伊勢路 三木峠・羽後峠・曽根次郎坂・太郎坂

伊勢路三日目は三木峠・羽後峠・曽根次郎坂・太郎坂です。

三木峠より手前にヨコネ道があります。この道は近年地元の方々が発見・整備場されたルートだそうです。

苔むした石畳、海を見下ろしながら歩くこの道は、本当に気持ちよかったです。道中、草刈りの跡がありました。地元の人々に大切にされている道だということが伝わってきます。

ヨコネ道から一旦道路に出て、すぐに三木峠に入ります。三木峠もヨコネ道と同様、苔むした古道と海を見ながら歩くことができるキレイなルートでした。途中で草刈りをしているおじさんに遭遇。「暑いから気をつけて」と声をかけてもらいました。

三木峠への登りは易しく、あっという間に到着しました。ついでに展望台まで足を運びましたが、木が生い茂っていてあまりキレイに見ることができませんでした。

三木峠が終わると、羽後峠の入口までは民家の間を歩き、その後しばらくは昔の農道を歩きます。背の高い猪垣、水田跡、美しい小川などがあり、なかなかキレイでした。昔の人々の苦労が偲ばれます。

羽後峠で少し早い昼食を取りました。羽後峠周辺の猪垣は圧巻でした。案内板によると、その延長は5760mだとか。現在は崩れていたり、砂防堰堤で途切れていたりしていましたが、これだけの規模の猪垣は珍しいと思います。

羽後峠までの道で一ヶ所、分かりにくいところがあり少し迷いましたが、このルートは比較的道標が整備されていて分かりやすかったです。

賀田駅を通過した後、分岐の手前では道標がありましたが、肝心の分岐で案内がないのは少し不親切ですね。いったいどっちに行けばいいのか分かりません。

歩いていると、巨体なクスノキが目に飛び込んできました。その表に回るとやはりお社があり、飛鳥神社だと分かりました。

御祭神は、速玉男神と事解男神。ホツマツタエではイサナギ・イサナミの仲人を務められた方々です。

道中、「KUMANOKODO」と書かれている赤と白の小さな四角を頼りに歩きます。本当に分かりにくいです。

曽根次郎坂・太郎坂は、予想よりしんどかったです。おまけに途中から雷がひっきりなしに鳴り続き、今にも雨が降りそうな天気になってきました。

曽根次郎坂・太郎坂の甫母峠に到着し、そこで休憩をし、先を急ぎました。

甫母峠を過ぎた後でもまだ登り坂があり、なかなかしんどかったです。さらに長い下りが足に疲労を蓄積させていきます。

曽根次郎坂・太郎坂を抜けた辺りから雨足が少し強くなりましたが、目的地の二木島駅まで、それほど濡れることなく終えることができました。

伊勢路 八鬼山越え

伊勢路二日目は八鬼山越えです。

よく「難所」とは聞いていましたが、果たしてどれくらいのものなのか、以前からずっと興味がありましたので、今回その念願がやっと叶いました。

結論から言うと、しんどいです(笑)

苔むした石畳や、玉ねぎ状風化の石がゴロゴロ転がっていて、どこか大雲取越を彷彿とさせるのも手伝ったのかどうかは分かりませんが、しんどかったです。

また、説明看板もよく整備されていて、歴史的にも見所の多いところでした。ただ、英語での表記がなかったので、そこが残念なところではありました。

ただ歩くだけでもつまらないので、その説明看板に書いている説明を、即興で英訳する練習をしながらゆっくり歩いたせいか、平均歩行時間の5時間を大幅に超えて終わりました(笑)

個人的には、荒神茶屋跡の立派なお堂とその神域がツボでした。すばらしかったです。

桜の森広場でお昼を食べ、そこから下りましたが、来た道とは反対に大した説明ポイントもなく、ほとんどただひたすら下る道は、結構堪えました。

駕籠立場(道標62/63)から、突然道がなくなっていました。よく見ると小川を横切ったところから道らしきものがあったので、そこを渡ると再び道が現れました。

道が消える
川を渡ると・・・
道が!

地図にも書いていなければ案内板もないため、そこで結構迷ってしまいました。多分、これまでの大雨で、普段ないところに川が出来ていたからでしょう。ちょっと焦りました。

また、駕籠立場付近には世界遺産に反対する地元住民?の落書きがいたる所に書かれていました。

世界遺産に登録されたばかりに、自分の所有する土地にある木でさえ、許可なく伐採することができなくなってしまったことへの腹いせでしょうか。
事情はよく分かりませんが、その気持も分からなくはないです。
しかし、お客さんがたくさん来るようになり、地元の経済が潤って来れば、むしろ世界遺産登録に歓迎の向きも出るのではないかとも思います。

しかし、世界遺産登録までたくさんの苦労をして来られ、ようやく登録にこぎつけた方々の努力に対しては申し訳ありませんが、個人的には、もう日本はユネスコから脱退するほうがいいと思っています。
というか、そもそも親分の国連が反日の組織である以上、多額の拠出金を支払ってまで、反日国のプロパガンダの場に席を置く必要はありませんし、現在ではチャイナの香港の国家安全維持法、過去においてはウイグル、チベットの侵略・弾圧について、国連は何も出来ませんでした。
また、日本の国連職員は、ほとんどがお花畑思考の反日勢力です。
事実無根の南京大虐殺の資料が認定された時点で脱退すべきでしたね。

話はそれましたが、三木里海水浴場から三木里駅まで約1.5kmを歩きました。
これが暑くて結構堪えました。

明日は三木峠~曽根次郎坂・太郎坂です。

伊勢路 一石峠・平方峠・三浦峠

今日から4日間に渡って、伊勢路を歩いています。

今回は、前回歩いていないコースを歩いてみることにしました。

本日、一日目は一石峠(いっこく峠)~三浦峠です。

残念ながら、泊まっている宿のWi-Fi環境がよろしくなく、画像がアップできません。

画像は帰宅後にあげます。

朝自宅を出て三野瀬駅に車を置き、三浦バス停から加田教会前で降り、歩き始めました。

まず、加田教会前から古道への入口が分かりませんでした。向かいにある「ひもの」ののぼりに道標が隠れていたからです。

一石峠を越えてからは、しばらく車道を歩きます。
しかし、古道の道標が見当たりません。
とりあえず、地図にあるように古里海水浴場に向かって歩き始めましたが、やはり道標は見当たりません。

どうも道が違うようです。

地図を見てその通りにルートを取ったつもりでしたが、間違った道を歩いていたようです。
残念ながら、地図にはその分岐の記載がありませんでした。

古里海水浴場では、誰かがBBQをしていました。トイレを済ませて再び歩き始めます。

国道に出るとようやく道標が。しかし、足元にあるので危うく見過ごすところでした。

サボ鼻展望台への道は、どうやらこの道を上るようです。

木製の柵と、下から聞こえる波の音・・・どこか高野坂を思わせるような道でした。

サボ鼻展望台に到着しました。そこでお昼をするつもりでしたが、屋根を見て愕然とします。

これでは屋根がないのと同じです。無理やりそこでお昼を食べましたが、夏や雨ではどうしようもありません。

なぜあんな造りにしたのか疑問です。

それなら日陰にベンチでも置いておいてくれるほうが助かります。

しかし、展望台からの景色は本当にキレイでした。

道自体はさほど急勾配もなく、気持ちよく歩けます。

若宮神社を過ぎれば、しばらくは堤防沿いを歩きます。

分岐がありましたが、やはり道標はありません。
「おそらくこれやろ」と、勘でルートを選ばなければならない点は、まさにスリルとサスペンスです。

どっちに行けばいいの?

三浦峠は、峠まで約600メートル上りますが、それからはなだらかな下りでした。
木陰で気温も低く、真夏の日中であっても気持ちよく歩けました。
途中の谷川で手と顔を洗ったら汗も完全に引きました。

三浦峠の道には、至るところに道標がありましたが、はっきり言って、立っていなくても誰も間違いません。そこしか行けませんから。
むしろ古道への入口を案内する道標をもっと整備してほしいですね。
まあ、目的地までの距離(と時間)を知らせる意味があるのでしょう。

また、道標の背丈も低すぎます。あれでは見過ごす人も多いと思います。

三浦峠の道標は全部で18。伊勢路は100mに1本立っているとか。

さらに、地図もかなり見にくいです。そもそも、なんで上下に開くような作りにしたのか、意味が分かりません。
左右開きにしたほうが、体の構造上開きやすいことは明らかでしょう。
書かれているルートもおおまかで、肝心な分岐での説明がなく、余計と思われるルート(バス停から古里温泉へのルート)が書かれています。

いったい、古道歩きの途中で温泉に入る人がいるのかどうか、仮に歩いた後に入るにしても、1時間~2時間に一本しかないバスの時間に合わせてまで行く人がいったいどれだけいるのか、この地図を作った人もやったことがあるのかどうか疑問です。

コース的には熊野古道の中でも易しく、キレイな景色があるコースだけに、中辺路と比べてプラットホームがまだまだだな、という印象でした。