ガイド日誌2016年3月22日

高原より

今日は8日間スルーガイドの2日目からです。

滝尻~高原の注意点

滝尻~高原は、コース的にきついですが、距離が短いので、ゆっくり上ればほとんどの方は完歩できます。

注意しなくてはならないお客様は、喘息持ちの方です。

今回のグループでは喘息持ちの方はいませんでしたが、私は過去に2回、喘息持ちの方のリタイヤを経験しています。

戻るかそのまま行くかの判断は、最低でも滝尻王子から約500メートル上った寝不王子で決定します。
それ以上行くと、引き返すのも遠すぎて危険を伴います。

また、お客様と下りる時は、お客様を先に行かせ、ガイドは後ろからお客様のリュックをつかんで下りると、お客様の転倒の可能性を低くすることができます。

2016年3月22日

天気:晴れ
コース:田辺駅=滝尻王子~高原

胎内くぐりは、トライされない方もいらっしゃいましたが、気に入っていただけました。

すでにサンティアゴ・コンポステーラを踏破された方がいらっしゃったので、熊野古道のと共通巡礼手帳を差し上げたらよろこんでいただけました。

霧の里高原はみなさんに好評でした。

【スケジュール】
10:00 田辺駅でお客様とミート
10:15 田辺駅発
10:53 滝尻着
12:30 剣ノ山(昼食)
14:30 霧の里高原着

滝尻王子~剣ノ山までは約1時間

滝尻王子から、いきなり約1kmの急坂が始まりますが、頻繁に休憩を入れながらゆっくり上って、所要時間は約1時間です。
厳密にいうと1時間10分が大体の平均です。

休憩の時に何か話す時は、まず水分補給の促しと、お客様の息を整えてからにします。
お客様に聞いてもらえる態勢にしてからでないと、あまり聞いてくれないからです。
ただし、少し息を整える程度の休憩であれば、いきなり話しても大丈夫です。

ちなみに、ここでの最短記録は30分です。
ノルウェーからの若い男性2人組でしたが、やはり相当体力がありました。
ただし、熊野古道歩きは、もちろんタイムトライアルではありませんので、きちんとガイドのペースにあわせていただくように促すことも必要だと思います。
でないと、説明もできませんからね。

滝尻~高原の平均所要時間は2時間30分

この日は、大きなトラブルもなく終わりましたが、平均2時間30分のところを3時間30分かかっています。
普段は午後出発が多いので、お客様はすでに昼食を済ませている場合が多く、道中で昼食を食べることはあまりありませんが、今回は午前出発だったので、道中で昼食を取っています。

その時間約30分を引いても、少しペースが遅いですね。
8人いれば仕方のないことだと思います。

自分の部屋でお客様対応

お客様との食事が終わり部屋に戻った時、電話がかかってきました。
電話の主は当時の理事からで、「急ぎの問い合わせが来ているのに対応をしていない。早くしろ」という内容でした。

当時は事務とガイドを兼任していましたので、こういったことは日常茶飯事でした。

メールの存在は知っていましたし、もちろん部屋に戻ってから対応する予定にはしていましたが、翌日のことも考えなければいけないところにこれが積み重なってくると、なかなかの重労働でした。

ガイドはガイドに、事務は事務に集中するシステムを作らないと、身が持たないと思っていました。

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