。

4.お客様に向かって立つ

これはよくあることですが、例えばお地蔵さんの説明をする時にお地蔵さんに向かって説明をする人が見受けられます。

少人数のの場合はこれでもかまいませんが、やはり10人以上になってくると、聞こえない人が出てきます。

声は前方と上方によく届きます。

電車やバスで座っているとき、後ろの人の会話はよく聞こえます。
梅畑で作業をしていると、下の畑で会話をしているおばちゃんたちの会話が丸聞こえです(笑)

人数が多い場合は、お客様に向かって話すように注意しましょう。

また、人に聞かれてマズい話をする時は注意しましょう(笑)

ファイルの見せ方にも注意が必要です。

せっかく用意したファイルを、自分の方に向けて見せる(自分が一番見える)見せ方をしている人が結構います。

もったいないですよ。

5.通路を空けて説明をする

熊野古道はもちろん、他の施設などで説明をする時には、必ず他の方が通行できるスペースを確保して説明をしてください。

先日もありましたが、15人くらいのグループが古道いっぱいに広がって止まっていました。
その人の輪の中心にはガイドさんが・・・

私はこれで一度叱られたことがありますので、結構注意を払っています。

以上、ガイドの立ち方5選についてお伝えしました。
ご参考にされてください。

1.他者に道を譲る時は山側に立つ

2.列の真ん中で話す

3.立つ場所をきちんと決める

4.お客様に向かって立つ

5.通路を空けて説明をする

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