あなたが、世界のことについてどれくらい知っているかをチェックしてみてください。
質問1 現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?
A 20%
B 40%
C 60%
質問2 世界でもっとも多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
A 低所得国
B 中所得国
C 高所得国
質問3 世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合が、過去20年でどう変わったでしょう?
A 約2倍になった
B あまり変わっていない
C 半分になった
質問4 自然災害で毎年亡くなっている人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?
A 2倍以上になった
B あまり変わっていない
C 半分以下になった
質問5 1996年には、トラとジャイアントパンダとクロサイはいずれも絶滅危惧種でした。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機に瀕している動物はいくつでしょう?
A 2つ
B ひとつ
C ゼロ
オススメ書籍-ファクトフルネス-
正解です。
質問1 C
質問2 B
質問3 C
質問4 C
質問5 C
・・・あなたはいくつ正解しましたか?
これはハンス・ロスリング著「ファクトフルネス」という本に載っている13の質問のうちの5つです。
人は、事実を確認することなく感覚で判断してしまう傾向にあると、ハンスは述べています。
そして、人がなぜこうした過ちを犯してしまうのかを「10の本能」で理論立てて解説しています。
そのなかの一つをご紹介します。
◯ネガティブ本能
人々が「世界はどんどん悪くなっている」という思い込みからなかなか抜け出せない原因は「ネガティブ本能」にあります。
人間は、物事のポジティブな面よりもネガティブな面に気づきやすいという本能があります。
そして、人はこの本能によって「悪いニュース」に注目してしまうという傾向があります。
例を挙げます。
1990年のアメリカの犯罪発生数は1450万件。
一方、2016年のそれは950万件。
しかし、どこかで殺人事件が起これば、マスコミが毎日のように大々的に報道します。
結果、「1990年以降のほとんどの年において、犯罪は増えているか、減っているか?」という質問に対して、ほとんどの人が「増えている」と答えています。
でも、実際に数字を追ってみると500万件も減っているのです。
他にも「分断本能」「直線本能」「恐怖本能」「過大視本能」「パターン化本能」「宿命本能」「単純化本能」「犯人探し本能」「焦り本能」などがありますが、詳しくは本を読んでください。
しかし、個人的に中にはハンス氏に賛同できない部分もあります。
「地球温暖化問題が深刻で、先進国は率先してこの問題に取り組まなければならない」だとか、子どもへのワクチン摂取率の高さを「すばらしい」と言っているところです。
温暖化は、二酸化炭素の排出が原因ではありません。
日本だけが愚直にこの削減に努めてきました。
子どもへのワクチン接種も必要ありません。
少しこのことについて触れておくと、別のデータでは、ワクチン接種が一番多いアメリカ(36本!)では、5歳までの死亡率の割合が1000人中7.8人で1位、次いでイギリスが20本で6人、3位がスペインの20本で5.3人となっています。
ちなみに日本は7位の11本で4.2人です。
身を守るはずのワクチンを一番多く打っているアメリカでは、5歳までの死亡率が世界トップという不名誉な結果が出ているのです。
こうなれば本末転倒です。
著書の中でデータを多く掲載して理論立てているハンス氏ですが、このことはデータに取らなかったのでしょうか?
これらについては、また機会を改めてお話します。
しかし、これを差し引いても、十分読むに値する本です。
今までの考えを改めさせられるかもしれませんよ。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
