日本に文字は存在していた?

現在、「漢字伝来以前に日本には文字はなく、漢字から平仮名、カタカナが作られた」とされていて、それが通説になっています。
しかし、あくまでも素人考えですが、本当にそうなのか検証してみたいと思います。
信じるか信じないかはおまかせします。

日本の歴史

吉野ヶ里遺跡

日本では多くの遺跡が発見されています。

真相は定かではありませんが、鳥取県出雲市の砂原遺跡は約12万年前、岩手県遠野市の金取遺跡は約8万年前とされています。
仮にこれらが「行き過ぎ」だったとしても、縄文時代が約1万5千年前ということが通説になっていることは、誰もが疑わないでしょう。

そしてその通説が仮に間違いであっても、三内丸山遺跡は4200年~5900年前とされています。

時代が下って、我が国日本の設立が神武天皇即位の時ですから、その時から数えて今年で2680年です。
神武天皇の実在性が疑問視されていますが、それはひとまず置いておいて、2680年です。

その間、本当に文字はなかったのか?

日本最古の漢字の伝来は471年とされています。
しかし、この時を以て漢字が日本にすぐに広まったとは考えられません。
広がるまでには相当な時間を要したはずです。

これだけ日本で古い文明が見つかっているのに、そして古い歴史があるのに、本当にそれまで文字がまったくなかったのでしょうか?

あれだけ大きな古墳を作るほどの文明のある国家が、文字なくして発展できたのでしょうか?

長い長い歴史の中で、文字に起こそうという発想が生まれなかったのでしょうか?
それだけ、日本の民族は稚拙だったのでしょうか?

ちなみに、「四大文明」と私達は小学校で習いましたが、これが最近覆りつつあるそうですね。

神代文字とその存在の真偽

漢字がチャイナから伝わるずっと以前から、古来日本には「神代文字(かみよもじ・じんだいもじ)」と呼ばれる文字があったという説があり、現にその文字まで公開されています。

神代文字とは、日本各地で見つかった文字の総称で、様々な字体が発見されています。

これらすべてが、「漢字伝来以前の文字」とすることは危険です。
漢字伝来後に、秘密を守るために仲間内だけで通じる文字を意図的に作ったこともあるでしょう。

ひとくくりに見つかった文字すべてを「神代文字」と呼ぶのはいかがなものかと思います。
中には捏造もあるでしょう。
しかし、逆にこれらすべてを「捏造」とすることもできないのではないでしょうか?

自分が見ていないから「存在しない」と言うならば、電波や風は存在しないことになります。
話題にあがるということは、何かしらの根拠があると考える方が自然ではないでしょうか?
「火のないところに煙は立たない」と言われるように、霊魂や死後の世界の存在の有無についても、「見た」「体験した」という人がいるからそういった話が出るわけで「非科学的だ」と言って、すべてがすべて「捏造」「存在しない」とするのは考えものです。

神武天皇の存在の有無についてもよく取り沙汰されていますが、「ない」ことを証明すればいいのですから、否定する事は簡単です。

見つからなければ「ない」で片付けられます。
2680年前の事実です。
「ある」という証拠を探す方が難しいですよね。

そういった否定論者たちは、なぜ「あったこと」を証明しようという考えにならないのでしょうか?
あったことが証明出来れば、日本の歴史が世界一長く続いていることが証明され、日本の地位も上がり、国民ももっと我が国のことを誇らしく思うようになると思うんですがね。
もちろん、これをもって「日本が上だ」などという稚拙な考えではありませんよ、念の為。

キリスト教徒に「キリストの父親は人間だ」などと言おうものなら、殺されるかもしれません。
どう考えたって、神と人間の間から子供が生まれるわけはないのに、キリスト教徒はそれを信じています。
それでいいではないですか。
あえて否定する必要もありませんよね?
神道という古来の信仰がある日本で、神道の頂点である天皇の歴史を否定する人の意図が分かりません。
それを否定して一体どうなるんですかね?

神武天皇否定論は、日本を貶めようとしている人間の戯言に過ぎないと思います。

神代文字にも同じことが言えるのではないでしょうか?

神代文字についてはこちらもご参照ください。
古代文献と神代文字

「読む」「書く」は大和言葉

日本語は、大和言葉、漢語、外来語から成ります。

・・・漢語も外来語ですが。

現在の日本語は、漢語と外来語の単語がかなり入っていますが、大和言葉ももちろん健在です。
その中で、「読む」「書く」は大和言葉です。

もし、漢字伝来以前に文字がなかったとしたら、これらの単語の存在をどう説明するのでしょうか?

漢字伝来後に生まれたというのは、かなり無理があります。

カタカナの不思議

さて、平仮名は漢字を崩したもの、カタカナは漢字の部首から取って出来たものと習いました。
子供の頃は、逐一「この文字はこの文字からできた」と詳しく教わりませんでしたが、よくよく一字ずつ見てみると、結構おかしなところがあります。

「ス」「シ」「マ」「ユ」「ラ」「ル」「ワ」「ヱ」「ヲ」などは、かなりこじつけっぽいです。
「え?なんでそうなるの?」と思えます。

「ケ」なんか「いっそもう一本書こうぜ」と思えます。

カタカナの由来

また、平仮名の「あ」は「安」から出来ているのに、なんでカタカナは「阿」からなのか、平仮名の「い」は「以」から出来ているのに、なんでカタカナは「伊」からなのでしょう?

カタカナは表音文字です。
「止」の音読みは「シ」です。なんで「止まる」という大和言葉の「ト」なのでしょう?

また、なぜそもそも平仮名とカタカナを作らなければならなかったのでしょうか?
平仮名、カタカナ合わせて100字近くに上ります。

ひらがな・カタカナの起源については、こちらをご参照ください。
ひらがな・カタカナの起源
ひらがな・カタカナの起源②

ウエツフミの存在

こちらも真相のほどは定かではありませんが、その筋の方には有名な、豊国文字(とよくにもじ)という神代文字で書かれた「ウエツフミ」という古文書が存在します。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1118026
これを見ると、カタカナとまったく同じ文字が含まれていることが分かります。

文字は各地域で生まれた?

ここからはまったくの推論です。

たくさんの違った文字が発見された理由を考えたならば、おそらく当時まだ地域間の往来が盛んではなく集落ごとで生活していたため、その地域独自の文字が生まれたと考えられないでしょうか?

仏教の伝来と漢字

時代が下って、6世紀にチャイナから仏教が日本に伝来すると、その経典はもちろん漢字で書かれていました。
人々は、その経典を理解するために漢字(漢語)の習得が必要でした。
また、チャイナの学問を修めるには、漢語を勉強しなければなりませんでした。

これは、明治時代に日本の高等教育の教科書が英語で書かれたものしかなく、それを理解するために生徒たちが英語を勉強しなければならなかったことと似ています。
明治時代の日本人は、現在の日本人より英語が理解できていたし、話せていたのです。

仏教が一般庶民に広がりを見せるのは、おそらく伝来からずっと後のことでしょう。
それまでは、上流階級のいわるゆるエリートたちが、経典を理解するため漢語の勉強をしていたと思われます。

当時はまだ、各地に「神代文字」があったかもしれません。
しかし、各地に違った文字があるということは、仏教を広めることはもとより、他においても文書による意思の疎通が非常に難しかったものと想像できます。

そこで、表意文字である漢字を世に広めて共通の意思疎通ができるようにしようと、上流階級(国?)が働きかけたのではないか、あるいは、仏教を世に広めると同時に次第に広がっていったのではないかと考えています。

その当時は、「日本に文字がなかった」などと後世に伝えようとする人なんてもちろんいません。
「文字があったことが当たり前だった」からです。
当たり前のことをわざわざ伝える必要がないから、「文字がなかった」という証拠もないわけです。

「神代文字」を否定している人は、伊勢の神宮などで発見されている奉納文などをどう説明するのでしょうか?
当時の人々は、捏造した文字を奉納するほど、信仰心が適当だったのでしょうか?

こう考えると、「日本には漢字伝来以前に文字はなかった」という説が、いかに滑稽かが分かると思います。

まとめ

色々と持論を展開してきましたが、結論としては

・日本の長い歴史から考えて、漢字伝来まで一切文字がなかったことが不自然
・地域間の往来がさほどなかったため、各地域で独自の文字が生まれた
・仏教とチャイナの学問の伝来が、漢字を日本に広めた
・それまであった各地域の文字が、仏教の広がりとともに共通語として漢字に置き換わっていった

「なかった」と結論づけることは簡単ですが、今一度、神代の文字の実在性が証明されればと思います。
今後の研究結果が期待されます。

“日本に文字は存在していた?” への4件の返信

  1. 天皇制については、少し理解が違いますが、神代文字の存在については、賛同します。私も縄文時代人達が、建築、生活に高いレベルで生活していたと考えられるのに、言葉がない方がおかしいと思います。

  2. 色々な事が、GHQの策略で無かった事になったとも考えられます
    つまり現代史や明治以前の歴史を変えられた、又は排除されたのではないか?と妄想が広がります

    今の岸田総理がGHQのピエロです

    増税・裏金・3S・人口削減・ワクチン人体実験・原爆人体実験など、目に余る手法で日本の歴史や事実を捻じ曲げている

    6・3・3制度の日本の英語教育は、日本人に英語を話せないようにする教育、つまり白人主義にとって優秀な日本人はいらないのです

    それでも雑草のように生き延びる日本人、このDNAを抹殺したい人間がいる事を理解しなければなりません。

    日本人は目で意思疎通する能力が長けています。だからどんな言葉でも、受け入れるのでしょう

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