営業の魔法(中村信二・著)に書かれていた内容をご紹介いたします。
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ある旅人が違う町から来ました。
そこには老人がいました。
その若者は老人に、「この町はどんな町か?」と聞きました。
前に訪れた町のことを「人が冷たい」「陰気で嫌な町だった」とか散々悪口を言うと、その老人は「この町は前にあんたが訪れた町と同じさ。貧しくて、物騒で、優しさのかけらもない町さ。次の町に行きなさい」と言いました。
その若者は「ここも一緒か」というと、重たいバックパックを背負って、その老人に挨拶もせずに去っていきました。
その後、違う旅人が来ました。
そこには同じ老人がいました。
その若者も、先に来た若者と同じ町から来たといい、その町の人の温かさや素晴らしさを語ると「ここもそこと同じくらいすばらしい町じゃよ。私が町を案内してやろうじゃないか」と言いました。
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この老人は嘘つきなのでしょうか?
この「町」という言葉を「会社」とか「友達」とか「近所」とかという言葉に置き換えてみたらどうなるでしょうか?
前の職場や友人や近所の悪口を言っている人は、新しいところに来てもやはり同じことをします。
悪いところを見ようとすればいくらでも見つかるでしょう。
逆に、いいところを見ようとすれば、やはりいくらでもあるはずです。
要は心の持ち方なんです。
前の職場はどうでしたか?
今の職場は?
上司は?
部下は?
同僚は?
前の職場、現在の職場、仲間などの悪口を言う人に同調していませんか?
そういう人とは距離を置くべきです。
人や会社の悪口を言うと、その時はスッキリするかもしれませんが、私の場合は結局心の中がざわついている感覚に襲われます。
逆に褒めたりすれば心の中が晴々とします。
そういった経験をあなたもしたことがありませんか?
また、同じことが起こっても、物の見方で随分と違ってきます。
例えば、交通事故に遭ってしまった場合。
「あ~あ、俺っていつもこんなことが起こってツイてないな」と思うのと、
「事故には遭ってしまったけど、大したケガもなく済んだのはラッキーだった」と思うのとでは、同じ「事故が起こった」場合でも心理的に随分と違います。
心と体は表裏一体です。
心の持ち方が健康にも影響を及ぼします。
その後の運勢にも影響をします。
心の持ち方や物の見方は大切ですよ。
