今回のオススメ書籍は、内海聡さんの著書、「その油をかえなさい!」のご紹介です。
植物性油脂と聞いて、みなさんはどのような印象をお持ちですか?
多くの方は「健康にいい」という印象を持たれていると思いますが、植物油脂にも種類があり、その種類やとり方を間違うと、それが毒にもなりえます。
著書では、植物油脂よりもむしろ動物性油脂をとることを推奨しています。
その理由は、実際に著書をお読みになって確認をしてください。
個人的に印象に残ったところをピックアップしてご紹介します。
- 油脂は選び方、とり方によっては毒にもなり得る
- 糖質、タンパク質は1グラムあたり約4キロカロリーに対し、脂質は約9キロカロリー。一見、脂質の方が太りやすいと考えてしまいがちだが、脂質は体内でもっとも効率的に利用されやすい
- コレステロールには善玉も悪玉もない
- オメガ6とオメガ3の働きは正反対。オメガ6は血液凝固作用、血栓促進作用、炎症促進作用、アレルギー促進作用、オメガ3はその反対の作用が働く
- どちらも必要な脂質だが、現代人はオメガ6の比率が圧倒的に高い状態
- オメガ6もオメガ3も熱に弱く、加熱調理をすることで毒になる。理想は生でとること
- 絶対に避けるべきは、スーパーなどで売られている出来合いの揚げ物
- 悪い油とりつづけたら、いずれ病気になる。その治療のために莫大にお金がかかるのであれば、いい油にお金をかけたほうが安上がり
- 加熱調理するならオメガ9
- パーム油はトランス脂肪酸に匹敵するほど有害。本来は石鹸用。
- 「植物油脂」は「健康を害するサイン」
- ベジタリアンは動物性油脂をとらないため、肌や髪の色艶がない
- 肉や魚は、とり方に気をつけなるべく生に近い状態で食べる
他にも、病状によって、どの油が原因で起こっている可能性があるのかというところまで書かれています。
目次
健康になりたいなら、まずは油を見直しなさい!
生きていくうえで欠かせない脂質
「油脂は太る」は大間違い
脂質は、どんどん体内で「燃やされる」
▲エネルギー源としての脂質
▲さまざまな脂肪酸がエネルギーに
「白米」より「肉」を食べたほうがいい理由
脂質がないと、ビタミンも取り込まれない
体の大部分が脂質でできている
最低限、押さえておきたい油脂の知識
▲飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
▲一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸
▲長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸と短鎖脂肪酸
「トランス脂肪酸」は何が悪い?
アトピー、花粉症からガン、認知症まで-油を替えると病気が防げる、直せる!
コレステロール値は、「高め」の方が健康
「悪玉」も「善玉」もないコレステロール
正反対の働きを持つオメガ6とオメガ3
油脂を替えると防げる病気、治せる病気
▲アトピー・花粉症・喘息-アレルギー反応を起こす油をやめればいい
▲心筋梗塞・脳梗塞-血液をドロドロにするトランス脂肪酸が根本原因
▲認知症-「油でできている」ともいえる脳の健康も、油脂が決め手
▲うつ病-脳は油のかたまり。やはり油脂が鍵
▲ガン-ガンを促進する油脂と、ガンを抑制する油がある
▲糖尿病-なぜ「悪い油」が血糖値を上げてしまうのか?
▲肥満-不自然な油は体内で利用されずにたまり続ける
現代の毒は「脂肪」にたまる-脂肪解毒のすすめ
使い方・選び方で毒にも薬にもなる「植物性油脂」
「植物性だから健康的」は大間違い
よく使う「サラダ油」が病気を作る?
現代人が全然足りていないのは「オメガ3」
オメガ6を敵視するのは間違っている
必須脂肪酸は、本当に「必須」なのか?
身近に溢れているトランス脂肪酸
知らないうちに大量摂取している?怖いパーム油
加熱調理するなら、オメガ9
「健康な油」オリーブオイルの落とし穴
製造法、原材料・・・植物油には危険がいっぱい
近ごろ流行のココナッツオイル、是か非か?
今こそ、見直されるべき動物性油脂の”効能”とは?
動物性油脂を敵視するのは間違っている
なぜイヌイットは病気にならないのか?
肉も魚も、やはり「生」に近いほどいい
動物性タンパク質は消化・吸収が早い
「きれいな動物性油脂」がわかるキーワード
動物性食品を避けるベジタリアン、粗食、マクロビは、かえって不健康
「加工肉」には要注意
酸化しにくい飽和脂肪酸は、加熱調理に向いている
体を劇的に変える油脂のとり方・選び方
では、「どの油脂を、どのように」とればいいか?
【リスト-健康に役立つ油脂選びの手引き】
内海家とクリニックで実践している「油脂のとり方」
レシチン-特に脳には重要な油脂
なんでも”ほどほど”がいい
自分に本当に合う油脂は、自分の体にしかわからない
個人的には、「白米よりも肉を」というところにはあまり納得がいっていませんが、それを差し引いても、十分に勉強になる一冊です。
ぜひ一度読んでみてください。
