トレッキングポールは安全?

ここ熊野では繁忙期を迎え、更新も滞りがちになってしまっております。

さて、今回はトレッキングポール(ウォーキングスティック)の安全性についてお話しようと思います。

最近、当たり前のように使用されているトレッキングポール。特に脚力に自信のない方には、間違いなく足への負担が軽減される代物です。

最近はカーボン製のものも多く販売されていて、持ってみると驚くほどの軽さだったりします。

しかし、私が最近思うことの中の一つとして、「道中で滑って転んだお客様の和田の統計データ」によると、8割以上のお客様が「トレッキングポール支持者」だったりします。

安全なはずのトレッキングポールが、どういうわけか、滑ったお客様の大半を占めている。

確かにスピードの点においては、特に石畳の下り坂では、ポール使用者の歩行スピードが非常に落ちます。それもそうですよね、二足歩行なら自分の注意すべき位置(足を下ろすべき位置)は2点でいいわけで、ポールを両手に持てば「右手に持っているポールをここに、左手はここ、右足はここに下ろして、左足はえっと・・・」みたいな感じになり、こちらが見ていてイライラしてきます。わたしはそもそもポールを一切使わないので、下りの石畳を両手にポールを持って下ったことはありませんが、かえって煩わしいことは想像に難くありません。

しかし、それはスピードの話。滑る滑らないは別の話ですよね?単なる偶然なのか、それとも必然なのか、使わない方が安全なのでは?と疑問になり、今更ながらちょっとネットで調べてみました。

どうやら何でもかんでもポールに頼ることは危険でお勧めできないとのことでした。特に扱いに慣れていない初心者はポールに依存する傾向があり、必要のない場所でも使う傾向があるようです。

石畳の下りは最初からポールをザックにしまってから下りる方がいいのかもしれません。確かに、「ポールを持っていると安全」のような錯覚を起こしますが、ポールが滑った時なんか態勢を立て直すのも難しいのではないかと思います。わたしはバランスを崩した時、フリーになっている両手をフル活用してバランスを取ります。

https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=2954

http://www.fujisanpo.com/gear/stock-01.html

また、石畳では石の縁に着地することを心がけ、それが見当たらない場合は滑らないように着地するコツがあります。普通に歩いていては私も絶対に滑ります。あと、意外かもしれませんが、杉の落ち葉はスパイク代わりになるようで案外滑りません。私は結構杉の落ち葉を踏みながら下ります。意外といえばコケの上も実は滑りにくいのですが、コケは一度踏んで削いでしまうと、再生までかなりの時間を要しますので、なるべく踏まないように心がけています。案外コケが生えているようないないような微妙な場所が滑ったりします。

是非ご参考にされてください。

p.s.

先日、龍神バスの運転手さんの「コケの上で滑ってコケないように」とアナウンスを聞いて吹いてしまいました。まさかのダジャレ・・・

 

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