熊野古道大辺路 見老津駅~紀伊有田駅⑦

前回は、新田平見から国道に出たところまででした。
今回はその続きからです。

ここを左折。

ここからはしばらく、集落の中を縦横無尽状態で進みます。
いずれの分岐も道標を立ててくれていますので、見落としさえしなければ迷うことはありません。
以前歩いた時は、道標が老朽化で見えなくなっていて迷いましたが、今は新調してくれているので分かりやすいです。

ここを左折。
すぐに右折。

上記写真の所に、安指平見大師堂(あざしひらみだいしどう)があります。
大辺路沿いも弘法大師信仰の遺跡が多いところです。
こちらの大師堂の台座は道標も兼ねていたらしいです。
台座には「弘化二巳七月 右ハカイ道 安指組 □北世話人 □□戊吉」と書かれています。

写真が斜めっていますが・・・

大師堂の向かいから真っ直ぐ道が伸びています。
その先で突き当りますのでそこを右に、そしてすぐ左に入ります。

ここを右。
そしてすぐに左です。

階段を下りると、線路と平行するように坂道が続きます。

坂道を下りきったところに道標があります。
田子(たこ)駅に向かいます。
小学生の頃、「夏レク」というイベントが毎年あり、6年の時に潮岬青少年の家に1泊2日で行きました。
串本駅まで電車を使いましたが、もちろん各駅停車なので駅ごとに止まります。
「次は田子、田子」というアナウンスが流れた瞬間、生徒の間で一斉に笑いが起こりました。
・・・子供ですね。

ここを左に。

徳本上人名号碑・・・らしいです。
紀伊路のものとは随分と違いますが、今も地元の方々によってきちんと管理されています。

徳本上人名号碑から国道42号線に出ます。

田子駅に向かって左折です。

11:15 田子駅

田子駅。
出発から約5時間、17.3 kmです。
トイレはありますが、汲み取り式です。
ここですこし休憩をしました。
とにかく暑い。

田子駅からしばらく歩けば再び国道です。
お地蔵さんがありましたが、海の方を向いています。
正面から拝みたかったのですが、車の往来が激しくて危ないので断念。

民家の裏に、徳本上人名号碑があります。
これは「和歌山県街道マップ 熊野古道 大辺路」に書かれていますが、「あそこです」と実際に教えてもらわないとわかりません。
私たちは上野さんに教えていただきました。

そして再び国道から外れます。
この先にダイビングの基地があり、その先のトンネルを抜けると、世界遺産・富山平見道(とみやまひらみみち)です。

11:45 富山平見入口

この小さな橋を渡れば、富山平見です。
スタートから約5時間15分、18.4 km です。

富山平見の石畳。
ここも2016年に世界遺産に追加登録されたところです。

富山平見を抜けると、民家(多分もう住んでいない)横に作られた橋を渡ります。

舗装道に出ますが、またすぐに山道に入ります。

ちょっと写真では見にくいですが、道標があります。

ここで線路にぶち当たります。
おそらく、この線路を横切る形で古道があったものと思われます。
しかし、今は渡ることができませんので、線路を迂回する急な斜面を下りて行きます。

下りきったところ。
道らしいものが見当たりませんが、「下りきったら左」と覚えておきましょう。
左をよく見るとトンネルの入口があります。
そのトンネルをくぐると、以前のドライブイン・サンワに出ます。

トンネルを抜けたところ。

ここでサイレンが鳴りました。
そう、この日は終戦記念日でした。
しばし佇んで、先の大戦でこの国を守らんがために戦って命を落とされた英霊に感謝、そして、無差別爆撃により命を失った罪の無い民間の方々に黙祷を捧げました。

12:00 サンワ

今はもうやっていませんが、以前ここにサンワというドライブインがありました。
ここまで 19.4 km です。
次の目的地は、飛渡谷道(とびやたにみち)です。
この日は、ここからが地獄でした。

今日はここまでです。
この続きはまた明日です。

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