見老津駅から田子駅間は、国道42号線を中心に主に海岸線を通るルートで、雄大な海を見ながら、昨年2016年に世界遺産に登録された新田平見道(にったひらみみち)や磯、集落を通ります。
実は昨年に追加登録後すぐに同じルートを歩いたのですが、まだ道標が設置されておらず、地図も発行されていない状況だったため何度も迷いました。
今回は2回目ということもあってさすがに迷いはしませんでしたが、地図を片手に何度もルートの確認をしました。初めて歩く方は大辺路の入り口を見逃すことがあるかもしれません。特にすさみエリアでは、道標が整備しきれていない印象があり、以前から設置されている木製の標識の文字がなくなっていたり、矢印が消えていたりで、結構惑わされます。
この日は台風5号が接近中の日で大変蒸し暑く、海も荒れ模様。日向を歩くことが多いので、こまめな水分補給は欠かせませんでした。

途中、国道から外れて浜伝いに歩きます。この日はまだ干潮後間もない時間帯でしたので、岩で滑らないように気をつけながら歩きました。

昨年追加登録された新田平見道は、距離こそ短いながらも、古道の雰囲気をよく残しており、当時の古道の様子がよくわかる箇所です。

また、道中何か所か集落を通ります。穏やかな雰囲気に包まれた集落は、個人的にはツボだったりします。

ここを通りかかった時、「暑いのぉ。熱中症にならんように気つけよしよ」と、この地方の方言で声をかけてくださった住民の方がいました。こんなまた違った雰囲気を味わえるのも古道歩きの楽しみの一つかもしれません。
