ガイドスキルの上達は経験を多く積むこと

初めて自動車の運転席に座った時のことを覚えていますか?

おそらく、疲労困憊したことでしょう。

ハンドル操作だけでも意識を集中する努力が必要なのに、その上、道路の状態、対向車、その他いろいろな条件を念頭に置いて運転しなければならないのですから。

しかし、運転の経験を積むにつれ潜在意識が顕在意識に取って代わられます。

潜在意識が即座に状況を判断し、過去の経験から類似したパターンを呼び出し、手足を自動的に動かします。

潜在意識により、車を操作できるようになるのです。

ー稲盛 和夫ー 

稲盛さんの著書はこちら
生き方

稲盛さんの経営哲学は、人としてどうあるべきかという、本当に基本的なことでありながら、多くの人ができていないことばかりです。

もちろん、私もです。

本を読むたびにハッとさせられます。

さて、「職場からの帰り道、考え事をしながら運転していると、知らない間に家の近くまで来ていた」

という経験をしたこと、ありませんか?

普段通い慣れている道では、時折こういったことが起こります。

これも、潜在意識によるものなんでしょうね。

私は研修ではよく、ガイドを車の運転に例えて話します。

ガイドはまさに経験の積み重ねがモノを言う職業の一つです。

よく「ガイド歴〇年」とか聞きますが、あれを当てにしてはいけませんよ。
10年であっても年間10回しか出ていない人もいますから。
3年でも年間100回出ている方が経験は上なのです。

年数ではありません。

どれだけ経験をしたかです。

こちらの記事もあわせてお読みください。
年数よりも経験

熊野古道で分岐点に差し掛かった時、何の迷いもなく正しいルートを取ることも潜在意識によるものだと思います。

トリッキーな質問にも、これまでの経験からそれなりの回答を導き出すこともできるようになります。

行程を変更しなければならない時でも、これまでの経験から最適解を見つけることができるようになります。

潜在意識で動ける事が多くなると、幾分余裕も出てきます。

・・・私はガイド中は「常に120%」を掲げていたので、終わればいつも放心状態になっていましたが(笑)

とにかく経験を積んでください。

そして、これも私がよくビジネスマッチングでお伝えすることですが、初めての依頼は断らずに受けてください。

いち早く経験することが重要です。

そして「一回もガイドに出ていない」と「一回だけガイドに出た」では、回数の差はたったの一回ですが、この間には大きな差があります。

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