マスコミの役割と責任

現在、県の地域通訳案内士養成の現場研修の講師をさせていただいています。説明において普段心がけていることは、一つの説のみを伝えず、AとBの最低2つをなるべく用意するようにしていることです。

これは、私の考えを押し付けるというものではなく、受講生のみなさんに一つの説だけではないということを知ってもらい、多角的に物事を判断してもらうためです。

このことは何も現場研修だけではなく、あらゆるシーンにおいて言えることです。

どちらか一方の言い分だけを聞いて判断することは大変危険です。

Aではこう言っているけど、Bという見方もある。Aさんの話を聞いて「ひどい」と思ったけど、Bさんの話を聞いて「そうでもないな」と思った。
など、最低でも2つの言い分や見解に触れないと見えて来ない部分があります。

今般の新型コロナの「感染爆発」についても、テレビ・新聞・ラジオでは
「怖い怖い」
「風邪だと思うな、油断するな」
「感染者が過去最大」
「感染を止めるにはワクチンや人流抑制だ」の一点張りです。

・・・最近は「人数制限」に変わってきてはいますが、たいして変わりはありません。
そんなことで感染が止まれば苦労はしません。
そして、「ただの風邪」でも重症化する人はたくさんいますので油断などしていません。
でも、いわゆる「感染」は広がっています。

一方、

「感染者はこれだけ出ていますが、重症化率は〇〇%です」とか、
「PCR検査数〇〇件に対して、陽性者数は〇〇人です」とか、
「重症化してエクモで集中治療を行っている患者は現在〇〇人です」とか、
「自己免疫力を高め、軽度に曝露して自然免疫を獲得しましょう」などという情報は皆無です。

ピークアウトの兆候

ちなみに、「感染者」が過去最高と言っていますが、1日のPCR検査数はどれくらいあるかご存知でしょうか?
1月31日は 249,977人です。
PCR検査実施人数(国内の発生状況など)厚労省HP

また、ここ一週間の全国の「感染者数」の推移を見ると

2022/1/2562489
2022/1/2671528
2022/1/2778760
2022/1/2881738
2022/1/2984848
2022/1/3078018
2022/1/3160742

となり、1月29日をピークに減少傾向にあります。
和歌山県も同様の傾向にあるようです。   
1/25 303   
1/26 347   
1/27 490   
1/28 595   
1/29 448   
1/30 471   
1/30 318

28日をピークにやはり減少傾向です。
この数字を見る限り、これまでの第5波までの傾向から考えると、おそらく急速に収束するものと思われます。

こうしたデータを、自分から取りにいかなければならないという時代です。
人々を煽ることしか知らないマスコミの役割と責任が問われます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA