ウイグルについて⑭

無神論教育

中共はまた、ウイグル人に対してプロパガンダを擦り込み、マルクス主義的な宗教観を植え付けました。

マルクス主義的な宗教観とは何かというと、「宗教というのは麻薬と同じで馬鹿なことである」ということです。
宗教を信じることによって民族は滅んでしまうんだ、いずれ消えていく運命にあるのだから、先に自分の方から民族のアイデンティティを否定しなさいということです。

この考えをもっとウイグル人に植え付けようとしました。

祖国(チャイナ)の統一の思想を植え付ける

東トルキスタンは古来より中華民族の一部だったのだから、独立運動をするとか、独立を主張するということはおかしなことなのだ、ということです。

党の幹部を無神論者にする

中共の一員であるからには、お前は無神論者なのだという考えを植え付けます。
こうして、彼らの宗教活動を禁止します。
もし、イスラムの信仰を堅持するのであれば離党させます。
ウイグル人の幹部に無理やり豚肉や中国料理を食べさせたりして無神論者を育てます。
そのウイグル人を使って、さらに他のウイグル人たちに無神論教育をして洗脳します。

学校に対する宗教の影響の徹底除外

学校教育は国家が完全にコントロールして、ウイグル人は自分の考えを学校に持ってきてはいけないと決められます。
ウイグル人はイスラムの国であり、過去に多くの有名人がいましたが、彼らの肖像画や言葉を教室に掲げていましたがそれらをすべて外されてしまいます。

海外との交流の規制

海外からウイグルの学校への交流や、ウイグル人が海外へ渡航する際は、宗教などの敏感な問題に関わった場合には、国家の認定が必要です。
政治的な背景があったり、私費で留学すること、国境付近の学校も海外との交流は禁止です。
政治的な背景とは、その生徒の身内がウイグルの独立運動に関わったなど、反政府的な活動に携わった経験のある人々のことを指します。

文化的・宗教書籍の出版・編集の管理強化

文化的・宗教的な書籍の発刊は禁止です。

国家安全機関における工作の措置

国家安全機関とは、警察、国家安全、検察、裁判所、人民解放軍、武装警察の6つの機関の総称です。

これらを使って彼らの能力を強化しようとしています。
警察、国家安全、人民解放軍の情報部隊は互いの協力を強化して、内外の敵対勢力の調査・研究を行います。

南ウイグルを中心に敏感な問題に対する情報のネットワークを構築する

深層的、内部的、事前情報発見的性質のある情報を正しく入手するということです。
深層的、内部的ということは、ウイグル人一人ひとりの心の中に入って行かなくてはならず、彼らが何を考えているのかを知るためには、至近距離から彼らを見なければなりません。
この考えが、大規模なウイグル人の強制収容に繋がります。

敵対勢力に対する偵察

敵対勢力を調査して、彼らに打撃を与えるということです。
ウイグル人はすでにこの「敵対勢力」になっています。

国境警備・入国審査の強化

国外の敵対勢力の武器弾薬、人員の入国、内外分裂主義者の連絡などを厳しく取り締まります。

こうして、ありとあらゆる反逆の可能性をなくす方策が取られています。

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