ヤマビル???

先日の話です。

お客様と7時過ぎに継桜王子を出発し、伏拝王子で足首に違和感があることに気づきました。

そこでズボンの裾をめくってみるとズボンが血まみれになっていてびっくりしました。傷口を見ると、どうやらまだ出血をしているらしく、傷口から血が流れ出ている状態でした。

ただ、ズボンはすでに血が固まっておりカピカピの状態になっていたので、出血が始まってから相当時間が経っていたようです。

最初は何が起こったのかわかりませんでしたが、後で調べてみるとどうやらヤマビルの仕業だったようです。

彼らは傷口の神経を麻痺させる唾液のようなものを入れながら吸血をするらしく、また血を凝固させない物質も一緒に注入するため、噛まれている間はそのことに気づかないようです。

奴らは血をいっぱい吸った後自然に落ちるそうなので、私が気づいた時にはすでに血を吸って落ちた後だったんでしょうね。

吸血を開始して吸い終わるまで約1時間。どうやら草鞋峠~三越峠の間で噛まれたようです。

ちなみに、草鞋峠は別名ヒル降り峠と言われており、藤原定家の日記にもヤマビルの群れに襲われたと書いています。

今まで何十回とそのコースは歩いていますが、今回のようなことが起こったのは今回が初めてです。

ヤマビルはもはやいないと思っていましたが、このコースを歩く際は皆さん気をつけてください。

はちなみに足首までのトレッキングブーツ、そしてトレッキングパンツをその上から被せて歩いていましたが、それでもその間から侵入して噛まれたようです。

その侵入を防ぐためには靴下を塩漬けしたものを履くとか、塩漬けにしたハンカチを足首に巻くとか、首筋に巻くという方法があるらしいですが、なかなかそれをするのは大変ですよね。

むしろ塩分で痒くなりそうです。

あと、塩分濃度20%の塩水をトレッキングシューズにかけるという方法もあるそうですが、その方法だとトレッキングシューズの金具が錆びる恐れがあるので、ウォーキング終了後すぐに洗わないと金具が錆びてしまうそうです。

ですのでこれといった対処法はないですが どうしてもヤマビルを避けたいと言うのであればその方法もおすすめかもしれません。

ただ、他の吸血昆虫などに比べて伝染病とか寄生虫の報告はないそうなので、別に噛まれてもそんなに深刻に落ち込むと言うか心配する必要はないように思います。

ちなみに私の傷口は今、結構な痒みに襲われております。

※2022年追記
昨年2021年の現場研修中は、ヤマビルがいっぱい現れてパニックになる人もいました。
コースは小広峠~発心門王子の間です。
どうやら、ヤマビルの「餌」となるシカやイノシシの数が増え、それに伴ってヤマビルが増えたというのが理由のようです。
小広峠~発心門王子の他、小雲取越でも確認しています。
熊野古道を歩く時は十分気をつけてください。特に止まって休憩している時ですね。

※2024年追記
ヤマビルの目撃・被害エリアが拡大しつつあり、最近では野中エリアにも注意喚起のサインを見かけるようになりました。

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