日本語の知識②

今回は、日本語の知識の第2段です。

名詞の特徴

日本語の名詞には、以下のような特徴があります。

  • 単複同形
  • 性別がない
  • 語形が変わらない

私たちは普通に使っていますが、欧米の言語から見ると、いや、世界を見ても、名詞にこのような特徴を持った言語というのは日本語くらいだそうです。

では、他の言語はどうでしょうか?
ヨーロッパの言語の多くは、源流がラテン語なので構造が良く似ています。
スペイン語、イタリア語、ドイツ語、フランス語などは名詞に男女・単数と複数があります。

語形の変化については、例えばロシア語の辞書には、日本語でいうところの「手紙を」「手紙が」という形で載っているのだそうです。
つまり、「手紙を」で「1語」という理解なのだとか。
なので、日本の辞書に記載されているように「手紙」という語が単体で意味を成すという現象が信じられないらしいです。

ちなみに、英語は基本的に単数形と複数形がありますが、性別はありませんよね。
というか、「昔はあったがなくなった」といったほうが正しいですね。

ただし、ご存知のように、例外的に単複同形の語もあります。

carp, sheep, deer などがそうです。

ネットなどを調べていると、fish も単複同形と説明をしているところがありますが、私がネイティブのイギリス人に確認をしたところ「fishes」も使うと言っていたので、これは違うと思います。

逆に、日本の名詞には欧米の言語のような概念がないので、日本人にとっては欧米の言語の習得が難しいと言えます。

数量詞の不思議

また、名詞には数量詞が含まれています。
この数量詞の扱いが色々と化けるため、外国人には厄介だそうです。

中でも、名詞と助詞の間に数詞が入る現象が特に難解のようです。

例えば、私たちは「手紙2通を」という言い方を普通にします。
なぜ、「手紙」と「を」の間に数量を表す語が入るのか、理解できないそうです。

また、「2通の手紙を」「手紙2通を」「2通手紙を」という言い方もします。
しかし、英語では「2letters」という形は変わりません。

谷山先生の言葉をお借りすれば、「日本語の数量詞は文中で暴れまくる」という現象が起こり、外国人の日本語学習者を悩ませているそうです。

以上、ご参考に。

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