果無山脈

ここ最近、休みらしい休みを取っていなかったので、約1年ぶりに果無山脈に行ってきました。

果無山脈とは、全長約18kmにおよぶ紀伊山地の一部の山脈で、このうちの「安堵山」は、護良親王が鎌倉幕府の追討を逃れて「ここまで来れば追手も来ないだろう」と安堵したことにちなむ山があったり、熊野古道小辺路の果無峠に続いているなど、熊野古道ともいくらか関係のある地域です。

この果無山脈に、私は約7年に渡り通い続けてきました。

友達や家族を連れていったり、空手の修行とかこつけて尾根道でトレーニングをしたり、プロポーズをしたりと、思い出の詰まったところでもあります。

現在のガイドの仕事をするようになってからは足が遠のきましたが、今でもごくたまにこうして足を伸ばして気分転換をしています。

この日は文句なしの快晴で風もほとんどなく、落ち葉でふかふかした尾根道を歩き(時には裸足になり)、自然を満喫してきました。

果無山脈の醍醐味は、この尾根道と植生豊かな森、そして「熊野三千六百峰」と呼ぶにふさわしい、幾重にも重なった山並みです。
自然の美しさで言えば、熊野古道の比ではありません。

黒尾山登山口から
黒尾山登山口から②

しばらくは尾根伝いに山並みが見えます。
以前はあまりこのように見えた記憶がなかったのですが、おそらく随分と倒木があったのでそのせいでしょうね。

一つ目のピーク、黒尾山。
しかし、眺望はまったくありません。
黒尾山登山口から約1kmです。

本日の目的地、果無山脈最高峰・冷水山(ひやみずやま)
黒尾山登山口から約2kmで到着します。
果無山脈最高峰でも、標高は1261.9mです。
ここからの眺望は格別ですが、ここ最近、木の背が高くなりつつあり、少し見にくくなっているような気がします。

冷水山山頂より北側
冷水山山頂より北側
冷水山山頂より南側①
冷水山山頂より南側

この日はもう少し足を伸ばして先に行き、そこでお昼を食べて帰ってきました。
ブナの木がたくさん生えていますが、中には折れたものもあり、見ているだけで痛々しいですが、それでもたくましく生きていました。
その幹に、見たこともないほど大きなサルノコシカケが生えていました。
写真では分かりにくいですが、本当にデカかったです。

コケとキノコの調和も美しかったです。

この日の歩行距離は6.6 km、約4時間でした。
写真を撮ったり、休憩をしたりしながら、時間を気にせずゆっくりと歩きました。

久しぶりに、非常に癒やされた一日となりました。

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