雨の熊野古道歩き 服装

熊野は雨がつきものです。

新宮市など、特に紀伊半島の東側では年間3,000mm程度降りますので、当日雨が降っていなくても雨対策は必須です。

今回は、雨の時の服装についてお話をします。

レインウェア

レインウェアを用意することはもちろんですが、ゴアテックスなどの透湿機能の兼ねたものが理想です。

一度騙されたと思って試してみてください。

全然違いますから。

ただ、ゴアテックスのレインウェアは価格もそれなりにしますので、費用を押さえてつつ、そこそこの機能を備えてしるものなら、ワークマンのレインウェアがオススメです。

買う時は、耐水圧、透湿性という項目に注目して買うといいと思います。
耐水圧、透湿性については、こちらをご参照ください。

単純に、その値が高ければそれだけ機能性が増すと考えてもらえたらいいと思います。

これくらいのものであれば、目に見えてゴアテックスとの違いが分からないレベルだと思います(あくまでも個人的な見解です)
イナレム ストレッチレインスーツ

いくらワークマンのものが低価格でいいとは言っても、耐水圧と透湿性が低いものは避けた方が無難です。

蒸れます(笑)

ちなみに、海外の方は上こそレインウェアを着ますが、下はショートパンツといういでたちの人がほとんどです。

・・・靴下を通して靴の中が濡れるけど?

折り畳み傘があれば便利です。

片手が使えなくなるので危ないという意見もありますが、必要のないところでトレッキングポールを持って歩く人と同列だと私は思いますがね。

特に、冬から春先、晩秋といった、気温が低い時期などは、手から濡れて体温が下がってしまう可能性があります。

傘をさせば、手が濡れずに済みますので、私は手の保護のために使っています。

以前、3月の大雨の日に歩いた時に、手から水が入り、その水が肘、脇まで水が浸入し、低体温症の一歩手前になったことがありました。

休憩中、濡れた状態で冷たくなったおにぎりを食べてさらに体温が下がり、震え始めました。

この時は仲間の方がカップヌードルを分けてくれたのですが、これで復活しました。

この苦い経験から、私は傘をさして歩くことが多くなりました。

ただ、雷が遠くで鳴っている場合や、強風の時はNGです。

できれば石畳の下り坂も使用しない方が無難でしょう。

もちろん、傘だけでは服がかなり濡れますので、上下のレインウェアを着た状態で傘をさしてくださいね。

熊野古道を歩く場合はスニーカーでも構いませんが、滑りやすいという点で、やはりトレッキングシューズに敵うものはありません。

私たちが熊野古道のガイドの研修を受けた時は、トレッキングシューズの固いソールで木の根を踏むと傷んでしまい、木を枯らしてしまうので、スニーカーにした方がいいと教わりました。

もちろん、木の保護という点ではいいと思いますが、雨の場合はそうはいっていられません。

これも手の場合と同じく、足が濡れるとそこから冷えてくる可能性があります。

これは今のところゴアテックスに敵うものはありませんので、ここはケチらずにいいものを買いましょう。

本当に快適ですよ。

メーカーは、熊野古道であれば価格もリーズナブルなモンベルで十分です(ゴアテックスを選んでくださいね)

モンベルのトレッキングシューズは、本当に滑りにくいという点でもオススメです。

以前、嫁が新品のコ〇ンビアのトレッキングシューズを履き、私がモンベルを履いて一緒に小辺路を歩いたのですが、嫁の方は何度も滑っていました。

「新品やけど、背に腹は代えられんで」と、思い切ってモンベルに交換をさせたところ、以後滑りにくくなりました。

トレッキングシューズ選びは重要ですよ。

雨の熊野古道もいいものですよ

雨が降ったらどうしようとか、やめようかなどと考えている方もいるかもしれません。

しかし、少しの雨であれば、かえって霧がかった神秘的な熊野古道は、晴れた日では見ることができない景色です。

どうやって「少しの雨」という判断をするのか、難しいところですが、和歌山地域通訳案内士会では「1時間に10mm以上の雨」を「大雨」と一応定義をしています。

1時間に10mmの雨は感覚的にも「歩きたくないな」というくらいの雨量です。

ネットの天気予報などと照らし合わせて判断されてください。

あくまでも、無理は禁物ですよ。

雨で歩けなくなった場合は、本宮エリアや勝浦エリアの温泉に浸かるのもいいのではないでしょうか?

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