イサナミの死

今回は、イサナミの死についてです。

記紀では、火の神・カグツチノミコトをお産みになる際に火傷を負って亡くなっています。
ホツマツタヱではどうでしょうか?
はじめてのホツマツタヱ 天の巻によると、

ソサノヲが、育ってきた稲の上からまた種を撒いたおかげで、その年に収穫できるはずのお米が穫れなくなってしまいました。
熊野地方は、山が海岸線まで迫り、地形的に稲作ができる所が限られていたため、人々の生活は楽なものではありませんでした。

イサナミは、ソサノヲの所業をすべて自分の責任だと深く心に刻み、稲作の減収を償う決意をされます。

イサナミは、山焼きをして傾斜地には桑を植えて養蚕を興し、平地は水利を整えて水田や農地を増やす事業を進めます。

しかし、ここで不運が起きます。

山焼きをしていたイサナミに、風向きが変わった炎が襲いました。
火に囲まれ、逃げ場を失ったイサナミは、お亡くなりになりました。

イサナミの亡骸はアリマ(三重県熊野市有馬町花の窟神社)にお納めし、その後この地の人々は、毎年桑の花が咲く春と、稲穂が色づく秋に、イサナミを偲んでお祭りをしています。

・・・火傷を負ったということは記紀とホツマツタヱの共通事項ですが、ホツマツタヱでは現実的にイサナミの死について描かれています。

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