今日は「今回のガイドの反省と課題」の2回めです。
前回は傷病者が出た時の対応について深堀りをしました。
今日はその続きからです。
◯状況判断の点で、もう少し機転が利くように練度を上げる必要があった(前回の記事)
◯周りの意見よりも自分の意思で動くことが必要
◯当法人で代わりに依頼を受けたということをお客様に伝えてもいいものなのかどうか、他団体さんに確認を取っておくべきだった
◯共通巡礼達成時の太鼓の儀のことをしっかりと確認しておくべきだった
◯ガイディングの勘が鈍っていたことが否めなかった
◯携帯不通エリアの早期改善
周りの意見よりも自分の意思で動くことが必要
今回は添乗員さんもいましたし、看護師さんもいたということで、結果的に彼らの意見に振り回されたという感が強いです。
一旦ガイドを任されたなたら、こちらの指示に従ってもらうように言っておくべきだと思いました。
自分の判断であればきちんと筋道も立てられますが、人の助言などを聞いていると人任せになり自分の判断や行動ができなくなってしまいます。
また、地の利は現地のガイドの方が圧倒的に強く、そこでどのように判断すれば良いかは、ガイドのほうが正しい場合が多いと思います。
土地勘の優れた(何度も来ている)添乗員なら別ですが、それは稀でしょうし、もしそうだとしても、ガイドと相談して判断するべきだと思います。
今回も「今日空いている病院を探してください」とか「タクシーを呼んでください」など、添乗員からの依頼がありましたが、そんなことをせずとも三越峠から救急車を呼べばすべて解決したでしょうし、こういった病院を探す時間やタクシーを手配する時間も必要ありませんでした。
また、傷病者を歩かせたという判断は、正しくなかったと思います。
今回は「救急車を呼んで欲しくない」と当事者がおっしゃったのですが、叱ってでも呼んでおくべきだったと後悔をしています。
こういった場合、毅然とした態度で判断・指示するべきです。
当法人で代わりに依頼を受けたということをお客様に伝えてもいいものなのかどうか、他団体さんに確認を取っておくべきだった
他団体さんの助っ人として今回ガイド依頼を受けたということをお客様に言っていいものかどうか、確認を取っておけばよかったと思いました。
おそらくお客様は、私をその団体の一員として見ているでしょうから、今回はとりあえずそのことには一切触れずにガイドをしましたが、こうすることにより自分の色が消えてしまい、思うようなことが言えないという縛りを感じることになりました。
4日間のツアーで、私が入ったのは3日目だけということもあり、下手なことを言うと4日目のガイドの方に影響が出てしまう可能性もあったからです。
割り切って「これはわたしの意見ですが」などと断りを入れて話してもいいかなとも思いました。
この点については、今度もし同様の依頼があった場合は確認が必要だと感じました。
最近は日本人のお客様をお連れする機会が増えた結果、大人数をお連れすることが多くなり、他の団体さんに助っ人ガイドを要求する機会も増えてくるかもしれません。
その時はこちらとしての立場を相手さんにお伝えする必要があるということが分かっただけでも収穫ですかね。
共通巡礼達成時の太鼓の儀のことをしっかりと確認しておくべきだった
スペインの巡礼道と熊野古道の共通巡礼証明書を取った方限定で、本宮大社で太鼓の儀(要は太鼓を叩けます)を行うことができます。
手順としては、一旦熊野本宮館で証明書を取得してから再び本宮大社に戻り、社務所に証明書を見せなければなりませんが、この手順が面倒なので太鼓を先に叩かせてもらえないか、事前に確認を取っておくべきでした。
結論からいうとNOなのですが、一旦下まで下りて再び上がって来る煩わしさは何とかしてもらいたいものです。
・・・私も先月に太鼓を叩いたにも関わらず、そんな手順のことを忘れてしまっていました。
事の詳細は添乗員さんの立場もあるので省きますが、結果的に従来の手順の方が時間的に早かったと思います。
まあ、事前に私が確認しておけば、こういったことにはならなかったので、そこは反省をしています。
時間がなくなってきたので明日に続きます。
