
今日はお客様からの質問の中で、ちょっと困った質問についてご紹介します。
ご紹介するだけではみなさんにとって何の得にもならないので、私がどう答えたか、あるいは答えられなくて後で調べて分かったことなどを共有したいと思います。
では、いってみましょう。
日本ではなぜ、車は左側通行なの?

もうこれは本当に答えられませんでした。
幸い、連日ご案内するお客様だったので、「今日調べて明日お返事します」ととりあえず答えて、帰宅してから調べました。
「これ」というハッキリとした理由は結局不明でしたが、いくつかの説が見つかりました。
1.ナポレオンに支配されるまではすべて左側通行だったが、ナポレオンの支配下に置かれた国は右側通行に変えられてしまった。
日本はナポレオンに支配されていなかったので、左側通行が残った。
2.侍は自分の左に鞘を携帯していたので、鞘と鞘が当たって喧嘩にならないように左側通行となった。
3.侍が馬に乗る時、馬の右側から乗ると鞘が当たって邪魔になるから。
ナポレオン説ですが、ではなぜナポレオンが右側通行にしたのか、その理由ははっきりしていないそうです。
2.も3.もあまり説得力がないように思いますね。
しかし、お客様にはこのことをお伝えしました。
榊の名前の由来は?

ガイドをしていて、説明したことに対して質問をされることがよくありますが、その質問があらぬ角度から来ることが多く(外国人目線で見れば当然といえば当然かもしれませんが)答えに困り、「説明して自爆する」ということが結構起こります。
「日本人にとって当たり前」が、外国人にとっては「非日常」なわけで、日本人にとって盲点となるところを突かれてしどろもどろになる時があります。
この榊についてもそうでした。
そんな事、考えたこともありませんでした。
あなたは分かりますか?
榊は元々、神と人との「境の木」、常に緑なのにちなんで「栄えの木」という意味があったそうです。
昔は榊には様々な種類があったそうです。
共通する条件として、サカキ、クスノキ、オガタマノキ、ヒサカキ、ツバキなどの常緑樹であることが挙げられます。
これは「栄えの木」という意味から来たのでしょうね。
○「神と人との境の木」は、これらの木に鳥居やしめ縄と同じような意味があった
○「常緑=永遠に栄える」
上記のように考えると、なぜ神社にこれらの木がよく植えられているのか、納得ができますよね。
ちなみに、「野生のクスノキはあまり見かけない」とい聞いたことがありますが、そんなことはありません。
それは植林が盛んだった中辺路沿いに限って極端に少ないだけであり、うちの近所にも、大辺路沿いにもたくさんあります。
昔の人が持っている板は、何の意味があるの?(笏)

笏とは、聖徳太子や宮司さん、おじゃる丸が持っている、あの平べったいものですが、これもなぜ持っているのか考えたこともありませんでした。
昔はあの板に式次第を書いていたそうですが、時代が下るに連れて持っている人の威厳を表すものに変わったのだそうです。
ちなみに、この質問は速玉大社の曼荼羅で神武天皇が持っているものを発見したお客様からでした。
以下の質問は、自分で調べて用意してください

以下の質問も、実際にお客様からよく聞かれる質問です。
これらは私が解説しなくても答えられるものですので、あらかじめ答えを用意をしておけば慌てることなく答えられることができると思います。
そういった準備が、お客様から「knowledgeable」と言われる結果になると思います。
- 日本では、パソコンの文字入力はどうなってるの?
- ひらがなと漢字はどうやって使い分けているの?
以上、ご参考にされてください。
