
和歌山と言えば、ミカンの出荷量日本一です。
しかし、「近くにある温泉についてはあまり詳しくない」という人が多いように、和歌山に住みながらミカン(柑橘)に詳しい人も少ないのではないでしょうか。
今日はほんの少しですが、今が旬の品種についてお話します。
今年から、いつもお世話になっている農家さんのところで、剪定後の枝集めをしています。
いつもは収穫の時だけでしたので、梅雨時期の畑しか知りませんでしたが、葉が生い茂っていた葉が冬にはすべて落ちているため、日差しが畑の中にまで降り注ぎます。
おかげさまで日焼けしました(笑)
梅雨の畑しか知らなかった私にとって、冬の畑は新鮮です。
隣の畑は今、ポンカンが鈴なりになっており、収穫の真っ最中です。
そのポンカンが青空と相まって本当に見とれてしまうぐらいきれいな風景が広がっています。
枝拾いの作業が終わると、次はポンカンの収穫のようです。
今日はそのポンカンをいただきましたが、非常に美味しかったです。
ちなみにポンカンはインド原産です。
柑橘は大きく分けて6つに分けることができます。
みかん類
温州みかん(宮本早生、ゆら早生、宮川早生、興津早生など)です。
ポンカンもみかん類に分類されます。
雑柑類
雑柑類とは、我が国で生まれた温州みかん以外の中晩生の柑橘の総称です。
夏みかん、はっさく、伊予柑などがあります。
スイートオレンジ類
世界の柑橘の約70%を占めています。
ネーブル、トロビタオレンジ、福原オレンジ、バレンシアオレンジなどがあります。
文旦・グレープフルーツ類
文旦とグレープフルーツです。
タンゴール・タンゼロ類
タンゴール類とは、みかん類とスイートオレンジ類をかけ合わせたものです。
清見、タンカン、マーコット、不知火、はるみなどです。
タンゼロ類とは、みかん類と文旦・グレープフルーツ類をかけ合わせたものです。
ミネオラ、セミノール、スイートスプリングなどがあります。
あとはレモン・ライム類です。
お世話になっている農家さんの畑では、他にも不知火(しらぬい)も植えているそうです。
不知火の収穫時期は2月から3月にかけてです。
不知火は、清見とポンカン中野3号との交配種で、アメリカでも「Sumo Orange」とか言われ、食べられているそうです。
お客様から初めて向こうで呼ばれている名前で言われた時は、何のことか分かりませんでした。
その形がお相撲さんに似ているのでそのよう名前がついたそうです。
清見は、宮川早生とトロビタオレンジの交配種です。
では、不知火とデコポンの違いは何でしょう?
品種的には同じです。
ただ、糖度が13%以上、酸度1%未満で、なおかつJAに出荷したものだけに名付けられることができます。
なので、「デコポン」はJAの登録商標です。
不知火のケースは特殊かもしれませんが、一口に「柑橘」と言っても、世界で栽培されている品種は100種類以上あります。
中には、「はるき」のように、昨年10月に品種登録された、ごく最近のものもあります。
品種の多さの点では、次から次にブームが起こる犬とよく似ているのかもしれません。
ご参考にされてください。
