役行者像

写真向かって右が役行者像と言われています。
・・・えらく可愛いですが。
役行者(または役小角・えんのおずぬ)とは、修験道の開祖です。
修験道についてはまたの機会にお話しようと思いますが、熊野古道と修験道は密接に関わっています。
修験者の参詣道(修行の道)である大峯奥駈道には、神仏が宿るとされる75箇所の靡(なびき)、いわゆる行場があり、そこに到着すると行者は読経をして祈りを捧げます。
その「一番靡」が本宮大社です。
かつての上皇・法皇が熊野に参詣をした際、王子に立ち寄りやはり読経をしたり、歌会を開いたり、相撲をしたりと、旅の安全を祈願しながら神仏に奉納をしていますので、この王子での儀式は、修験道の靡とほぼ同じ役割・考えであると言えます。
また、修験者はかつての熊野のガイド役でもあり、添乗員的な存在でした。
京都から「お客様」をお連れし、宿まで案内するということをしていたそうです。
熊野比丘尼や一遍上人が熊野の信仰を広めたことはみなさんご存知でしょうが、修験者が果たした役割も非常に大きいものでした。
八大竜王像

