
SNSは便利なツールである一方、「私はここでこんな生活をしていますよ」と、全世界に向けて表明するものでもあります。
それはともすると、自分の心にこびりついている自我の披露になりかねません。
不特定多数に向けて我欲に囚われている自分をあらわにしている行為です。
ー枡野 敏明ー 捨てること、離れることより
私はSNSのアカウントを持ってはいますが、最近は投稿をまったくしていません。
他人の投稿も見ていません。
これは、私の個人的な意見ですが、
- SNSへの投稿は「自慢大会」の要素が強い
- リアルな人との付き合いでも精一杯なのに、遠く離れた人とも関わりを持つほど余裕がない
- 「いいね!」は麻薬
だからです。
また、枡野さんもおっしゃっているように、自分の生活を不特定多数にさらけ出しているということも挙げられます。
よく「〇〇に行ってきました」とか「〇〇を食べました(または作りました)」とか「うちの子供が〇〇を始めました」とかいう投稿を目にしますが、これらも自分の生活や行動をさらけ出している行為です。
そして何より、そのような投稿があまりにも多いと、本人はその気がなくても自慢しているように取られてしまうと思います。
私がひねくれているからかもしれませんが(笑)
はっきり言って、そんなことは私にとってはどうでもよく、そんな投稿を数行読むくらいなら、本に書かれている数行を読んだ方が、よっぽど自分のためになります。
人との付き合いって大変です。
人の悩みの9割は人間関係とも言われています。
SNSでもうまくお付き合い出来ている人もいるでしょうが、私には無理です。
リアルな人間関係でもうまくいかないことが多いのに、遠く離れた、それもあまり面識のない人と、表情も分からない人を相手に上手くやっていこうなんて、虫が良すぎます。
まずは近隣の、リアルな人間関係で訓練することだと思います。
というか、それだけで十分だと思います。
「いいね!」は麻薬や砂糖と同じです。
「いいね!」をもらうと、脳内からドーパミンが分泌されます。
このドーパミンは「快楽報酬系」であり、麻薬をした時に出る物質と同じです。
「いいね!」は、自己承認欲求を満たしてくれます。
ドーパミンによって、幸福感に満たされます。
そうすると、また「いいね!」が欲しくなってきます。
また投稿します。
「いいね!」をもらい、自己承認欲求が満たされ、ドーパミンが分泌されます。
延々とこのループに陥ってしまいます。
「いや、別にいいねなんて気にしてませんよ」
という人もいるかもしれませんが、では、そういう人は自分が投稿したあと、1回でも「いいね!」の数を確認しなかったのでしょうか?
まったく気にしていない人なんて、まずいないと思います。
人間は承認欲求の塊のようなものです。
必ず反応を見るために過去の自分の投稿を確認しに戻ってきます。
それがもはや中毒なのではないでしょうか。
なので、本当にうまく利用しないと、SNSを運営している側の思惑に見事に引っかかっているかもしれませんよ。
SNSの自慢大会の投稿と閲覧は時間の無駄です。
他人の自我に付き合う必要はありません。
こちらの記事もご参照ください。
その「いいね」は本当にいいの?脳を壊すSNS承認欲求の恐ろしさ
