実際の熊野古道ガイド業務における注意点⑤-案内後-

今回は、案内を終えた後の注意点についてお話をします。

お客様の行き先を再確認する

別に案内中でもかまいませんが、お客様がこれからどこに向かうのかを確認します。
ガイド依頼書などの書類に書かれてはいますが、念の為口頭でも確認しておきましょう。

行程によっては所定のバスや電車に乗る必要がありますので、あらかじめ案内中の時間管理は必須です。

宿に向かう場合、可能な範囲で宿もでお連れするとお客様も安心されます。
ただし、ガイドとの解散が案内終了地点のバス停であれば、無理にお送りする必要はありません。
ガイドと別れてからちょっと辺りを見て回りたいかもしれませんので、とりあえずは「ここで終了ですが」と断りを入れておいてから「私も同じ行き先なので、宿までお連れもできます」と言うといいと思います。

私はだいたい、お客様が当日泊まられる宿周辺に車を置いておき、バスで集合場所まで向かっています。
そうすることで、お客様を宿までお送りすることができます。

あなたが電車やバスで帰らなければならない時で、お送りすることによって間に合わなくなる場合は、その理由を説明してお送りせずにお別れすることも必要かもしれません。
ただし、依頼書に「宿で解散」となっている場合は、お客様が「ここ(例えばバス停)でかまわない」と言ってくれない限りは、遅れても宿までお送りする必要があります。
依頼書に書かれていることは守ることが基本です。
勝手に行程や契約内容を変えないようにしなければなりません。
万一、お客様の同意なしに行程や内容を変更したい場合は、エージェントに一言相談しておく必要があります。

翌日の行程を確認

翌日も案内する場合は、全体のスケジュールを、案内がない場合や、他の誰かが引き続き案内する場合は、翌日に利用するバスの時間などを確認しておきます。
もし、近くにそのバス停などがある場合は、お客様と一緒に時刻表も確認しておきます。
あなたもそうだと思いますが、見知らぬ土地で一番不安なのが交通です。
その不安を少しでも拭ってあげられるようにしておきましょう。

また、余談ですがお客様が泊まられる宿付近で、見どころなどがあればお伝えしておきます。

挨拶をしてお別れ

最後に今日一日ご案内できたことの感謝を述べてお別れします。

お客様との連絡先の交換についてですが、当法人では基本的に自由ですが、中には禁止をしているところもあるかと思いますので、事前に確認をしておくといいでしょう。

私はいつも名刺をお渡ししています。
お客様から自発的に名刺やFBのアカウントなどを教えていただく場合は別として、基本的に「あなたの連絡先をくれ」というようなことは私は言わないようにしています。
なかには個人的な情報を知らせたくないからもいらっしゃと思いますので、そのあたりの配慮は必要かと思います。

帰宅中

ガイド後は気力と体力をかなり消耗します。
私は結構な割合で放心状態になります(笑)

注意しなければならないのは、車で運転して帰らなければならない時です。
以前の記事、「ガイド業務と車の運転」にも書きましたが、居眠り運転は非常に危険です。

「マイクロスリープ」という現象が起きた場合、早めに駐車できる場所を見つけて潔く仮眠を取りましょう。
しかし、仮眠はせいぜい30分以内で収めましょう。
くわしくは以下の記事を読んでみてください。

帰宅後

帰宅後は疲れ切ってはいますが、なるべく記憶の新しいうちにその日のまとめをしておきます。
報告書の提出が必要な場合は、遅くとも翌日にはまとめておきたいものです。

まとめにはその日の様子や反省点や改善点(必ずあります)、良かった点(これも重要)、タイムスケジュールなどを記録しておきます。

この積み重ねははっきり言ってしんどいですが、後から見返した時に必ず役に立ちますし、振り返ることによって少しずつではありますが、確実に成長していきます。
この積み重ねが、数年経った時に、気づけば大きな進歩になっています。

何事もにも言えることですが、「一度にたくさん」より「毎日少しずつ」のほうが、確実に定着していきます。

あたなの成長が、さらなるお客様の満足につながり、和歌山(熊野)のファンを増やすことに繋がります。

あなたの成長をお祈りしております。

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