今回のガイドの反省と課題①

昨日、3月以来久しぶりのガイドに行って来ましたが、けが人が出たためなかなか大変な一日となりました。
自分の力のなさを痛感させられた日であり、史上2番めの出来の悪さでした。

国籍はもちろん(?)日本人。
人数は10名、コースは継桜~本宮大社という内容でした。

今回は他団体様より行ける人がいないので助けてほしいとの依頼を受けたものです。

反省・課題としては
◯状況判断の点で、もう少し機転が利くように練度を上げる必要があった
◯周りの意見よりも自分の意思で動くことが必要
◯当法人で代わりに依頼を受けたということをお客様に伝えてもいいものなのかどうか、他団体さんに確認を取っておくべきだった
◯共通巡礼達成時の太鼓の儀のことをしっかりと確認しておくべきだった
◯ガイディングの勘が鈍っていたことが否めなかった
◯携帯不通エリアの早期改善
でした。

ひとつずつ深掘っていきます。

状況判断の点で、もう少し機転が利くように練度を上げる必要があった

三越峠を下っている時、「事件」が起きました。
一人が足を滑らせてコケたのですが、その時に足首を捻ってしまったようでなかなか立ち上がることが出来ませんでした。
お客様の中に看護師さんがいたことが幸いしました。
私も足首の固定くらいはできますが、慣れた方に処置をしてもらう方がいいと判断し、その方に三角巾とテーピングテープをお渡しして足首の固定をおまかせしました。

しかし、靴下を脱いだその足を見た瞬間「あ、これは折れているかも」と思ったその直感に従うべきでした。

どういうことかというと、救急車の要請です。

三越峠の下りから電波状態が悪くほぼ圏外でつながりませんが、三越峠を下り始めて約10分だったので、今来た道をもどって三越峠まで戻れば電波が通じるスポットがピンポイントであるからです。

三越峠まで救急車で来てもらい、担架で運んでもらった方がよかったのではと思いました。

今日、本宮の消防にこのような場合はどのように傷病者を搬送するのか確認をしました。
回答では、傷病者をおんぶするか、担架で引いて運ぶ方法などがあるということでした。
また、救急車に三越峠まで来てもらって傷病者を救出するという方法も「全然あり」という回答でした。

ただ、それが下り坂のどのあたりなのか、下から行くほうが早いのか、上からの方が早いのかで判断も別れるかと思います。

救急の要請で重要なのは番号道標での把握です。
三越峠がちょうど53番で、下りきってからしばらく歩けば56番が出てきます。
なので、あの長い下りは54番と55番があるはずなんですが、ちょっと記憶が定かではありません。
54番が見えていなければ、文句なく上からの方が早いかと思いますが、やはり記憶が定かではありません。

三越峠の下りの距離がどれくらいで、それぞれの番号道標から三越峠の距離と時間、下り坂が終わる道の川集落の距離と時間を的確に把握している必要があると感じました。
この点があやふやなので、近日中に確認をしてきます。

また、お客様も救急車は呼んで欲しくないとおっしゃいましたが、背に腹はかえられません。
強引にでも救急車を呼ぶ方が良かったのではと反省しています。

結局、足首固定とトレッキングポールでゆっくり下ってもらいました。

次は病院探しです。
しかし昨日は土曜日。
道の川集落ですこし電波が入ったので本宮消防署に、どこの病院が休日対応をしてくれるのかを聞いたところ、本宮はすべて休診で、新宮の医療センターか南田辺医療センターしかないとのこと。

次はタクシーの手配です。
ここでも機転が利かないというか、ダメダメな対応をしてしまいます。
まず、なるべく歩かせないようにするため、タクシーには林道の入り口まで来てもらうようにお願いせず、発心門休憩所でお願いしていまったこと。

林道から道路に出て、発心門王子まで約20分、アスファルトの道を歩くことになってしまいます。
アスファルトの道を歩かせることは、足を傷めている人にとっては苦痛でしょう。

次に運賃を聞くことを忘れてしまったこと。
診察が終わってから宿まで帰って来なくてはならないため、帰りの運賃の確認も必要でした。
その前に、お客様がクレジットカードを持っているか確認すれば、この運賃確認の作業は必要ないかもしれません。
そういったことが思考停止状態でした。

第一交通に電話をしたところ、本宮に1台だけあるタクシーがちょうど出払ったところで1時間ほどは帰ってこないとのこと。
新宮から来てもらうのも約1時間かかるので、お手上げ状態。
そうはいっても仕方ないので新宮から来てもらうことになりました。

林道の出口で工事をしている人を発見。
その方に、けが人がいるので発心門休憩所まで送ってもらえないかお願いをしたところ、快く引き受けてくれ、さらにはまだ林道を歩いているその人を迎えに行ってくれました。

山本組の方、本当に感謝です。

発心門に到着後ほどなくタクシーが来て無事に病院まで送ってもらいました。

数時間後そのお客様から「骨折していた」という連絡がありました。
結局、新宮医療センターで一泊をして、身内の方に迎えに来てもらう形で離団されました。

本当に残念でした。

次に続きます。

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