
今回は「日本語と英語を比較する」についてお話をします。
接続詞
◯ もし明日晴れたら、海に行くぞ。
英訳は
◯ I will go to the sea if it is sunny tomorrow.
ですよね。
しかし、
◯ If it is sunny tomorrow, I will go to the sea.
でも使えます。
かたや日本語はどうでしょう?
✕ 海に行くぞ、もし明日晴れたら。
とは絶対に言いませんよね。
普通、英語は語順が狂えば意味をなさなくなり、日本語は語順が多少入れ替わっても意味が通るという認識です。
◯ 明日もし晴れたら、海に行くぞ。
✕ If tomorrow it is sunny, I will go to the sea.
とはなりません。
通常、日本語は語順の定義に揺れがあり、ある程度語順に変化があっても意味が通ることが多いですが、主節と従属節の関係は、従属節→主節の順番という決まりがあり、これが逆転すると意味をなさなくなります。
一方、英語では、 If 、when、as、after などの接続詞は、主節と従属節が入れ替わっても問題なく意味が通ります。
◯ The train has already left when he got to the station.
◯ 彼が駅に到着した時、電車はすでに出発していた。
✕ 電車はすでに出発していた、彼が駅に到着した時。
◯ After he washed his car, it began to rain.
◯ 彼が車を洗ったあと、雨が降り始めた。
✕ 雨が降り始めた、彼が車を洗ったあと。
結構文法がゆるい日本語ですが、変な所?でカッチリとしているところが面白いです。
単純未来の Will
次に単純未来の Will です。
◯ 私は来月17歳になります。
英語では
◯ I will be seventeen years old next month.
です。
しかし、大抵の英語話者が日本語に訳すと、
✕ 私は来月17歳になるでしょう。
としてしまうそうです。
ここで英語話者の「母語の干渉」が頭をもたげてきます。
この場合、万一のことがない限り来月17歳になることが確実(自然の成り行きでそうなる)なので、日本語では「~になるでしょう」という言い方はしません。
天気予報では、「~でしょう」と未来形で言います。
しかし、日常会話の中で、「明日確実に雨が降る」と言いたい時はどう言うでしょうか?
明日雨が降るよ。(それでも行くの?)
と、現在形で話しますよね。
明日雨が降るでしょう。
とはなりません。
日本語では、確実に事が起こることを前提に話す場合には「でしょう」という言い方をしませんが、英語では will をつけて話すという違いに戸惑う英語話者が多いそうです。
ご参考にされてください。
