スルーガイド裏話

当会にも、スルーガイドの経験者が数名いらっしゃいます。

今回はスルーガイドの裏話?を。

当たり前ですが、スルーガイドをするには時間的に融通の利く方でないと無理なので、できる方も非常に限られています。

貴重な存在です。

お客様とより親密になれたり、添乗員的な業務が一気に増えたり、急な行程変更に柔軟に対応しなければならないなど、デイガイドにはない楽しさや大変さがありますが、やり遂げた時の達成感は何とも言い難いものがあります。

自分も楽しむ

「いい物食べれて、いい所に泊まれて、いいなぁ」と思われる方もいるかもしれませんが、そういった思いで臨むとだいたい足元をすくわれます(笑)

私も何回か苦い経験をしたことがあります。

そんな時はだいたい、泊まる宿で自分が楽しむことを考えたり、料理や温泉のことを考えたりなど、自分を「お客様」と錯覚した時に起こります。

もちろん自分が楽しむことは大切なのですが、自分「も」楽しむという意識が欠けないように注意をしています。

宿泊パターン

スルーガイドの宿泊には2つのパターンがあります。

一つはお客様と同じ宿に泊まって夕食も同席するタイプ。

もう一つはお客様とは別の宿に泊まるタイプ。

前者の方が確実にお客様との距離は縮みます。

一緒に夕食を取るまで気持ちは重たいですが(笑)

そんなのは取り越し苦労で、本当に楽しい夕食になることが多いです。

後者はハイエンドのお客様と同行する場合に多いです。

案内が終われば自分の宿に向かって気楽に夕食を食べることができますが、お客様との距離感は前者に比べるとやはり劣ります。

私は前者の方が好きです。

添乗員部屋

スルーガイドをしていると、ある程度宿に詳しくなります。

宿も部屋はいわゆる「添乗員部屋」を備えているところがあり、そういったところでは高い確率でその部屋に泊まることが多いです。

先日は冨〇屋さんの添乗員部屋に泊まりましたが・・・部屋が汚すぎる(汗)

毎回掃除をしていないと思われます。

いたるところにホコリが。

極めつけは、フロントから電話がかかってきた時に受話器を取ったら、受話器の耳を当てる部分から、そのまんまの形をしたホコリが輪っかになって落ちて来ました。

ひええええ!

中の島にもキレイな?添乗員部屋がありますが、おととし11月と昨年泊まった時はそこではなく、オーシャンビューのきれいな10畳部屋でした。

いい意味で期待を裏切られました(笑)

部屋からはイルカを飼っている生簀(いけす)が見え、たまに餌付けをしている姿を見ることができます。

フロント横のラウンジでは、コーヒー、カフェラテ、エスプレッソ、紅茶、お茶、おつまみ(夕方はチョコレートなど、夜はナッツ類)はすべてフリー、夜7時から10時までは梅酒の提供、お風呂から部屋までのラウンジ?ではアイスクリーム、夕方6時までは缶ビールのスーパードライ飲み放題・・・

料理もかなり美味しいです。

高級路線になってから、しばらくは従業員の教育が追い付いていないなぁと思っていましたが、それもずいぶんと改善されていました。

余談ですが、ツアーの終わりには期待はしていませんがチップをくれることが多いです。

あまり金額のことを言うといやらしいですが、初めて5日間のスルーガイドをした時には5万円いただきました。

募集型のツアーであれば珍しい金額ではないですが、この時のお客様は2名でした。

さらに、別れ際に「ありがとう、手紙読んでおいて」と言われました。

西洋人はプレゼントをもらった時に目の前でそれを空けて喜ぶ姿を見たがる(めんどくさい人種ですね・笑)と聞いたことがあるので開けようとすると「それは失礼だ」と言って開けさせてくれませんでした。

この日、私は違う宿に泊まる予定だったのですが、中の島の夕食までごちそうになりました。

宿に帰ってびっくりしたのはいうまでもありません。

物やお金をいただけるのはもちろん嬉しいのですが、先ほども書いたように、仲が深まる感覚を実感できることが何よりも嬉しいです。

みなさんも機会があればぜひ挑戦してみてください。

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