上司の誘いは断るな

最近、企業の管理職に就いている人やベンチャー企業の社長さんたちから、たびたび「近頃の若い人は、酒の付き合いが悪くなった」という話を聞きます。

お酒の誘いを断るなんて私には信じられないことです。

単にお酒が好きだから言っているのではありません。目上の人からの酒の誘いを断ることはみすみす自らチャンスを逃しているのと同じことです。

「成功できなくてもかまいません」といっているようなものです。

酒の誘いを一回くらい断ったくらいでそこまで大袈裟に言わなくても、と思う方もいるかもしれません。

では伺いますが、あなたが誘う立場だったとして、一度断られた相手をもう一回誘う気になりますか?
ならないでしょう。

つまり、一度でも誘いを断ったらその人との親密な関係が、その瞬間になくなることを覚悟しなければならないということです。

つまり、そこで一つの人脈のルートが消えてなくなるのです。

やり甲斐のある仕事がしたい、成功したいと思うなら、地位のある人や、能力のある人に可愛がってもらえることが重要だという話をしました。

可愛がってもらうためには、お酒の誘いは絶対に断ってはいけないのです。

これは鉄則です。

繰り返しになりますが、目上の人から可愛がられるのはとても大切なことです。

そして、可愛がってもらうために必要なのは、いい大学を出たとか、才能が豊であるとか、ものすごいアイデアを持っているとかよりも以前に、酒の誘いを断らない、ちゃんと挨拶ができる、人の話を素直に聞くといった、人間としての基本的な部分の方が大きいのです。

國分利治 「地道力」より

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私は、2ランク上の人からのお誘いは絶対に断ることはありません。

途中で先に帰ることもありません。

新潟に出張中に、東京にいる2ランク上の人からの電話で3時間後にかけつけたこともあります。

2ランク上の人からの誘いは滅多にない上に、1度断ってしまうと2度と誘ってもらえない可能性があるからです。

2ランク上の人が声をかけてくださるのは、私に対して、何らかの興味や期待を持っているからです。

その興味や期待に報いないことは、成長のチャンスを捨てることと同じです。

2ランク上の人から誘わたら、私の返事はもちろん「はい」か「イエス」か「喜んで」だけです。

ランクが上の人に目をかけてもらうには、誘いは断らないことです。

そして、アドバイスをいただいたら、超特急で、即座に実践することです。

山下誠司 「年収1億円になる人の習慣」より

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このお二方、株式会社アースホールディングスという会社のナンバー1とナンバー2です。

上記の書籍にあるように、年収は1億を超えています。

この方々に限らず、出世する条件の一つに、「誘いを断らない」という点があると思います。

出世は、人に引き上げてもらわなければ叶いませんし、この方法が一番の近道です。

上司は、目にかけているから誘うんです。

別にどうでもいい人間を誘ったりはしません。

これを事あるごとに高確率で断る人がいます。

もうこれは、「自分はこのままでいい」という向上心のない、現状維持に固執した人間のすることです。

現状維持は後退です。

その証拠に、分からないことは自分でネットで調べて解決しようという気がありません。

「分からない」と言い、今ある狭い知識の中でどのようにすればいいかを考えるか、あるいは私に聞いてきたりします。

新しいことを学ぼうとか、別の効率のいい方法を考えようとか、能動的な行動をしないのです。

上の立場から見た時に、こんな人材がどう映るか、考えてみてください。

上司も人間です。

「この部下のために助けてやろう」という心理が働くと思いますか?

酒が好きとか嫌いとか、私はお酒が飲めないから関係ないなどという話ではありません。

上司の誘いを断るか断らないかという姿勢が、そのまま勤務態度に出てしまうという話です。

「でも」「だって」という反論が聞こえて来そうですが、そういう人は絶対に成功はしないでしょうね。

相手のことを知ろうとする大切さ

ガイドとは、ただ単に説明だけをすればいいものではありません。

お客様との会話の中から、お客様の興味のあることを見つけ、その話題について会話をして親睦を深めることも重要です。

ガイドの時間は非常に限られています。

その短い時間の中で、いかに距離を縮められるかが、終了後の印象にもかかってきます。

今回は、お客様とのコミュニケーションの取り方とそのコツ、心得などをご紹介します。

「私はあなたが好きです。あなたのおかげで私はとても嬉しい。あなたにお目にかかって嬉しい」
犬が可愛がられるゆえんである。

私はイチゴ・クリームが大好物だが、魚は、どういうわけけミミズが大好物だ。
だから魚を釣りをする場合、自分の好物のことは考えず、魚の好物のことを考える。
イチゴ・クリームを餌に使わず、ミミズを針につけて魚の前に差し出し、「一つ、いかが」とやる。

ーデール・カーネギーー 「人を動かす」より

相手にミミズを与える

最近登山にハマってるんですよ

そうなんですね(終わり)

たまにこういう会話があったりします。

最悪、無反応で返事すらない時があります。

自分に興味がないものについてはまったく無関心で、質問すらしない人っています。

相手がせっかく打ち解けられるきっかけを与えてくれているのに、そのチャンスを逃しているかもしれませんよ。

これはどうでしょう。

最近登山にハマってるんですよ

面白そうですね!よく行く山とかありますか?

最近は近所の◯◯山に良く行きます。今度屋久島に行くのでトレーニングです

屋久島に行くんですか!いいなぁ!私は体力もないので行きたくても行けないでしょうね

私も今回初めてなので体力的に不安で・・・雨も多いと聞いたので、安全面を考えてガイドをお願いしようかと思っています

登山に行く時はいつもガイドをお願いするんですか?

いやぁ、実は今回が初めてなんですよ。初めてづくしで不安でいっぱいですが・・・〇〇さんは、何か趣味とかあるんですか?

相手に「ミミズ」を与えている会話ですよね。

これは極端な例かもしれませんが、何を言いたいかと言うと「私はあなたに興味を持っていますよ」ということを相手に分かってもらうことの重要さです。

色んな話題を提供してくる人も、結局は「自分に興味がある話題」であったりします。

自分視点なんです。

人は自分の話をしたがるものです。

自分の話を聞いてくれる人、共感してくれる人には、返報性の法則が働きます。

返報性の法則とは、何か相手にしてもらった時に「こちらも何かお返ししなければ」という心理が働くことを言います。

スーパーの無料試食なんかも、この返報性の法則を利用しています。

相手の話を聞いてあげ、返報性の法則が働くと、こちらの話も聞いてくれるようになります。

すると、お互いの会話が弾み、お客様との距離が縮まります。

中庸であることも大切

そして、いかに業務を真面目に遂行しても、ただ真面目に淡々とやっているだけでは相手に喜んでもらえません。

チャランポランはいけませんが、真面目すぎるのも相手に魅力がないと感じられてしまいます。

真面目ジメジメ・・・(斎藤一人さんの言葉ですよ。私が言っているのではありませんよ)

硬すぎるのは良くありません。

緩すぎるのも良くありません。

何でも中庸です。

人間、少しくらい緩い方が魅力的になるものなんですよ。

相手も気持ちは同じ

さて、これは実際にあった話ですが、お客様から何かスポーツをやっているのか?とよく聞かれました。

「私は空手と古武道をやっています」と言ったら、本当に色々質問してきます。

もう鬱陶しいほど(笑)

逆にうちの会員さんや、周りの人は、質問はおろか、まるで聞いていなかったかのように無反応を決め込む人もいます。

空手について質問されたことはまったくありません(笑)

あ、一人だけいました。

みなさん、よくご存知なんですね!(笑)

だから質問しないんですよね?

ガイド中、空手のことについて聞かれた事がある人もいると思います。

その時にどう答えたんですかね?

話がそれましたが、質問をしてくるということは、お客様も私と打ち解けよう、知ろうとする努力をされているからです。

相手もこちら側と同じ気持ちです。

それを、自分が興味ない、あるいはその知識がないからと言って「そうなんですね」とか、最悪な場合、無反応な対応で終わる人に限って、知識に偏りがあるがゆえにだまされたりします。

知らない情報にフタをすると、後でとんでもないことが起こったりします。

なぜなら、人をだまそうとする手口を知らないからです。

知らなければ、知ろうとしてください。

・・・何も「私のことをかまってください!」と言っているのではありませんよ(笑)

業務をただするだけでは極論、オーディオガイドで事足ります。

あるいは「説明板を読んでください」で事足ります。

相手が人間である以上会話があり、その人にしかないストーリーもあるからガイドとしての価値があるんです。

なので、相手の興味のあることや主張も聞いてあげてください。

たとえお客様の主張が間違っていても、まずは共感してあげることです(同意するということではありません)

「でも」「だって」を使って頭から否定すると、相手は自分の人格まで否定された気分になり、心を閉ざします。

否定と議論(特に論破)はご法度です。

「負けて勝つ」という気持ちが大切です。

それでも地球は回っているんです。

間違っている人には、そのうち気付きを得るようなことが起こります。

相手に失礼のないように

「お前は懐(なつ)いてけーへんからな・・・」

高校を卒業して和歌山市で就職した時、同じ郷里の大先輩からボソッとこう言われたことがあります。

私はスナックなどに酒を飲みに行くことが嫌いだったので(食わず嫌いです)そういうところに連れて行かれるのが本当に嫌でした。

ある日、誘ってくれたその先輩に向かって「もう帰ります」と言って、店から歩いて帰ってしまいました。

本当に失礼なことをしてしまったと反省しています。

ここまでとはいかなくても「早く帰りたいオーラむき出し」も同列です。

相手にはそれが伝わっています。

伝わっている時点で失礼にあたります。

そのうち誘ってくれなくなります。

当時は「何で仕事の仲間とプライベートの時まで付き合わんとあかんねん。仕事だけやっといたらええやろ」とか「こんなことよりギターの練習したいねん」とか思っていました。

しかし、今思えば「あの時、もっと先輩の好意に甘えておけばよかったな」と後悔しています。

先輩も、やはりこちらと打ち解けたかったのだと思います。

特に同じ郷里だったので特別可愛がってやりたいと思っていたのでしょうね。

何も嫌いな人間をわざわざ誘ったりはしませんから。

自分のことや、その先輩の色んなストーリーを話したり聞いたりして打ち解けるチャンスを自ら断ってしまったことは後悔しかありませんでした。

仕事ももっとやりやすくなっていたでしょうね。

あの時は、ギターの練習とか、目先のことだけしか考えておらず、長期的な視点に欠けていました。

今度は上の立場になってつくづく実感しています。

それからその先輩は二度と私を誘ってくれなくなりました。

ガイドでは、お客様といられる時間は非常に限られています。

その中で、いかにここ(和歌山)での体験を印象付けるかは、ガイドにも大きな役割があります。

自分ばかり話すのではなく、ぜひ相手にもしゃべらせてあげてください。

そして共感しながら聞いてあげてください。

話の切れ間にお客様が話した単語を繰り返すだけでも効果はあります。

そして、できればお客様が話されていることについて質問を入れてください。

話がさらに深くなって理解不能になる時がありますが(笑)

でも、「相手を理解しよう」「打ち解けよう」という姿勢は相手にも伝わります。

「嫌やし興味のない話やけど、付き合ってあげよう」とか

「お客様と晩ご飯かぁ、面倒くさいなぁ」

という気持ちも相手に伝わります。

人間関係は、形だけで相手を満足させられるような、そんな易しいものではありません。

気持ちも非常に重要です。

無反応は最悪です。

「面倒くさい」という言葉も私は大嫌いです。

しゃべりっぱなし、聞きっぱなしはどちらも疲れます。

適度にその役割を交替しながら、お客様との距離を縮めていってください。

そして「私はあなたと一緒にいられて嬉しい」という気持ちを持って接してください。

・・・「犬のように相手の顔を舐めろ」とか「体と摺り寄せろ」とか言っているのではありませんよ(笑)

そして、「説明そっちのけでお客様と会話をしろ」と言っているのではありませんよ、念のため。

まとめ

以上、相手のことを知ろうとする大切さについてお話をしました。

相手に興味のある話題を仕向ける
・チャランポラン、真面目過ぎもNG

・共感する。否定・論破は避ける
・相手もあなたのことを知ろうとしていることを認識する

・相手にも話をさせる
相手に興味を持つ
・言葉に表さなくても態度で通じる

以上、ご参考になれば幸いです。

相手の不満をプラスに変える

モンスターペアレンツや、モンスター患者などの登場により、「クレーマー」という言葉が一般に定着しつつあります。

しかし、ここで気を付けないといけない、落とし穴があります。

それは、ちょっとした苦情でも、「あの客はクレーマーだから」と、自分たちの未熟さを棚に上げて、責任をすべてクレーマーに転嫁してしまう危険性が潜んでいるということです。

通常のお客様が感じる不満と、悪質なクレーマーがつける因縁は、異質なものです。

これはお客様の期待に応えることができなかった我々に対する不満なのか、それとも、単に無理難題の要求の範疇なのか、その辺りを冷静に見極めるために、経験と勘を磨いていく必要があります。

心がけるべきことは、常にお客様の立場に立って話を聞く姿勢を持つこと。

そして、どんな状況であれ、マイナスをプラスに転換できないかを考えてみることです。

それが、仕事を楽しむことにつながるからです。

ー高野 登ー リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣より

以前の記事で、私があるところに苦言を呈した際に逆ギレされたというお話をしました。

その逆ギレしたリーダーは、まさに「自分たちの未熟さを棚に上げて、責任をすべてクレーマーに転嫁」していると言えます。

私も、何もなければあんなことは言いません。

2回もあったから言ったのです。

こういうリーダーがいる組織は、そもそもお里が知れています。

言葉がきついかもしれませんが、プロとしての意識に欠けた、定年退職したおっさんの暇つぶしであり、趣味の範囲を越えられていない、哀れな集団なのでしょう。

勉強することは素晴らしいことです。

ただ、ガイドはそれを発表する場ではないということです。

この語り部団体のみならず、説明している自分に酔っているおっさんというのは、他の団体でも見たことがあります。

相手の様子はおかまいなし。

自分が覚えた、勉強したことを延々と話す。

すみませんが、私はそんな暇つぶしに付き合っている時間はありません。

つい本音が出てしまいましたが、おっさんは厄介です。

以前の団体でも、問題を引き起こしたのはおっさんです。

当会におっさんをあまり入れていないのは、そのためです。

話を元に戻します(笑)

高野さんが海外のホテルで勤務をされていた時、宿泊された日本人の客から、

「うちの息子がゆうべは一睡もできなかった。そのせいで、我々夫婦もまったく眠れなかった。あれは、絶対にホテルのエキストラベッドに問題がある。どうしてくれるんだ」

眠れなかったのは時差が原因だと思った高野さんは、

「そうでしたか、それは申し訳ございませんでした。早速、ベッドの様子を確認させていただきますが、今夜は、普通のベッドをご用意させていただきます」

さらに

「もしよろしければ、ホテルの車で島内をご案内させていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。午後に少しお時間をいただけませんか?」

その客には太陽をたっぷりと浴びてもらい、体を動かしてもらって体をほどよく疲労させることによってよく眠っていただくという手を使ったわけです。

翌朝、

「おはようございます。お子様のベッド、お取替えしておきましたが、よくお休みになられましたか?」

「いやぁ、おかげで、ぐっすり寝ていましたよ。我々もすっかり休ませていただきました」

こんな時お客様は「前日はきつく言い過ぎてしまったかもしれないな」という思いを抱えているものです。

でも「言い過ぎて申し訳なかった」という代わりに、レストランで食事をしたり、お土産を買うなど、予定よりお金を落としたりしてくれるものだそうです。

プロの仕事人だから、そこまで期待してもいいのです。

さらに、帰国してから2、3日後に、フォローのお手紙やメールを送るそうです。

「お帰りになられてから、時差はありませんか?ご自宅のベッドだと、お子さんもゆっくりお休みになれますね」

苦情や不満はチャンス

「苦情や不満が来た時はチャンスと思うこと」

「マイナスをプラスに変える知恵を絞ることが、お客様との間に絆を生み出す機会ととらえること」

「それが仕事のプロとしての醍醐味であると思う」

と、この章では締めくくっています。

クレームがあがって来たとき、それが因縁なのか、お客様が単に不満に思っていることなのかを見極め、それをプラスに持って行くことが必要なのではないでしょうか。

逆ギレは低レベルの、プロ意識の欠けた人間がやることです。

私もそうならないようにしていきたいと思います。

そう思えば、あの人は「こうしたら嫌われるよ」というのを、私の代わりやってくれた、いいお手本だったのだと、思えるようになりました。

感謝です(笑)

感謝に敵なし!(笑)

SNSとは上手に付き合いを

SNSは便利なツールである一方、「私はここでこんな生活をしていますよ」と、全世界に向けて表明するものでもあります。

それはともすると、自分の心にこびりついている自我の披露になりかねません。

不特定多数に向けて我欲に囚われている自分をあらわにしている行為です。

ー枡野 敏明ー 捨てること、離れることより

私はSNSのアカウントを持ってはいますが、最近は投稿をまったくしていません。

他人の投稿も見ていません。

これは、私の個人的な意見ですが、

  • SNSへの投稿は「自慢大会」の要素が強い
  • リアルな人との付き合いでも精一杯なのに、遠く離れた人とも関わりを持つほど余裕がない
  • 「いいね!」は麻薬

だからです。

また、枡野さんもおっしゃっているように、自分の生活を不特定多数にさらけ出しているということも挙げられます。

よく「〇〇に行ってきました」とか「〇〇を食べました(または作りました)」とか「うちの子供が〇〇を始めました」とかいう投稿を目にしますが、これらも自分の生活や行動をさらけ出している行為です。

そして何より、そのような投稿があまりにも多いと、本人はその気がなくても自慢しているように取られてしまうと思います。

私がひねくれているからかもしれませんが(笑)

はっきり言って、そんなことは私にとってはどうでもよく、そんな投稿を数行読むくらいなら、本に書かれている数行を読んだ方が、よっぽど自分のためになります。

人との付き合いって大変です。

人の悩みの9割は人間関係とも言われています。

SNSでもうまくお付き合い出来ている人もいるでしょうが、私には無理です。

リアルな人間関係でもうまくいかないことが多いのに、遠く離れた、それもあまり面識のない人と、表情も分からない人を相手に上手くやっていこうなんて、虫が良すぎます。

まずは近隣の、リアルな人間関係で訓練することだと思います。

というか、それだけで十分だと思います。

「いいね!」は麻薬や砂糖と同じです。

「いいね!」をもらうと、脳内からドーパミンが分泌されます。

このドーパミンは「快楽報酬系」であり、麻薬をした時に出る物質と同じです。

「いいね!」は、自己承認欲求を満たしてくれます。

ドーパミンによって、幸福感に満たされます。

そうすると、また「いいね!」が欲しくなってきます。

また投稿します。

「いいね!」をもらい、自己承認欲求が満たされ、ドーパミンが分泌されます。

延々とこのループに陥ってしまいます。

「いや、別にいいねなんて気にしてませんよ」

という人もいるかもしれませんが、では、そういう人は自分が投稿したあと、1回でも「いいね!」の数を確認しなかったのでしょうか?

まったく気にしていない人なんて、まずいないと思います。

人間は承認欲求の塊のようなものです。

必ず反応を見るために過去の自分の投稿を確認しに戻ってきます。

それがもはや中毒なのではないでしょうか。

なので、本当にうまく利用しないと、SNSを運営している側の思惑に見事に引っかかっているかもしれませんよ。

SNSの自慢大会の投稿と閲覧は時間の無駄です。

他人の自我に付き合う必要はありません。

こちらの記事もご参照ください。
その「いいね」は本当にいいの?脳を壊すSNS承認欲求の恐ろしさ

逆ギレ

先日、あるところに苦情を提言しました。

私たちが訪れた場所に語り部さんがおり、時間があるかないか、説明が必要かどうかも聞かずに説明を始め、境内を案内し始めたからです。

ここでこのようなことがあったのは今回が初めてではなく、数年前にも同じようなことがあったので、この団体を取り仕切るところにメールを入れました。

「2度あることは3度ある」

今後訪れた時にまた同じようなことがあれば、さすがの(?)私も

「仏の顔も3度まで」

になるかもしれません。

冗談はさておき、団体の管理体制に問題があるのではないかと思ったからです。

時間がない人もいます。

静かに参拝したい人もいます。

説明が欲しい人もいます。

その意向を無視して、勝手に説明を始めるのはいかがなものでしょうか?

そういうことを言いたかったのです。

それともう一件、古道に葦が覆いかぶさっていたので、そのことをお伝えしたかったのもありました。

先日、その団体の会長とお会いする機会がありました。

私もメールをしたことについて、ちょっと行き過ぎたかなと思っていたので、謝って来られたら私も謝ろうと思っていました。

ところが・・・

「あのメールの意味が何を言いたいのか分からん」

「わしらの説明が下手やというのか?」

「わしらが邪魔やというのか?」

「その場で『時間がない』って言うたら済むことちゃうんか?」

「あんなクレーマーみたいなことを言って来られたら、わしも会長してるから動かんとあかん」

と逆ギレされました。

まぁ、私も大人気なかったことは認めます。

ただ、言って来られた内容から考えると「あんなことを言われたら自分が面倒なことをしなければならないからやめてくれ」とでも言いたげでした。

「(人の意向を聞かずに説明を始めるのは)今回が初めてでなく、以前からあった」

「説明を始める前に『お時間があれば説明させていただきますが』という一言があってもいいのではないか?」

といいましたが、「それだったらその場で『時間がないので』って言うたらいいんとちゃうんか?」

この押し問答で話になりませんでした。

そして、

「わしらはちゃんと最初に断りを入れている」とまで言っていました。

しかし、これまで少なくとも私が訪れた時に2度あったことを考えると、それがメンバー全員にきちんと伝わっていないということでしょう。

管理体制に問題があるということでしょう。

団体の長としては、そこは徹底するべきことではないでしょうか?

同じように団体を取り仕切る私としては、そこは改善すべき点だと思っています。

私は長年ガソリンスタンドに勤めていました。

不特定多数のお客様が来るので苦情もそれなりにあります。

その苦情対応で私は結構鍛えられました。

もちろん、こちらにも非はあります。

相手にとって快くないことをしてしまったことはこちら側の非です。

それが10%でもあったのなら、まずは謝ることです。

もしうちに同じような苦言があったなら、まずは「うちの会員がお気に障るようなことをしてしまったようで、申し訳ございません」から始め、相手の話に同意しながら聞きますがね。

相手も、一旦振り上げた拳をなかなか下ろせないものです。

相手の言いたいことを全部吐き出させれば、それで相手も収まります。

そして最後には「こちらもすまなかった」と言ってだいたいは謝ってくれます。

なにも私も火種がなければ何も言いません。

そんな面倒なことで時間を割く必要もありません。

あったから苦言を呈したのです。

最終的には「徹底します」と取ってつけたように言ってはくれましたが、その言葉には反省の色は全くありませんでした。

言葉では言っても、感情が伴っていなければ相手にその誠意は伝わりません。

私もこういう逆ギレタイプをうまくいなせばよかったのですが、ついカッとなってしまい、泥沼になってしまいました。

大人の対応ができなかったことが一番悔やまれます。

この方、以前もクレーム対応で逆ギレして火に油を注ぐようなことを言っていましたので、おそらくそういう人なんでしょう。

苦情対応のいろはをしらない哀れな人なんでしょう。

相手にしないことですね。

人に嫌われるには、これをしろ

人に嫌われたり、陰で笑われたり、軽蔑されたりしたかったら、次の秘訣を守るに限る。

「相手の話を、決して長くは聞かない」

「終始自分のことだけをしゃべる」

「相手が話している間に、何か考えが浮かんだら、すぐに相手の話をさえぎる」

デール・カーネギー

ガイドさんは職業柄、おしゃべりが好きな人が多いです。

そのおしゃべりが時に災いしている可能性もあるということをお話いたします。

ガイドは情報を売る仕事です。

しかし、ただ情報を売るだけではオーディオガイドやガイドブックで事足ります。

そこに会話があり、お互いの交流があってこそ、ガイドの価値が発揮され、そこに付加価値が生まれるものだと思っています。

相手の話を決して長く聞かない

お客様が地質の専門家で、その話をしていたとします。

自分には分からないことだらけだったとしても、相手に関心を持って聞くという姿勢が重要になってきます。

なので、「ひたすら我慢強く聞け」ということではありません。

適度に相槌を入れ、時に質問を挟み、お客様の話をより発展させる。

そうすることによって、「この人は私の話を聞いてくれる人だ」となり、こちらの話を聞いてもらえるようになります。

「目は口程に物を言う」と言いますが、聞く態度にもそれは出ます。

たとえば、オンライン会議で自分が話をしている時に、頬杖をしながら聞いていたり、背もたれにもたれて腕を組んで顎を上げて聞いている人がいたら、あなたはどう思うでしょうか?

決していい気はしないと思います。

「私はあなたの話に興味があります」という態度を見せることも重要になってきます。

終始自分のことだけをしゃべる

たまに「うちの子は・・・」といって、延々と自分の子供の話をする人がいます。

「これだけあったご飯をペロッと食べた」とか、

「こんなところは父譲りで絶対に譲らない」とか、

「〇〇にものすごく興味がある」とか、いわゆる「我が子自慢」です。

これも「終始自分のことだけをしゃべる」です。

集合写真で真っ先に探すのは誰の顔でしょうか?

人というものは自分に一番興味があります。

これが同じ子育て世代のお母さん同士であれば、その話にも花が咲くかとは思います。
しかし、他人、それもあまり知らないその子供の話をされても、たいていの人は聞いてはくれますがそれほど興味は持っていません。

人は自分が思っているほど他人の子供には興味を持ってはいません。

ガイドさんでも、お客様に喜んでもらえたという話や、いろんなエピソードを延々と話す人がいます。

もちろん、それは今後自分がガイドをするにあたって役に立つことはあるかとは思いますが、それが10分、20分となってくると、さすがに聞くのも疲れてしまいます。

人が話を聞く集中力が持続するのは3分が限度です。

たいてい、そういった人は人の反応などお構いなしに話します。

以前、ある実験(?)をしたことがあります。

ある人から電話がかかってきたので、「自慢話」が始まったと同時に一切返事をしなければ相手はどういう反応をするかというものです。

その人は、思った通りこちらの相槌は関係なしにずっと話していました。

対面であればおそらくはこうはいかないでしょうが、結局この人は自分の話したいことを話してスッキリすることが目的だったと思います。

途切れることなく延々と話し続け、言葉を挟む隙間すら与えないような話し方をする人は、自分の欲求を満たすために相手の時間を奪っているといってもいいでしょう。

相手が話している間に、何か考えが浮かんだら、すぐに相手の話をさえぎる

これ、よくうちのガイドさんでもやる人がいます。

まだ話をしているにもかかわらず、その話に上から被せて物を言う人。

そんな人は「今聞かないと忘れるから」という言い訳をします。

確かに忘れることもあるかとは思いますが、たとえばそれが会議であればメモを取っておいて、一通りその人の話が終わったら質問をするという形を取ることもできます。

また、話している人の話を最後まで聞いてみないと、その人の言わんとすることが分からない時もあります。

特に日本人は結論を最後に持ってくる傾向にあるので、本当に最後まで聞かないと分からない場合が多いです。

また、自分が質問しようとしていたことが、最後まで聞くことによって解決する場合があります。

最悪なのが、相手の言いたい事を遮って自分の話題に強引に変えてしまう人です。

たとえば、屋久島に行った時に大雨に遭って、下りで滑ってケガをして、ガイドさんや仲間に助けてもらってありがたかったという話をしたかったとします。

「こないだ屋久島に行ったんですよ」

「屋久島と言えば私も一度行った事があります。縄文杉が本当に良くって感動しました。杉と言えば、那智の大門坂にある夫婦杉も私は感銘を受けました。あれって、どっちが男性でどっちが女性か知ってますか?あれは向かって右が男性なんだそうです。何でも、昔は神様を背にして左、つまり向かって右が男性で、神様を背にして右が女性だって言われていたからなんだそうですよ。これは那智大社の神様を背にした場合、向かって右が男性になるんですよ。云々・・・」

もうこれでは「大雨に遭ってケガをした」という話はできなくなります。

これをやっている人が実に多い(笑)

そして、悪いことにそういう人はそのことにまったく気づいていません。

別にその人を直してやろうとか、指摘してやろうとは思わずに、その人の振りをみて「自分はああならないでおこう」と思い、その人を反面教師だと思って感謝しておけばいいと思います。

「相手の話を、決して長くは聞かない」

「終始自分のことだけをしゃべる」

「相手が話している間に、何か考えが浮かんだら、すぐに相手の話をさえぎる」

これらは間違いなく相手に嫌われます。

せめて、気づいた人はこれらのことをしないように心がけておくことが大切だと思います。

言葉はその人を表す

心と体は表裏一体とよく言われます。

精神状態が体調を、体調が精神状態表しています。

体の調子が良くない時に心の状態がいきいきしているなんてことはなく、逆に心の状態が良くない時(何か悩み事を抱えていたりする場合)などには、体の調子も悪くなります。

なので、両方を健全に保つことが重要です。

以前、勾玉についてお話したことがあります。
勾玉の意味とは?

勾玉というのは、あのオタマジャクシのような形をしているものが本来の形ではなく、目に見えないもう一つの「オタマジャクシ」が合わさって、円形になっているというものです。

勾玉にも、目に見えるもの(体)と目に見えないもの(心)を、両方大切にしなさいよという意味も込められているそうです。

さて、心と体は表裏一体ということはお分かりになったかと思いますが、多くの物、事においても表裏は存在します。

私は長年、ガソリンスタンドに勤めていました。
これまで幾多の車の洗車と車内清掃をしてきましたが、車内が散らかっている人の家に灯油などの配達に行った時、たいていの家は散らかっていました。

今はパソコンで仕事をすることが多くなりましたが、ファイルを無造作にデスクトップに保管(放置?)している人は、タンスの中やクローゼットの中が乱雑、またはぎゅうぎゅうに詰められています(誰とはいえません・笑)

洗濯物を無造作に干す人は、やはり他においてもズボラです。
掃除をきちんとしない人の家は部屋の中が円形にきれいです。

数え上げればキリがないですが、最も重要なことの一つに言葉遣いがあります。

よく「あの人は言葉はきついけど、根はいい人」という言葉を聞きますが、本当に根がいい人であれば、言葉遣いにも気を付けるはずです。

言葉遣いは、その人の性格を如実に表している典型例です。

ただ、職業によってはそうならざるを得ない場合もあるかとは思います。

普段から身内がメインで仕事をしている農家さんや、漁師さん(いずれも個人事業として)などは、日常でほとんど敬語を使うようなことはないでしょう。
逆によそよそしくなります。

ただ、やはりここにも言葉遣いが丁寧かそうでないかというのと、敬語を使うか使わないかということの違いはあります。

言葉遣いというのは本当に大切ですよ。

言語化・文字化の重要性

突然ですが、あなたは何か悩みを持っていますか?

人の悩みの9割は人間関係と言われていますが、あなたも当てはまっているでしょうか?

悩みは、絶えず私たちの思考に入ってきて、良からぬことや、どうしていいかも分からず、ただ悶々とすることが多いかと思います。

その悶々とした気持ちの原因って、考えたことはあるでしょうか?

案外、言葉にできなかったり、はっきりとした原因が分からなかったりしませんか?

その「言語化できない原因」や「分からない原因」の解決策のひとつが、この言語化・文字化です。

おそらく、ただ悶々と悩みについて考えている時って、頭の中だけで考えているのではないでしょうか?

私はガイド団体のリーダーとして、会員を束ねていかなければならない関係上、やはり人間関係の悩みは尽きません。

みなさんいい人ばかりなのですが、ちょっとした会員や従業員の言葉の使い方が気になったり、その逆で「何であんなことを言ったのだろう」と自己嫌悪に陥ったりすることもあります。

また、組織を運営していると、色々な考え方の人が集まってきますので、組織のルールを破ったり、ルールの穴をついてくる人もいたりします。

そういった悩みは、解決しない限り、事あるごとに頭をもたげてきて、本来やらなければならない思考の邪魔をしに来ます。

プライベートでもそのことが頭から離れず、楽しむこともできなくなります。

私はそういう状態になった時にすることが、この「言語化・文字化」です。

人間の頭の中は、常に色々な思考が巡っています。

浮かんでは消え、また浮かんでは消え・・・その繰り返しです。

思い出に残るような楽しい出来事を回想するのはいいことですが、悩みだけは百害あって一利なしです。
案外、自分を不快な気持ちにしたその当事者は、「今頃パフェとか食ってる」んです。
当の本人はまったくその人のことなど考えず、自分はその人のことを考えている。
これこそ、時間の無駄です。

なので、思考を整理するのに、一度自分の頭の中にあるものを、一度時間を取って書くことによって整理する必要があります。

悩みを抱えたままで眠ることはなかなか難しいですよね。
いくらいつも寝る時間になったからと言っても、そのことが気になって眠れやしません。

その場合にも、この言語化・文字化はオススメです。

まず、自分が悩んでいることを思いつくまま書き出します。

私はよく、ワードのアウトラインを使いますので、キーボードでも効果はあります。

自分はいったい、何に悩んでいるのか、頭ばかりで考えれば考えるほど、迷宮入りする場合があります。
それは、悩みや思考というのは目に見えないからです。

なので、そのごちゃごちゃになった思考を一旦紙に書き出して「視覚化」します。

そうすることによって、自分がいったい何について悩んでいるのかが整理され、よく分かるようになります。

原因が分かれば、次に「その原因を作った原因」について、やはり紙に書き出します。

リッチ・シェフレンの言葉に、「問題は、その一つ前の段階にある」という言葉があります。

まさに、悩みを作っているのは、その一つ前に原因があります。

その「原因の原因」が分かれば、次に「では、どうすればそうならないようにできるか」「次に同じことが起こらないようにするにはどうすればいいか」ということを考えます。

そうして、どんどん自分の考えを視覚化していくことによって、原因究明とその対策を練ることができますので、気持ちも随分と楽になります。

組織であれば、新たにルールを作るなどすれば、問題の再発は起きにくくなるでしょう。

頭の中でごちゃごちゃになっていた思考が整理され、スッキリすることで眠りにもつくことができます。

以前私も無理やり寝ようとしたのですが、やはり眠れなかったので、思い切ってこの思考の整理をやってみました。

夜が遅くなって睡眠時間が削られはしましたが、その後はぐっすり眠ることがきたので、眠れずに布団の中でイライラするよりは、かえって質の高い睡眠をすることができると思います。

面倒だとは思わずに、だまされたと思って一度時間を取って書き出してみることをお勧めします。

心無いことを言ってくる人や、問題が起こった時は、それらが自分の成長の糧になったりします。

今は難しいかもしれませんが、そういう人や問題は、自分を成長させてくれる磨き砂のような存在なんだという思考に切り替えることができれば、むしろ感謝できるようになります。

「感謝に敵なし」です。

あなたは頑張っていますよ。

神様はちゃんと見てくれています。

否定をしないことの大切さ

人というのは、自分を成長させてくれるありがたい存在です。

今からお話する内容も、特定の人を攻撃するという意図はまったくありません。

むしろ、自分を成長させてくれた存在で、感謝でさえあります。

そのことはご了承ください。

「今は妻とはほぼ別居状態なんです」

「でも、週末に帰ってくるんですよね?」

最近あった会話です。
たまたま事例として覚えていたので例に出しましたが、この会話を見てどう思われたでしょうか?

相手の事を知ろうとする姿勢の大切さ」でも少し触れましたが、この「でも」という言葉は相手に良い印象を与えません。
最悪、その人の人格まで否定された気分になり、心を閉ざしてしまうかもしれません。

現在、妻は仕事の関係で我が家から離れた実家で暮らしながら通勤をしているため、休日の週末にしか帰ってきません。
相手はそのことを知っているので出た言葉なんでしょう。

本人にその気がないかもしれませんが、この「でも、週末に帰ってくるんですよね?」は「週末には帰ってくるんだからいいじゃないか」と取られるかもしれません。

「旦那とは週末婚がいい」という人は別にして、もし、これが逆の立場であったなら、あなたはどう思ったでしょうか?

配偶者が週一回の土日に帰ってくるという状況は、特に子育てで忙しい家庭の場合、いい状況と言えるでしょうか?

ただ、週末婚がいいという人もいると思いますので、今のは良い例ではなかったかもしれませんね(笑)

では、これはどうでしょうか?

「今日はしなければならないことがいっぱいで・・・」

「でも、明日休みですよね?」

こう言われれば、「お前は明日休みだから、今日やることがいっぱいあってもいいだろう」と言っているように取られてもおかしくはないでしょう。

「私、コーヒーが好きで毎日3杯飲んでいるですよ」

「でも、カフェインの摂りすぎは良くないって、この前テレビで言っていましたよ」

相手を思いやって発した言葉でしょうが、やはり言われた人はいい気がしないでしょう。

このように、「でも」という言葉は相手を頭から否定することになります。

最初の話者に共通して言えることは、相手に共感を求めていることが多いということです。

その意図が分からないと、先述のように「でも」を使って相手を否定してしまって反感を買うことにもなりかねません。

そもそも、「でも」に続く言葉は否定的になります。

「伝え方しだいで」で人生は思い通り 神トークの中でも、この「でも」という言葉は自己重要観を傷つける言葉だとも紹介されています。
否定されると人は傷つき、その経験から、また傷つくことから無意識的に避けるようになるそうです。

しかし、この「でも」は結構曲者です。

使っている本人が無意識で使っている場合が多いのです。

出典が何の本かは忘れましたが、「今あなたは3回『でも』と言いましたね」と指摘してあげるといいと書いていました。

なかなか根気の要ることかもしれませんが、効果はあると思います。

本当に本人は無意識で使っていますからね。

「マイナスのD」と「プラスのD」

私のバイブル・朝倉千恵子さんの「運を整える」でも、この「でも」は「マイナスのD」の言葉として紹介されています。

「でも」「だって」「だけど」「どうせ」

これらの言葉に続く言葉はやはり否定的になります。

では、マイナスの言葉が出てしまった場合はどう対処すればいいでしょうか?

朝倉さんは、「プラスのD」を使うようにアドバイスをされています。

そのプラスのDとは「だからこそ!」です。

この「だからこそ!」は、ネガティブになりそうな思考をプラスに転換することができる言葉だそうです。

「だからこそ、あなたにできる最善を尽くしませんか?」

「だからこそ、チャレンジしませんか?」

「あぁ、疲れた・・・だからこそ、しっかりお風呂に入ってリフレッシュしよう!」

という具合に、「だからこそ!」は、マイナス思考になりそうな時に「方向転換」をする非常にいい言葉です。

しかし、そうはいっても人というのはネガティブな言葉を発してしまうことがあります。

それに気づいたら

「~と思っていたけれど、今日はこうしよう」とか、

「〇〇さんのこと、嫌いだなんて言っちゃったけど、いいところもあるよね!」

という具合に、最後にプラスの言葉で締めると良いとも書かれています。

これは「ピークエンドの法則」を利用したものだと思います。

ピークエンドの法則とは、物事のピーク(絶頂)だったことが、どのように終わったのか、人はそれだけで判断する、という法則です。

「伝え方しだいで」で人生は思い通り 神トークでも、「人は、出来事の最後の印象に左右される」というメカニズムがあるからだとも書いています。

デート中は楽しくても、最後に大げんかした時の印象はどうでしょうか?

最後の大げんかの印象が残り、残念な一日になります。

失望したまま、ネガティブな言葉で一日が終わったら、その一日の印象はどうでしょうか?

良くも悪くも、最後にそれがどう終わったかによって決まる、というものです。

ならば、最後は「ハッピーエンド」で締めくくりたいものです。

良い意味の「でも」

先述の「だからこそ」も最強のプラスDの言葉ですが、その「でも」も時にはプラスの言葉に転じる場合があります。

あぁ、今日は忙しくて疲れた・・・でも充実している!

明日のプレゼン、不安やなぁ・・・でもベストを尽くそう!

今日は事故に遭ってツイてなかったなぁ・・・でも奇跡的にケガがなくて良かった!

これらの「でも」は、はじめのネガティブな言葉を打ち消しています。

ネガティブな言葉を使った後の「でも」は、ピークエンドをもたらします。

言霊の力

旧約聖書・創世記1にはこう書かれています。

1 はじめにかみてんとを創造そうぞうされた。

かたちなく、むなしく、やみがふちのおもてにあり、かみれいみずのおもてをおおっていた。


かみは「ひかりあれ」とわれた。するとひかりがあった。


かみはそのひかりて、しとされた。かみはそのひかりとやみとをけられた。


かみひかりひるづけ、やみをよるづけられた。ゆうとなり、またあさとなった。だいにちである

神が昼と夜をつくられた時、「光あれ」という言葉は発しています。

言葉は「言霊」と言われるように、魂が宿るともされています。

魂が宿るゆえに、発した言葉にも力があり、それが現実に向かって動き出します。

ネガティブな言葉を言えば物事はネガティブに、ポジティブな言葉を言えばポジティブに、良くも悪くも発した言葉の方向に動き出します。

そうは言っても、様々な人と接する中で、嫌な局面に遭遇してしまうこともあるでしょう。

その時たとえば、「この野郎!」と発してしまった場合。

心理カウンセラーの masa さんの著書「願い事がどんどん叶う「奇跡の言霊」神様とシンクロする方法」の中で「今のナシ!キャンセル、キャンセル」と言えばいいと書かれています。

もしネガティブな言葉を言ってしまった後でも、「キャンセル」すれば大丈夫です。

こちらの記事もご参考にされてください。
嫌われる人5選

相手の事を知ろうとする姿勢の大切さ

私はイチゴ・クリームが大好物だが、魚は、どういうわけかミミズが好物だ。
だから魚釣りをする場合、自分の好物のことは考えず、魚の好物のことを考える。イチゴ・クリームを餌に使わず、ミミズを針につけて魚の前に差し出し、「1つ、いかが?」とやる。

ーデール・カーネギーー 人を動かすより

「最近は登山にハマっています」

「そうなんですね」

(終わり)

たまにこういう会話があったりします。

最悪、無反応で返事すらない時があります。

自分に興味がないものについてはまったく無関心で、質問すらしない人っています。

相手がせっかく打ち解けられるきっかけを与えてくれているのに、そのチャンスを逃しているかもしれませんよ。

これはどうでしょう。

「最近登山にハマってるんですよ」

「そうなんですね!登山はしたことないんですが、面白そうですね!よく行く山とかありますか?」

「最近は近所の◯◯山に良く行きます。今度屋久島に行くのでトレーニングもかねて」

「屋久島に行くんですか!いいなぁ!私は行ったことはありませんし、体力もないので行きたくても行けないでしょうね」

「私も今回初めてなんですが、体力的に不安で・・・雨も多いと聞いたので、安全面を考えてガイドをお願いしようかと思っています」

「そうなんですね。登山に行く時はいつもガイドをお願いするんですか?」

「いやぁ、実は今回が初めてなんですよ。初めてづくしで不安でいっぱいですが・・・〇〇さんは、何か趣味とかあるんですか?」

相手に「ミミズ」を与えている会話ですよね。

これは極端な例かもしれませんが、何を言いたいかと言うと「私はあなたに興味を持っていますよ」ということを相手に分かってもらうことの重要さです。

色んな話題を提供してくる人も、結局は「自分に興味がある話題」であったりします。

自分視点なんです。

人は自分の話をしたがるものです。

自分の話を聞いてくれる人、共感してくれる人には、返報性の法則が働きます。

返報性の法則とは、何か相手にしてもらった時に「こちらも何かお返ししなければ」という心理が働くことを言います。

スーパーの無料試食や、駅前で無料で安い景品を配りまくっておばちゃんたちの心をつかんだあと、会場に連れて行き、高価な羽毛布団を売りつける詐欺なんかも、この返報性の法則を利用しています。

相手の話を聞いてあげ、返報性の法則が働くと、こちらの話も聞いてくれるようになります。

すると、お互いの会話が弾み、お客様との距離が縮まります。

中庸であることも大切

そして、いかに業務を真面目に遂行しても、ただ真面目に淡々とやっているだけでは相手に喜んでもらえません。

チャランポランはいけませんが、真面目すぎるのも相手に魅力がないと感じられてしまいます。

真面目ジメジメ・・・(斎藤一人さんの言葉ですよ。私が言っているのではありませんよ)

硬すぎるのは良くありません。

緩すぎるのも良くありません。

何でも中庸です。

人間、少しくらい緩い方が魅力的になるものなんですよ。

隙のない、完璧な人とは距離を置きたくなりませんか?

相手も気持ちは同じ

さて、これは実際にあった話ですが、お客様から何かスポーツをやっているのか?とよく聞かれました。

熊野古道を歩きに来るような健康志向の強い、トレッキング好きのお客様からすれば、当然の質問です。

「私は空手と古武道をやっています」と言ったら、本当に色々質問してきます。

もう鬱陶しいほど(笑)

逆にうちの会員さんや、周りの人は、質問はおろか、まるで聞いていなかったかのように無反応を決め込む人もいます。

空手について質問されたことはまったくありません(笑)

あ、一人だけいました。

みなさん、よくご存知なんですね!(笑)

だから質問しないんですよね?

ガイド中、空手のことについて聞かれた事がある人もいると思います。

その時にどう答えたんですかね?

話がそれましたが、質問をしてくるということは、お客様も私と打ち解けよう、知ろうとする努力をされているからです。

相手もこちら側と同じ気持ちです。

それを、自分が興味ない、あるいはその知識がないからと言って「そうなんですね」とか、最悪な場合、無反応な対応で終わる人に限って、知識に偏りがあるがゆえに騙されたりします。

「その話は怖いから、聞かなかったことにしよう」などと言って、知らない情報にフタをすると、後でとんでもないことが起こったりします。

なぜなら、その話が詐欺の情報であったなら、人を騙そうとする手口を知らないことになるからです。

無知ほど怖いものはありません。

知らなければ、知ろうとしてください。

・・・何も「私のことをかまってください!」と言っているのではありませんよ(笑)

業務をただするだけでは極論、オーディオガイドで事足ります。

あるいは「道中にある説明板を読んでください」で事足ります。

相手が人間である以上会話があり、その人にしかないストーリーもあるからガイドとしての価値があるんです。

AIが最近幅を利かせていますが、ガイドがAIに取って代わるようなことはないと思っています。

なので、相手の興味のあることや主張も聞いてあげてください。

たとえお客様の主張が間違っていても、まずは共感してあげることです。

ここでいう共感することとは、同意するということではありません。

「あなたはそう思っているんですね。あなたの言っていることを理解しましたよ」という意思表示をしてあげてください。

「でも」「だって」を使って頭から否定すると、相手は自分の人格まで否定された気分になり、心を閉ざします。

否定と議論(特に論破)はご法度です。

「負けて勝つ」という気持ちが大切です。

それでも地球は回っているんです。

間違っている人には、そのうち気付きを得るようなことが起こります。

相手に失礼のないように

「お前は懐いてけーへんからな・・・」

高校を卒業して和歌山市で就職した時、同じ郷里の大先輩からボソッとこう言われたことがあります。

もうかれこれ30年以上前の話ですが、今でも鮮明に覚えています。

私はスナックなどに酒を飲みに行くことが嫌いだったので(食わず嫌いです)そういうところに連れて行かれるのが本当に嫌でした。

ある日、誘ってくれたその先輩に向かって「もう帰ります」と言って、店から歩いて帰ってしまいました。

もう時効なので言いますが、その先輩とは同じ寮に住んでいて、すでに仲間と飲んで出来上がった状態で誘われ、フラフラの飲酒運転でスナックに連れていかれ、店では大騒ぎ・・・

こんなこともあって「もう嫌や!!」となった背景はありますが、やはり長い目で見れば本当に失礼なことをしてしまったと反省しています。

ここまでとはいかなくても「早く帰りたいオーラむき出し」も同列です。

相手にはそれが伝わっています。

伝わっている時点で失礼にあたります。

そのうち誘ってくれなくなります。

お酒の誘いを断るなんて私には信じられないことです。
単に酒好きだから言っているのではありません。
目上の人から酒の誘いを断ることはみすみす自らチャンスを逃しているのと同じことだからです。
「成功できなくても構いません」と言っているようなものです。


酒の誘いを一回断ったくらいでそこまで大袈裟に言わなくても、と思う方もいるかもしれません。
では伺いますが、あなたが誘う立場だったとして、一度断られた相手をもう一回誘う気になりますか?
ならないでしょう。
つまり、一度でも誘いを断ったらその人との親密な関係が、その瞬間になくなることを覚悟しなければならないということです。

ー國分 利治ー 地道力より

当時は「何で仕事の仲間とプライベートの時まで付き合わんとあかんねん。仕事だけやっといたらええやろ」とか「こんなことよりギターの練習したいねん」とか思っていました。

しかし、今思えば「あの時、もっと先輩の好意に甘えておけばよかったな」と後悔しています。

先輩も、やはりこちらと打ち解けたかったのだと思います。

特に同じ郷里だったので特別可愛がってやりたいと思っていたのでしょうね。

何も嫌いな人間をわざわざ誘ったりはしませんから。

自分のことや、その先輩の色んなストーリーを話したり聞いたりして打ち解けるチャンスを自ら断ってしまったことは後悔しかありませんでした。

仕事ももっとやりやすくなっていたでしょうね。

あの時は、ギターの練習とか、ドラクエとか、目先のことだけしか考えておらず、長期的な視点を持つことに欠けていました。

それからその先輩は二度と私を誘ってくれなくなりました。

今度は上の立場になって、つくづくその先輩の気持ちを実感しています。

ガイドでは、お客様といられる時間は非常に限られています。

その中で、いかにここ(和歌山)での体験を印象付けるかは、ガイドにも大きな役割があります。

自分ばかり話すのではなく、ぜひ相手にもしゃべらせてあげてください。

そして共感しながら聞いてあげてください。

話の切れ間にお客様が話した単語を繰り返すだけでも効果はあります。

そして、できればお客様が話されていることについて質問を入れてください。

話がさらに深くなって理解不能になる時がありますが(笑)

でも、「相手を理解しよう」「打ち解けよう」という姿勢は必ず相手にも伝わります。

「嫌やし興味のない話やけど、付き合ってあげよう」とか

「お客様と晩ご飯かぁ、面倒くさいなぁ」

という気持ちも相手に伝わります。

人間関係は、形だけで相手を満足させられるような、そんな易しいものではありません。

気持ちも非常に重要です。

無反応は最悪です。

「面倒くさい」という言葉も私は大嫌いです。

しゃべりっぱなし、聞きっぱなしはどちらも疲れます。

適度にその役割を交替しながら、お客様との距離を縮めていってください。

そして「私はあなたと一緒にいられて嬉しい」という気持ちを持って接してください。

・・・「犬のように相手の顔を舐めろ」とか「体と摺り寄せろ」とか言っているのではありませんよ(笑)

そして、「説明そっちのけでお客様と会話をしろ」と言っているのではありませんよ、念のため。