大辺路研修【八郎峠】

大辺路刈り開き隊隊長・上野さんのご案内で、今回は八郎峠を歩いてきました。

以前に同会のイベントで参加したこともあり、自身でも歩いたことはありましたが、個人的にはこのコースは大辺路の中でも特に好きで、何回でも歩きたくなるコースです。

大辺路は多くの部分が国道になっていたり、JRによって破壊または分断されていますが、古道が残っている箇所では自然林が多く、中辺路と違って鳥のさえずりがよく聞こえ(時にはうるさいくらいに聞こえ)ます。

今回は前回の続きの佐部からの出発だったので、すぐに峠への登り口に入りました。

所々急な箇所もありましたが、きれに残っている自然林に癒やされ、楽しんで登ることができました。

途中で急に景色が開け、海が見える場所に出ました。そこからは、私達が目指す八郎山が見えています。

おふき地蔵から八郎山へと少し「コースアウト」をして上ります。

山頂まではかなり急で、途中からはロープが張られている箇所を登らなければなりませんが、そこを過ぎると、山頂には絶景が広がっています。

大雲取山、色川、阿弥陀寺の卍、宇久井の街、大島、法師山、大塔山などが一望でき、まさに360°のパノラマを楽しむことができます。そこで食べるお弁当は最高でした。

八郎山からはひたすら下ります。途中には道幅が狭くなっている箇所や倒木があり、上野さんはその木を持参してきたノコギリで切りながら進んでいました。なかには手に負えないようなスダジイの大木が倒れていましたが、案外その根は浅く、あまり広くも張っていません。

「杉・ヒノキの根だけが浅く、他の木の根は深く張るという認識は間違い」と上野さんがおっしゃっていました。

ふもとまで下りると、道路が拡張され新しくなっていました。災害発生時の迂回路として使われるそうで、八郎峠の下にトンネルを作って道を通す計画らしい。ただし、この土地の地盤が泥岩で脆いので、トンネル工事中は八郎峠の通行を禁止にするのだそう。

この日の目的地、大泰寺までの約3.4kmは、舗装された道を歩きます。

そこには広大な田んぼが広がり圧巻の光景でしたが、休耕田も多かったのが少し残念でした。

今回も貴重なお話をたくさんしていただき、改めてガイドの説明を聞きながら歩くことが、その面白さを何倍にもしてくれるということを実感しました。

今回もありがとうございました。

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