巡礼3日目です。
この日は約20km、道中に峠越えがあります。
しかし、「峠越え」と言っても熊野古道のような急峻なものではなく、緩やかに上って下るというイメージです。

本日のスタート。サンティアゴまで72.714 km。

ユーカリの木。
熊野古道でいう杉・ヒノキのような感じで、至るところに植えられていました。
19世紀にカトリック・ベネディクト会のRosendo Salvadoによって持ち込まれたのが始まりだそうです。
用途については、すみません、よく分かりませんが、パルプや精油、消毒薬、楽器の材料や、防風林としても利用されているようです。
あと、養蜂家はこの木の周りに巣箱と置いて、はちみつを採取しているようです。
・・・巣箱らしきものは見ませんでしたがね。
ただ、養分をたくさん吸って短期間(12年~20年程度)で成長するため、土地が痩せるなどの「副作用」もあるようです。

しばらくはのどかな道が続きます。
景色を楽しみながら、ゆったりと歩けます。



遠くに岩山のようなものが見えてきました。
まさか、あれを・・・

上ります(笑)
それまでは平坦な道が続きます。



段々近づいてきました。

牛が草を食んでいるところに遭遇。
草を食む度に「バリッ!バリッ!」という音が響いていました。



いよいよ峠越えです。
さきほど見えていた岩山が間近に。




いたる所に牛・牛・牛。

峠を越えてしばらく下ったところ。
写真では文字が見えていませんが、サンティアゴまで62.954 km。
出発から約4時間、約10km地点です。

さっき越えた峠が、はるか向こうに見えます。

Melideに到着。
教会に立ち寄ってからホテルに向かいました。

スタンプ
最後にサンティアゴで巡礼証明をもらうためには、一日最低2つのスタンプを押さなければいけません。
スタンプは、道中のカフェなどで押すことができます。
カフェは至るところに点在していて、探すのに苦労しません。
私は熊野古道と共通のスタンプ帳と、カミノ専用のスタンプ帳に2冊に押印しました。
タコ料理を堪能
この辺りで、結構有名なタコ料理店があるというので行ってきました。
大変な混雑ぶりで、会話ができないほど騒がしかったですが、料理は本当に美味しかったです。
わたしたちは6月下旬に歩きましたが、この時季の夕暮れ(?)は夜の10時30分頃なので、みなさん比較的ゆっくりされています。
レストランは夜8時とか9時に開店です。
太陽がなかなか沈まないので、ついつい寝るのが遅くなりがちです。
かねてから夕食が遅い(昼食も遅い)とは聞いていましたが、「絶対にそれに合わせるのは無理!」と思っていました。
しかし、環境とは怖いものです。
何日かするとすっかり「スペイン時間」に適応していました。
この日は普通のビジネスホテルに泊まりました。
ベランダがあったので、夕涼みがてら景色を見ていましたが、夜(といっても明るい)にみんなでバーベキューをしている人がいたり、草刈りをする人がいたりで、それぞれの人の「長い日中」の過ごし方を垣間見ることができ、面白かったです。

この日から距離測定アプリが使えるようになったので、距離を測ってみました。
時間は嘘っぱちです。
おそらく休憩を除いた正味の歩行時間でしょう。
Melideの教会まで約9時間かかっています。

