ここまでのお話で、アマカミについてまとめておきたいと思います。
アマカミ

「アマカミ」とは、国の指導者であり、今の天皇にあたる方々です。
後に「スヘラギ」という呼び名に変わります。
「アマカミ」と呼ばれていた時代を「カミヨ」と言い、「スヘラギ」と呼ばれていた時代を「ヒトヨ」と言います。
初代アマカミは、クニトコタチ、七代目にイサナギ・イサナミ、八代目にアマテルがいらっしゃいます。
ちなみに、歴代アマカミは
初代 クニトコタチ
二代 クニサツチ
三代 トヨクンヌ
四代 ウビチニ・スビチニ
五代 オオトノチ・オオトマヘ
六代 オモタル・カシコネ
七代 イサナギ・イサナミ
八代 アマテル
九代 オシホミミ
十代 ホノアカリ(兄)・ニニキネ(弟)
十一代 ホホテミ
十二代 ウガヤフキアハワセズ
となります。
熊野三山の御祭神

これを見た時に、二代クニサツチ、三代トヨクンヌ、四代ウビチニ、五代オオトノジ、六代オモタルは、速玉大社、那智大社の下四社に祀られている御祭神と同じだということに気づきました。
速玉大社・那智大社には、初代から十二代までの歴代天皇(アマカミ)が祀られていることになります。
「ん?クニトコタチは?」という声が聞こえてきそうですが、証誠殿に家津御子神とともに祀られています。
ちなみに、九代から十二代までは中四社に祀られています。
一方本宮は?というと、中四社までの御祭神は他の二社と同じです。
しかし、下四社の御祭神は
カグツチノミコト(火の神様)
ハニヤマヒメノミコト(土の神様)
ミヅハメノミコト(水の神様)
ワクムスビノミコト(農耕の神様)
の四柱です。
よく、「熊野三山は、十二柱同じ神様が祀られています」という説明を聞きますが、本宮だけは明らかに違います。
これがなぜなのかは、わたしも分かりません。
いずれ宮司さんに聞いてみようかと思っています。
スヘラギ

初代アマカミから数えて十三代目からは呼び名が変わり、「スヘラギ」となります。
初代 タケヒト 神武
二代 カヌカワミミ 綏靖
三代 タマテミ 安寧
四代 スキトモ 懿徳
五代 カエシネ 孝昭
と続き、やはりヲシロワケ(景行天皇)まで十二代続きます。
