日本書紀というのは一環しているところがあり、日本は稲作を中心とし国家であるということが全体の不動のテーマになっています。
なぜ稲作が中心としければならないのかというと、日本は災害の多い国だったからです。
その災害に対して、日本の天皇はいかに戦って来たか、一般に人々がいかに戦って来たのか、様々な利害関係や争いがありましたが、一般庶民が豊かに平和に暮らしていくため、米作りを柱として天皇を中心とした人々がどのようにして乗り越えていったのかが描かれています。
なので、日本書紀はテーマがはっきりしているのでわかりやすいですし、記述も論理的です。
たとえば、Aの出来事、Bの出来事、Cの出来事が関連付けられて書かれています。
日本書紀は、伊達に40年かけて作られた本ではなということが分かります。
古事記と日本書紀の編集目的の違いですが、古事記に関しては稗田阿礼が暗誦したことを太安万侶が筆記して元明天皇に提出して完成したと伝えられています。
これが712年。日本書紀よりも8年早く出版されました。
古事記とは、世界がどのようにして始まり、日本人はどこから始まったのかということを明確にし、我が国の根幹とは何か、天皇の知らす(治らす)国だということを上中下の3巻で著したものです。
大日本帝国憲法は、古事記がベースで創案されました。
