
今日は受験の目的についてお話をします。
あなたは近い将来、何かの試験を受ける予定はありますか?
あるならば、その目的は何ですか?
答えられない方は、ちょっと立ち止まってその受験が本当に必要かどうかを考えてもいいかもしれません。
試験が目的になっていませんか?
その試験を受けることで得られる仕事があったり、何かの資格を取得する際に必要ということであれば問題ありませんが、単に試験を受けるだけが目的になっている方は要注意です。
その試験を受けることで、受験料はもちろん、勉強に費やす時間と受験の手続きに必要な時間を消費します。
何も見返りがないのに受験をするということは、お金と時間の浪費になる可能性が高いです。
こうした事態を回避するためにはとりあえず、何の目的で受験をするのかを明確にしてから受けるといいと思います。
私の知り合いでは、TOEICを定期的に受けている方がいますが、その方の目的は「ボケ防止」だそうです(笑)
これも立派な目的です。
以前、「◯◯と◯◯の資格を持っているから、次に◯◯を受けようかな」という友達がいました。
そこで「それを受けて何か現職で有利に働くこととかあるの?」と聞くと「いや、ないけど、この3つをセットで取っていればいいかなと思って」という答えが返ってきました。
「じゃあ、受ける必要なくね?」と言ったことを覚えています。
ちなみにその試験を受験するために事前に何十万円という講座を受講していなければならず、その講座を受けるのに泊りがけで行かなくてはならないらしいのです。
これはまさに、お金と時間をドブに捨てるようなものです。
受験は通過点でしかない
私は、高野・熊野地域通訳案内士の受験をするために必要なTOEIC750点以上あるいは英検2級以上(当時)という基準をクリアするために両方を受験しました。
ただし、英検2級を取得しても別に設定されている語学研修に出席しなければならなかったため、準1級を受験しました。
そして、基準をクリアしたあとは、受験を一切切り捨てました。
ここで「もう少しTOEICで高得点を取りたい」とは考えませんでした。
すでに高得点を取るコツを習得していたので、勉強すれば絶対に取れる自信はありましたが、時間の無駄だと思ったからです。
そしてそれ以上勉強しても、次に待ち構えている面接試験に役に立たないからです。
なので、合格したあとはすぐに面接試験用の勉強に切り替えました。
そして、面接試験が終わればもちろんそれ用の勉強も終わりです。
次は実際にガイドに出るための知識の勉強に移りました。
面接試験ではもちろん使える知識はありますが、あとは自分でもっと深い所を勉強しなければなりません。
面接試験ではそこまで深掘って出題できないからです。
このように、受験は単なる通過点であり、それを目的にしてしまってはいつまでたってもそこで足踏みです。
中には、何度も受験して落ちている人がいますが、それは時間とお金を浪費してしまっています。
TOEICなんて、民間の企業がやっているテストです。
何度も目的もなしにただ高得点を狙って受験することは、その企業に利益をもたらしているだけであり、「いいお客さん」です。
その高得点を次にどう活かすか、これが大事なわけです。
学生のみならず、社会人であってもどこかで必ず試験を受ける機会があると思います。
しかし、その試験が本当に必要なのか、よく検討をして受験されることをおすすめいたします。
