ストレッチの重要性

今回は「ストレッチの重要性」についてお話します。

あなたはストレッチをしていますか?
していても、自己流にやっていませんか?

ストレッチをする目的は次の2点です。

  • 疲労回復の促進
  • 怪我の予防

疲労回復の促進

熊野古道のガイドをしていると、アップダウンの激しいところを歩くことが多く、一日が終わると私はたいてい気力体力を使い果たし「放心状態」となります。

特に下りのきついところなどを案内した後などには、足の疲労は相当溜まっています。

この、足に溜まった疲労物質を取り除く役割をしてくれるのがストレッチです。

案内が一日で終了という場合であれば問題はないですが、私の場合、ピーク月などは一ヶ月に20日程度案内をしています。

その日の最高のパフォーマンスを発揮するには、翌日に疲れを残すとそれだけで「最高」の要素が欠けてしまいます。

常に120%を心がけている私にとって、ストレッチは欠かせないものとなっています。

怪我の予防

当たり前ですが、ストレッチをすることによって筋肉や筋の可動域が広がりますので、歩いている最中に転倒したり足を捻ったりしても、大きな怪我を防ぐ確率は上がります。

万一足に怪我をしてしまい、仕事ができなくなってしまっては、個人事業としてガイドをしている人にとっては収入がなくなってしまいますので、常に自分の体のケアを忘れないようにすることが肝心です。

ご存知のように、力士が強制的に股割りをさせられるのも怪我の予防がその大きな目的ですよね。

思考も固まる

体が硬くなると、心も堅くなります。

心と体は表裏一体です。

体調が悪い時は仕事もはかどらないし、思考も働きませんよね。

朝起きた時に、深呼吸をしてみるとその日の体調が分かります。
息を吸ってから、吐く時にゆっくり糸を出すような気持ちで長く吐いてみてください。
体調が悪い時は「ハアッ」となってそれが続きません。

なので、「体のこわばりは心のこわばり」でもあると言えます。

「最近、頑固になってきたかな?」と感じ始めているなら、もしかして体が堅くなっているかもしれませんよ。

疲れを溜めると体調も悪くなります。
ストレッチでなるべく疲れを溜めないようにしたいものです。

ストレッチのお勧め本

「じゃあ、どうすればいいの?」「本とは言っても、ストレッチの本がたくさんありすぎてどれを選んでいいのか分からない」という方のために、ストレッチに関するお勧め本をご紹介します。

ストレッチ100の基本 増補版 (エイムック 3157)
まずは基本的なストレッチで、全身をくまなく網羅しているものがお勧めです。
この本では「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」について書かれていますが、まずは「静的ストレッチ」だけでいいと思います。
基本的なストレッチに関する本であれば、ぶっちゃけどんなものでも基本は変わりませんが、基本をこれだけ網羅している本は、自分にとって得手のいいストレッチを選択することができますのでお勧めです。

痛みと歪みを治す健康ストレッチ
タイトル通り、痛みと歪みの矯正に重点を置いています。
人間誰しも痛みとまでは行かなくても、歪みは持っています。
この本では、その歪みの矯正ストレッチをして痛みを取り除くことを目的としています。
私はこの本で結構ストレッチについて勉強をしました。
この本も全身のほとんどの場所についてのストレッチが紹介されています。

腰痛・肩こり・ひざ痛にサヨナラ! 30秒ストレッチ
ごく最近、2020年3月31日に出版された本で、腰痛、肩こり、膝痛の解消に焦点を絞った内容です。
最後に正しい姿勢を保つ方法についても書かれています。
当法人のガイドでも、特に腰痛持ちや膝に問題を抱えている人がいるので、これをお勧めしたいですね。

以上、ストレッチは疲労回復、怪我の予防はもとより、心にも柔軟性ができるということをお伝えしました。
ご参考にしていただけたら幸いです。

学びに「遅すぎる」はない

今回は「学びに遅すぎるはない」ということについてお話しようと思います。

あなたは、最近になって何か新しいことを始めましたか?
「50の手習い」という言葉があるように、何か新しいことを始めることは素晴らしいことです。

熊野古道について学び始めたのは2014年から

高野・熊野地域通訳案内士育成の現場研修で、私は講師として偉そうなことを言っていますが、私が熊野古道について学び始めたのは2014年、高野・熊野地域通訳案内士(当時は「特区」通訳案内士)の試験勉強を始めた時でした。

経験でいうとまだ6年です。

それでも受講生の方からは「10年以上の経験があると思っていたような内容だった」と言われることもあります。

法人設立

現在は、一般社団法人 和歌山地域通訳案内士会として法人を立ち上げて活動をしていますが、法人立ち上げに時もかなり勉強をしました。

設立までの手順、揃えなければいけない書類、定款の作成、設立後にしなければならないことなど、時間の許す限り勉強をしました。

行政書士さんなどにお願いすれば、そのへんの手間は省けますが、自分で出来そうだったので勉強して設立しちゃいました。

実際自分でできます。
そんなに難しいものではありません。

エクセル

この期に及んで、今私はエクセルの勉強をしています(笑)
分からないこととググって勉強する日々です。

今までは「必要最小限」のことしか知りませんでしたし、それで十分使えていたのでしなかったわけですが、この新型コロナウィルス(武漢肺炎)のおかげで、事務作業の見直しをする際に、どうしても必要になったからです。

まだまだ人に自慢できるものではありませんが、毎日PCとにらめっこする日々が続いています。

リーダーについて(読書)

私は元々、リーダーになりたくてなったわけではありません。
むしろナンバー2の方が性格的にしっくりきますし、そのほうが実力も発揮出来ると思っていますが、法人のリーダーとなった以上は、そんな言い訳は通用しません。

昨日の記事に書いた「成功の儀式」のなかで読書を入れていますが、今は主にビジネス書を読んだり、偉大な会社経営者の伝記を読んだりしています。

個人的には、「出光佐三 反骨の言魂 日本人としての誇りを貫いた男の生涯 (PHPビジネス新書)」や、「実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書)」などに特に影響を受けています。
本についての記事は、また別の機会に譲りますが、読書で自分の世界が大きく広がったことは、大きな収穫です。

時間は有限

今は外出の自粛が続き、外に出ることもなかなか出来ずに気分が滅入りがちですが、この時だからこそ、何か新しい学びを始めるのにはいい機会だと思います。

こんなに時間がある時なんて、学生以外は一生ないかもしれません。

時間は有限で、万人平等に与えられているものです。
この時期にどう過ごすかで、今後の人生に大きな差が出ることになると思います。

この機会に是非、新しい学びを始められることをお勧めします。

長続きしない理由とその改善法

今日は「長続きしない理由とその改善法」と題してお伝えします。

「三日坊主」とはよく言ったもので、本当に3日経てば面倒になったり、その事自体「なかった事」にしてしまい、またいつもの日常に戻ったという経験がみなさんあるかと思います。

その理由についてお話し、どうしたら長続きするのか、そのコツをシェアできたらと思います。

長続きしない理由

  1. いきなりキツいことから始める
  2. 目標設定が明確でない
  3. 進捗状況を計測していない

が挙げられます。
では、それぞれ深堀りしていきましょう。

1.いきなりキツいことから始める

「さあ、これから頑張るぞー!」と決意も新たに始めたものの、次第に始めの頃の熱も冷め、徐々に面倒になり、ついには止めてしまう・・・
こうなる原因の一つに、「いきなりキツイいことから始める」ということが挙げられます。

「ちょっと苦痛かな」と思ったら、もう長続きは絶対にしません。
短期のものであれば「あと1ヶ月」と、目標期間を見ながら頑張ることができますが、それを過ぎればまず続けることはないでしょう。

私が以前極真空手をやっていた時、試合まで半年の日課として、毎日のランニングを課してしました。
私は運動は好きな方ですが、長距離走は性が合わずあまり好きではありません。
しかし、あとにも触れますが「ベスト8に入る」という「目標」があったからこそできたのであって、その目標がなければ絶対に始めてはいませんでした。

その時も、いきなり8kmを走っていたら持続はできていなかったでしょう。
4kmから徐々に距離を伸ばしていき、ついには8kmを難なく走れるようになりました。

また、週3回の筋トレも始めは負荷を小さめにし、徐々に負荷を上げていきました。
最後は腹筋400回、背筋も400回、ヒンズースクワットでは、1100回まで伸ばすことができました。
こうして「小さな成功体験」を積み重ねていけばいいわけです。

いきなりランニング8km、腹筋400回、背筋400回、スクワット1000回もやっていたら、体も心も持たなかったでしょうし、こんなことを10年もやっていたら逆に体を壊してしまいますよね。

・・・結局試合では、2回戦で優勝候補の大本命とぶつかって負けてしまいましたがね(笑)

2.目標設定が明確でない

英語の勉強を例えるなら、勉強をしてどのスキルを伸ばしたいのか明確にしないと、溢れ返る教材や英会話教室に翻弄されて、結局途中で面白くなくなってやめてしまう・・・ということが起こりがちです。

どこに重点を置いてしたいのか、まず始めに明確にしていないと道に迷うことになります。

リスニングを伸ばしたいのか、文法に重点を置くのか、語彙を増やしたいのか・・・
まずは「あれもこれも」としないほうがいいと思います。
語学は4大スキルすべてがリンクしていますが、「話せるようになりたい」と思われているのであれば、「ライティング」はとりあえず必要ありません。
ある程度話せるようになってからでもライティングの勉強は遅くありません。

英語を学ぶ際に挫折する方は、とにかく伸ばしたいスキルに集中することをお勧めします。

さて、私は毎日「成功の儀式」と題して、朝の一番新鮮で貴重な時間に、音楽鑑賞・瞑想・早足歩き・読書をしています。
所要時間は約2時間です。
朝の貴重な2時間を、自分に投資しているわけです。

また、朝晩は必ず神棚に祈りを捧げます。

「成功の儀式」の目的は、「自身の生産性と集中力を上げるため」と「自分で時間をコントロールできているという意識をインプットする」ためです。

朝に「成功の儀式」を行うと、本当に気持ちがスッキリし、頭も冴えてきます。

そんなこんなで、「成功の儀式」は3年目、神棚への祈りは10年目に突入しました。

3.進捗状況を計測していない

始めた時の気持ちというのは、どうしても時間とともに冷めていきます。
ここでその気持を上げるのは「進捗状況を計測する」ということです。

ランニングや筋トレなど、距離や回数で分かるものについては分かりやすいですが、それ以外のものについてはどうすればいいのでしょうか?

やはり「数値化」することが大事だと思います。

「このテキストを10周する」とか、「一ヶ月で60語覚える」とか、数字で見ると進捗状況がわかり「ああ、自分は成長しているな」と感じられるようになり、意欲も増します。

これは先ほどの「目標設定」というところに繋がってきますが、「一ヶ月で60語ということは、一日2語だけ覚えたらいい」となり、気持ちも楽になりませんか?

この積み重ねが、数年後には大きな数字に化けるわけです。

なので、何か数字に表せるように工夫してみるといいと思います。

持続には「習慣化」が鍵

さて、そうはいっても、なかなか続かないかもしれないし、どこまでやればいいか分からないと思います。

続ける時のコツは、意識から無意識に変えることです。

今までの日常に新たな「習慣」を加えるわけですから、始めはどうしても意識的にしないと続きません。
忘れないように、強制的にする工夫が必要です。

たとえば、「毎日2語覚える」ことを目標としていたなら、寝室のドアに単語帳をかけておくとか、「毎朝歩く」と決めていたなら、ベッドの横にジャージを置いて寝るとか。

・・・それすら忘れたら身も蓋もありませんが(笑)

しかし、意識していたことが無意識にできるようになれば、あとはそんなことをしなくても続けられるようになります。

「しないと気持ちが悪いな」という感覚が芽生えてきたらしめたものです。
それは習慣化されています。
空手の試合が終わってからは、好きではないランニングでさえも「走らなかったら気持ち悪いな」と思いました。
すでに習慣化されていたからです。

個人差もあるので一概には言えないですが、習慣化まで最低でも2週間から1ヶ月はかかると思います。

無理はしない

私はガイドをしている関係から、「出勤時間」が不規則です。
早い場合だと、朝5時に家を出ることもあります。
そうなれば、「成功の儀式」をするには最低でも3時には起きなければなりません。
これではさすがに仕事へのパフォーマンスも下がりますので、「ガイドの時は成功の儀式はしない」と決めています。

習慣化が定着していれば、ガイド以外の日は無意識に成功の儀式を始めることができていますので、ここまでくれば逆にやめることができません。

また、英語勉強も毎日していますが、「1時間以上はしない」と決めています。
英語勉強で1時間なんてあっという間で、「もっとしたい」と思うのですが、あえて止めています。

それは「日曜日に7時間」より「毎日1時間」の方が、同じ7時間でも絶対に記憶には定着しているからです。

あ、「TOEICを受ける」とかいう短期の目標があれば話は別ですよ。
ちなみにTOEIC前の4ヶ月は、平日4時間、休日は9時間~10時間勉強していました。
TOEICはTOEIC用の勉強が必要ですからね。

まとめ

今日は「長続きしない理由とその改善法」についてお話しました。

長続きしない理由として

  1. いきなりキツいことから始める
  2. 目標設定が明確でない
  3. 進捗状況を計測していない

持続させるには

  • できる範囲から始める
  • 目標を設定する
  • 進捗状況を計測する
  • 習慣化が必要で、まずは強制的に始める
  • 「意識から無意識への変換」が必要
  • 無理はしない

でした。

ご参考になれば幸いです。

それ、お客様に通じますよ!

今回は、うかつなことを言うと、お客様に分かってしまうので注意が必要だということについてお話します。

内容は短いですが、私がお客様をご案内する時は特に注意を払っているところで、今日のお話は非常に重要です。

「日本語」とは言っても、現在の「日本語」は、大和言葉(和語)、漢語、外来語からなっており、特にこの「外来語」を話す時や、英語話者だからつい出てしまう言葉などを、実体験を元にお話しします。

当法人では、現地ガイドをすることが多く、スルーガイドが別にいらっしゃって、例えば京都→大阪→奈良を回って熊野まで来られ、私たちはスルーガイドに一任されて現地のみを案内する・・・ということがあります。

こいつアホや

以前の案内でスルーガイドがついて来た時、そのガイドがお客様の目の前で「あの人はbossyやから」と言ったのを聞いて、正直「こいつアホや」と思ってしまいました。
少なくとも、「bossy」は英語圏の方なら誰でも知っている単語ですし、話の全容は分からなくても、その一言で大体なんの事について言っているのか想像をすることができるからです。

仲間内での会話にも注意が必要

ここまでアホな人はあまり見たことがありませんが、複数でガイドをしている時に話す場合に注意しなくてはいけないことがあります。

それは「そのお客様の国の名前」です。

これも間違いなく通じますので、お客様は「あ、このひとたち、わたしの国のことについて話している」となってしまいます。

もし、聞かれてマズイような話題をするのであれば「米国」とか「豪州」とか、お客様に勘ぐられないように、言葉には配慮するべきです。

また、ガイド同士で話す時は極力英語で、また、日本語で会話を交わして笑うようなことがあれば、誤解を与えないよう、きちんと「今、○○のことについて話していました」と、話題を共有するように心がけてください。

他の日本人と話す時も注意が必要。ただし例外もあり

スルーガイドではなくても、案内中に日本人を話す機会があります。
その時にも十分注意を払ってください。
基本的には、先ほどお伝えしたことと同じです。

ただ、初見の場合に「ドイツです」とか、「オーストラリアです」と言うのはかまいません。
お客様も「どこから来たのかを聞いてくれている」と思うようで、その日本人に対して笑顔で応えることが多いです。

まとめ

今日は、うかつなことを言うと、お客様に分かってしまうので注意が必要だということについてお話ししました。

  • お客様の前では、極力外来語を使わないように心がける
  • お客様の国名を言う時は特に注意する
  • 日本人同士の会話で、笑うようなことがあれば、必ずお客様にもその内容を伝えて誤解を生まないように心がける

外来語が当たり前になってきている今だからこそ、細心の注意を払って案内するよう、心がけていただければと思います。

JAFに入っていますか?

熊野でガイドをすると、どうしてもお客様と会うまでに車を運転して現地まで行くことが多いです。
いや、「多い」というか、車でないと無理です。

自宅から現地まで、近い場合もありますが、大体のガイドは1時間前後かけて向います。
当然、案内が終われば自宅まで帰らなければなりません。
特に帰り、緊張からの開放感と、体力と神経を使っているため、注意力が散漫になりがちなので注意が必要です。

入会されていない方はもちろん、すでに入会されている方も、私の実体験を元に書いていますので読む価値がある内容かと思います。
最後までお付き合いください。

高速道路でエンジンストップ

ガイドの行き帰りではありませんでしたが、母が和歌市内の病院に入院していたので、見舞いに行ったその帰りの高速で「事件」が起きました。

調子よく走っていた車のエンジンが急に「息」をし始め、アクセルを踏んでも反応したりしなかったりという状態になりました。
高速なので途中で止めることもできず、「止まるなよ」と祈るしかありませんでしたが、ついに完全にエンジンが止まってしまいました。

焦りました。それもトンネルの中です。

惰性で車を走らせ、何とかトンネルから出たところで少し広い場所があったので、そこにハザードを出して停車をし、JAFに電話をしました。

まず始めに、落ち着くように言われ、二次被害(後方からの追突)を避けるため、車から出てガードレールの外で待機するように言われました。

状況を説明しましたが、現在地が分からなかったので、「○○トンネルの手前」としか言いようがありませんでした。

次に「道路わきに番号が書いてある標識がないか」と聞かれたので、道路わきに目をやると・・・ありました!
普段はそんなものを意識して走っていなかったので全くそのことについて知りませんでしたが、たしかに「141.2」のように書かれている標識があります。

その番号を伝えると、現在地を特定できるそうです。

あとは、発煙筒は炊いているか聞かれ、現地到着までの隊員の到着時間の目安を教えてくれました。

始めはどうなることかと思いましたが、スタッフさんの適切な対応で、徐々に落ち着きを取り戻しました。

結局、レッカーで運んでもらって事なきを得ました。

この時、「JAFに入っていてよかった」と、つくづく思いました。

パンク、バッテリーあがり、キーとじ込みは「ありがちなトラブル」

こういった場合はあまりないかもしれませんが、バッテリーあがりやキーのとじ込み、タイヤのパンクなどは結構起こる確率が高いです。
特にパンクした場合などは、最近の車はスペアタイヤが装着されていないものが多いので注意が必要です。

「応急修理キット」のようなものが積んでありますが、あれはあくまでも釘などを踏んでパンクした場合だけに使うことができるものです。
縁石に当てた場合や、石を踏んでタイヤが裂けたような場合には使えませんのでご注意を。

仮にスペアタイヤがあっても、スペアタイヤに交換する自信がない方などは、絶対に入っておくべきです。

私はガソリンスタンドで働いていましたので、スペアタイヤの交換や、バッテリーが上がった場合に、救援車からバッテリーを借りてつなぐことぐらいはできますし、車によっては、道具さえあればキーをとじ込んだ場合でも開けることはできますが、それでもJAFに入会しています。

周りに頼める状況でトラブルが起こるとは限りません。
誰か助けてくれる人の登場を待つよりも、プロに頼んだ方が、無駄な時間やお金を使うことがなくなります。

ちなみに、会員でない人がJAFを呼ぶと、キーとじ込みなら15,230円、スペアタイヤ交換で13,330円、バッテリーあがりなら13,130円必要ですが、JAF会員なら無料です。

入会金2,000円、年会費4,000で、安心の保証が得られる利点は非常に大きいですよ。

JAF Mateで安全運転啓発

JAF会員になると、様々な特典がありますが、私は特に年間10回発行される「JAF Mate」を必ず読むようにしています。
https://jaf.or.jp/individual/use-jaf-more/jafmate

中でも、事故事例を検証し、何が原因でその事故が起こったのか、そのような状況ではどのようなことに注意するべきなのか、という記事や、写真をみて「このとき、あなた何に注意しますか?」というクイズ形式の記事があり、安全運転を心がける上での注意点やコツなどを、啓発する記事は、車に乗る時間が多い私にとっては、毎回得るものがあります。

ちなみに、今回は「高速道路での逆走」がテーマでした。
逆走車を発見した場合、逆走をしてしまった場合などの対処法が書かれていました。

「私に限って」ということは絶対にありません。
「明日は我が身」と考え、まだJAFに入会していない方は、この機会に是非ご入会を。

あ、私は何もJAFの回し者でもなんでもありませんよ、念の為。

ちなみに、本宮の渡良瀬温泉や、十津川村のホテル昴の温泉なども会員証を提示すれば割引してくれます(割引不可の時期があります)

https://jaf.or.jp/individual/join-us

何事にも練習が必要

今回は「何事にも練習が必要」についてお話しします。

今はコロナウィルスの関係で出社できない方も多いと思いますが、通常であれば、新卒の採用者は研修を終えて現場で活躍されている時期ですね。
私も高校を卒業してから、ある大手企業に就職をしましたが、担当部署に配属されるまで約1週間の研修がありました。
社員として、社会人としての心構えに始まり、電話応対、職場での言葉遣いなどを練習しました。

スポーツにおいても同じですよね。
野球で例えるなら、キャッチボール、ノック、バッティング、ウェイトトレーニング、ベースランニングなど、試合に出るまで様に出るまで様々な練習をします。
甲子園であの舞台に立っている球児は、あそこに行くまでに血のにじむような練習を積んできているわけです。

ガイドに置き換えれば、「試合」は「本番での案内」です。

これを読んでくださっているあなたは、意識が高い方でしょうから、こんなことを言わなくても分かりきっていると思いますが、ガイドに出るにも、それまでには練習が必要です。
特に私がお伝えしたいことを書かせていただきます。

熊野古道英語ガイドに必要な「練習」とは?

熊野古道英語ガイドに必要な練習とは、何でしょうか?
私はこの3点が必要だと考えています。

  • 説明
  • 英語
  • 歩き

説明

これは恐らく、どんなガイドでもやっていることでしょう。
特に「鉄板」の場所では、予め練習をしてそれをスラスラ言えるようにしておかなければなりません。

では、英語で案内が出来れば、日本語でも出来るでしょうか?

答えは「日本語は日本語、英語は英語で練習しないと無理」ということです。

私の経験からいうと、日本語での知識は比較的その場で英語に直しやすいですが、英語から日本語に直すことは本当に難しいです。

私は英語でのガイドばかりしていましたが、日本人のお客様から依頼が入った時、「英語で出来るんだから、日本語でも出来る!」と、タカを括って臨み、噛みまくってロクに説明出来なかった苦い経験を持っています。

高野・熊野地域通訳案内士は、2017年度より英語以外の言語も追加された関係から、これまで英語で行ってきた現場研修はすべて日本語になりました。

困ったのは私です(笑)

これまで英語で行っていたものを、日本語で、それも日本人向けの説明に加え、外国人の視点に立った説明もしなければならなくなったからです。

これまでの失敗があったので、本番までに自分の知識の確認・整理、そしてそれがきちんと言語化できているか確認し、その上で説明練習をしています。

あの場で偉そうにしゃべっていますが、裏ではかなり練習をして臨んでいます。

以前の記事にも書きましたが、「対日本人」と「対外国人」では、説明する内容が違ってきます。
その説明を使い分ける必要があります。
その分、覚えなければならないことが増えてしまいます。

「日本語でも英語でもガイドをしたい」という方がいるのであれば、ここは注意すべき点です。

英語

先ほど、「日本語での知識は比較的その場で英語に直しやすい」と書きましたが、それは英語の能力がある程度あることが前提です。

やはり英語も練習が必要です。

では、ガイドをするに当たって特に何が必要でしょうか?

リスニング、スピーキング、語彙の増強などが挙げられますが、特にリスニングとスピーキングが必要です。

リスニングができなければ、コミュニケーション自体が出来ませんし、スピーキングが出来なければ自分の思い・意見などを求められた時に、きちんと述べることが出来ません。

私は以前、自称「語学マニア」のガイドの方と一緒に仕事をした時に、スピーキング能力向上のコツを教えていただきました。

その方法とは「聞いた日本語を英語に訳してみて、怪しいところがあれば調べて練習する」というものでした。
常にそのことを意識して、それを日常生活に取り入れているそうです。
それを聞いて以来、私もその方法を結構やっています。

ちなみに、その方の英語レベルはかなり高く、通訳などもされているそうですが、彼の英語は「純国産」です。

リスニングについては、もうこれは「海外ドラマ」が一番です。
選ぶ時の注意点は、セリフが多く、題材が日常のもので、日本語と英語の字幕がついているものです。

歩く

「長い距離を歩けない」という人に聞きます。

あなたは、歩く練習をしていますか?

当法人の会員にもいますが、「わたしはそこは歩けないから無理」とういう人がいます。
こういう人に限って、歩く練習をしていないことが多いです。
身体的な理由、例えば、膝を手術したとか、腰痛持ちだとかならまだ分かりますが、単に「歩けない」と言っている人は、一体月にどれくらい歩いているのでしょうか?

熊野古道を歩ければなおいいですが、そうでなくても買い物に行く際には近くのスーパーまで歩いて行くとか、普段から歩く習慣をつける努力をすることはできるはずです。

そういったプロとしての意識が足りず、「趣味の延長」のようにガイドを捉えている人がいるように思えてなりません。

いくら説明の練習をしようが、この「歩く」ということが出来なければ、「フライをキャッチ出来ない野球選手」と理屈は同じです。
キャッチボールばかりやっていても、試合には勝てないし、出場することさえできません。

普段から歩く練習をしておきましょう。

まとめ

今日のまとめです。
今日は「何事にも練習が必要」と題してお話をしました。

熊野古道で英語ガイドをするのであれば、3つの練習が必要で、その練習とは、

  • 説明
  • 英語
  • 歩き

が必要です。
最後の「歩き」は、出来ていない人が多いので、特に「練習」しておいてほしいところです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最強メモアプリ、カラーノートのススメ


ガイド中はもちろん、普段使いにも非常に心強いアプリ、カラーノートについてご紹介します。
このメモアプリ、ただのメモではなく、様々な用途に使うことができますので、ぜひあなたの携帯にインストールしてみてください。

以下にその機能をざっくりとご紹介します。

メモ

これがカラーノートのメイン機能なわけですが、わたしはガイド中の地点間の所要時間や、お客様の名前や特徴などを記録しています。

・・・お客様の特徴は結構毒を吐いている部分があるのでお見せできませんが(笑)

電話ができる

このアプリで驚いたことの一つに、メモから電話が出来る機能があるということです。
「なんだ、そんなの他のアプリでもあるよ」とか、「それって携帯自体の機能やん」と言われてしまうかもしれませんが、私にとっては感心の機能でした。

ガイドの仕事をしていると、1日しかお付き合いのない方もいます。
その方の連絡先をいちいち登録していては、電話帳に膨大なデータが残ってしまいます。

カラーノートに番号を入れておけば、その番号をタップすればかけることができます。

メモの内容をシェアできる

カラーノートに記載した内容を、SNSやメールなどにシェアすることができます。

私はこの機能を、ガイド報告書の作成に使っています。

ガイドが終わったあとすぐにカラーノートにメモをしておき、その日の所要時間と一緒にメールで送信しておきます。

あとは帰ってからそのメールをコピペすれば、あっという間に報告書の完成です。

記憶が新しいうちに記録しておくことは、報告書では必須です。
また、「報告書が面倒だ」とういう方には特にオススメです。

リマインダー機能で「うっかり忘れ」を回避

この機能も非常にありがたいです。

カラーノートには、

  • ステータスバーに表示
  • 終日リマインド
  • 15分後
  • 30分後

から選ぶことができ、さらに「時間通知」をタップすると、好きな時間を選べます。
また、「繰り返す」かどうかも設定できます。

カレンダー機能でスケジュール管理

カラーノートには、カレンダー機能も搭載。
カレンダーに登録しておけば、「今日のノート」としてステータスバーにお知らせアイコンが表示されます。

ただし、私はこの機能は使っていません。

今はGoogleカレンダーの方が使い勝手がいいですね。

メモ検索で、大量のメモの中から一発検索

メモをマメにすればするほど、メモは溜まる一方。
私のカラーノートのメモは、見るも無残な量のメモで溢れています。

しかし、そんな私のようなずさんな人間でも、キーワード検索機能で一発検索ができます。

以上、ざっと説明をしましたが、もしあなたに「うっかり忘れ」が多かったり、ちょっと記憶に残したい時があったりした場合は、このカラーノートが大いに役立つことをお約束します。
まだここではご紹介できていない機能もありますので、ぜひ一度使ってみて、自分なりの使い方で大いにあなたの生活や趣味、仕事に役立ててください。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.socialnmobile.dictapps.notepad.color.note&hl=ja

お客様のペースに合わせる

今回は、当たり前のようでなかなかできていない、「お客様のペースに合わせる」についてお話をします。

「そんなこと、出来ている」という方は読まなくても構いませんが、「ハッ!」と思われた方は、この先も読んでみてください。

お客様を置いて行かない

当法人、和歌山地域通訳案内士会では、ガイド指名の順番に入るために「認定試験」というものを開催します。

「認定試験」とは、ガイドが実際にお客様に見立てた当法人の会員や、一般から募集した参加者をガイドしてもらい、合否を決める試験です。
特定のコースのガイディングを、当法人の試験官が同行して評価をし、今後のガイドにおける助言をします。

その認定試験でよく目にするのが、「ガイドがお客様を置いていく行為」です。

試験では制限時間を設けていますので、慣れていないガイドは焦ります。
実際のガイドでは、バスの乗せ込みで終了という場合や、当日の宿に行くためのバスに乗らなければならない場合などが多くありますので、このような形を取らせていただいています。
特に熊野古道周辺のような、バスの本数が限られている地域では、バスの乗り遅れが致命的になる場合があります。

試験では、発心門王子~本宮大社までの案内をしてもらいますが、あの易しいコースでさえも、ガイドがガンガン歩いていき、お客様が見えなくなっても待たないというケースが度々発生し、そのたびに注意をしています。

そういった行為は、お客様を疲れさせるだけでなく、信頼も損なう可能性がありますので、注意が必要です。

では、なぜこのようなことが起きるのか、前置きが長くなりましたが、深堀りしていきます。

  • 時間が気になって焦る
  • 他のお客様と話が夢中になる
  • 考え事をしている

時間が気になって焦る

これはさきほどお話した通りですが、「○時○分のバスに乗せて終了」という場合など、時間に制約がある場合などは、特に時間の事が気になって焦りがちになります。
結果、そのことが気になってついつい早足になってしまい、お客様のペースを乱してしまいがちです。
さらにはお客様が見えなくなっても待たないという、最悪の事態に陥ってしまいます。

他のお客様と話が夢中になる

これは私もいまだにたまにやってしまうので、自分への戒めも込めてお話しますが、ある特定のお客様との話に夢中になりすぎて、後ろの事を忘れてしまう、厳密に言えば、後ろを気にかける頻度がすこぶる落ちるということをやってしまいがちになります。

後ろのお客様から「待って」と言われて「ハッ!」と気づくこともあります(汗)

考え事をしている

これは、「このペースだと、お昼をどこで食べようか」とか、「雨が降りそうだな、ここで雨が激しく降ったらどこで雨宿りしようか」など、刻々と変わる状況に対応するための判断を迫られた時などに起こりがちです。

今晩のオカズは・・・なんでことは考えないようにしましょう。

対処法

時間が気になって焦る

これについては一概にいうことはなかなか難しいですが、解決策の一つの方法として、そのコース所要時間を熟知するということが挙げられます。

特に、ある地点からある地点までの所要時間、例えば「発心門王子~伏拝王子までは1時間半」とか、「青岸渡寺から那智の滝までは20分」などを把握しておくと、今のスケジュールが早いのか、遅れているのかが分かり、無用な焦りをしなくて済みます。

・他のお客様と話が夢中になる
・考え事をしている

もうこれは、お客様との話や考え事に集中しすぎない習慣をつけるよう、普段の案内から気をつけるしかないと思います。
絶えず後ろを振り返るクセをつけるといったほうが分かりやすいですね。

なんか答えになっていないようで申し訳ないですが、これしかないです。

少人数ならお客様を置いていくというようなことはありませんが、大人数、例えば10人くらいになってくると、やはりどうしても遅れる人が出てきます。

あまり遅れる人に合わせている、今度はペースが早い人から不満が出てきますので、難しいところです。
こういう場合は、ちょっと異論が出るかもしれませんが、ペースの早いお客様には「○○で待っておいて」と、分かりやすい場所を告げて、先に行かせるということも私はやっています。

少人数でも注意が必要

「お客様を置いていく」というレベルまでは行かなくても、お客様のペースには注意を払う必要があります。
特に、上り下りの多いコースなどでは、頻繁にお客様の様子を見るようにしてください。
では、どういったところを見ればいいのでしょうか?

  • 息づかい
  • 表情
  • 自分のペースについて来ているかどうか
  • 上りが苦手なのか、下りが苦手なのか、両方苦手なのか

などで判断しています。

以前、喘息持ちの方がリタイヤした際、やはり上記3点が基準になりました。
その時の記事も併せて読んでみてください。

滝尻~高原のような、急坂が続くようなコースでは、慣れてくると「ここで休憩」というポイントがわかってきます。
やはり「現場100回」は嘘ではありません。

また、お客様によっては、「上りは得意でも下りは苦手」とか「下りはいいけど、上りは極端に速度が落ちる」などの特徴がありますので、そこをよく見極める必要があります。
傾向として、アジア圏、特に香港、シンガポール、フィリピンなどのお客様は、こういった傾向が強いです。

休憩中は何をするの?

では、休憩中はどうすればいいのでしょうか?
私は主に以下三点を順番にやっています。

  • 荷物を置くように促す
  • 水分補給を促す
  • 小ネタを話す

ここで注意しなければいけないことは、「小ネタや説明から始めない」という点です。
休憩のために止まったのですから、お客様にはまずひと息ついてもらうことが先です。
中には「俺の話を聞け」と言わんばかりいきなり説明を始める方も見たことがありますが、それは避けるようにしていただきたいです。

止まってすぐは、お客様もまだ話を聞く態勢が整っていません。

また、いくら小ネタや説明を持っていても、必ずしもそれを話さなくてはならないことはありません。
お客様から話題を振ってくれることもありますので、そんな時はその内容に合わせるといいと思います。
そこから自分の持ちネタを話すという方法もあります。

まとめ

今日のまとめです。

お客様を置いていってしまう原因は

  • 時間が気になって焦る
  • 他のお客様と話が夢中になる
  • 考え事をしている

その対処法として、

  • コースを熟知する
  • 話や考え事に夢中になりすぎないように注意をする

少人数でも注意が必要で、その注意点として

  • 息づかい
  • 表情
  • 自分のペースについて来ているかどうか
  • 上りが苦手なのか、下りが苦手なのか、両方苦手なのか

で判断し、休憩中には

  • 荷物を置くように促す
  • 水分補給を促す
  • 小ネタを話す

という内容でした。
ご参考にされてください。

ではまた。

ガイド後の振り返りがガイドスキルを上げる

今回は、ガイドスキル上げる上で非常に重要な「ガイド後の振り返りがガイドスキルを上げる」についてお話します。

まだガイドをされていない方についても大切な内容になりますので、ぜひこのまま読み進めてください。

ガイドをしたことある方は、ガイド後の振り返りをしていますか?
振り返りは、ガイドスキルを上げる非常に効率のいい方法です。
振り返りをされていないのであれば、次回から早速やってみてください。

今回は、私自身への戒めも込めてお伝えします。

1.振り返りのメリット

  • 良かった点、悪かった点、気付きの整理が出来る
  • 記憶に残すことが出来る
  • 今後何をすべきかが明確になる

良かった点、悪かった点、気付きの整理が出来る

ガイド終了後、なるべく記憶の新しいうちにすることをオススメします。

ガイド終了後に振り返り(思い出し)をすることで、頭の中を整理することができます。
何が良くて何が悪かったのか、また、ガイド中に気づいたことはなかったかを思い出します。

「終わったー!帰ったらビールを飲んで美味しいご飯を食べて・・・」となる前に、それをグッと我慢してやってみてください。

記憶が新しいうちなら、結構どんどん出てくる場合が多いです。

記憶に残す事ができる

当たり前ですが、振り返りをすることによって記憶の定着度が増します。

英語表現

わたしは、特にお客様から学んだ英語表現などは、忘れないうちに携帯のメモ機能に残しています。
案内中でも残すことがあります。
お客様のガイドは、またとない「生の英語に触れる機会」です。
そこで学んだことは生きた英語なので、なるべく残しておきたいものです。

ただ、案内の流れによってはメモできない場合もあります。

私が取っている一つの方法として、お客様にわざと「どんなスペルですか?」などと聞いて、堂々とメモする場合もあります。

人というのは、だれかに教えることによって、その人から感心されることが好きです。
真摯な気持ちで教えを乞えば、親切に教えてくれます。

しかし、お客様をご案内している立場である以上、これはあまり頻繁に使えませんが。
だいたい私は、スキをみてこっそり記録することが多いです。

状況対応

ガイドをしてると、様々な状況対応に迫られることがあります。

「急に予定を変更したい」ということは結構起こります。
そんな場合、どういう代替案を取ったか、何時のバスに乗って、どこに向かったかなどを振り返っておくと、今後同じことが起こった場合のデータの保管になります。

今後何をすべきかが明確になる

振り返りをすることで、自分の強み、弱みを発見・整理することができ、次回からどんなことに気をつけるべきなのかが分かります。

2.振り返りの方法

では、振り返るには具体的にどうすればいいでしょうか?
以下の4点に注意しておけばいいと思います。

  • あまり喜ばれなかったことはどんなことか?
  • どんなことに喜んでもらえたのか?
  • これから改善すべき点は何か?
  • ガイド中の時間管理

あまり喜ばれなかったことはどんなことか?

ガイド中に、あまり喜んでもらえなかったことをリストに挙げます。
リスト化すれば、それぞれについてなぜか、考えて記録します。

さらに、それはお客様の好みの問題だったのか、あるいは根本的に好かれないことだったのかを考え、今後もそれを続けるべきか、やめるべきかを判断します。

単にお客様の好みの問題であれば、お客様の様子を見ながら判断するという選択肢を持つこともできます。

どんなことに喜んでもらえたのか?

逆に、お客様が自分のガイドに対して、どんなことに喜んでもらえたのかを振り返り、リスト化します。
リスト化すれば、それぞれについて、「なぜ喜んでもらえたのか」を考えて記録します。

これから改善すべき点は何か?

案内中や案内後の振り返りで気づいたことや、改善すべき点があれば(あるはずです)記録します。
次からどんなことに気をつければいいかが明確になる上、ガイド中はそれを意識することになりますので、自ずとスキルは上がっていきます。
そのスピードは、終わってから何も振り返らない時と比べれば、はるかに早いということは想像に難くないと思います。

わたしは一時、振り返りを怠っていたことで、相当成長という点で損をしていると思います。
あれだけガイドに出させてもらっていたのに、非常にもったいないことをしました。
振り返りが大切なことは、添乗員経験が17年というベテランの旅程管理研修でも学びました。

ガイド中の時間管理

実際にかかった時間を記録しておきます。
次回同じコースをガイドする時は非常に参考になりますので、できれば案内中、少なくとも帰宅後すぐに記録しておいてください。

時間管理の記憶については、恐ろしいほど忘れています。
「あれ?あの時あそこに何時に着いたっけ?」なんてことは日常茶飯事です(笑)

3.振り返りのツール

振り返りには様々なツールがあります。
あなたの使いやすい方法で振り返るといいと思います。

ただし、後で見返す作業が重要です。

  • 日誌
  • 誰かに話す
  • PCに保管
  • 携帯メモ

日誌

一番いい方法だと思います。
さきほど挙げた振り返りの方法を一気に日誌に書いておけば、後で振り返ることができますし、「書く」ということは思考の整理には一番いい方法です。

誰かに話す

よくガイド仲間では、ガイド終了後に「あんなことがあった」「こんな質問が飛んできた」「急に雨が降ってきて大変だった」「こんな話をした」と話し合ったり、たまに会った時などは「あの時の○○さんはこんな人で」とか「こんなことをしたら喜んでくれた」という話になります。

これも立派な「振り返り」です。
同じことを何人かに話せば、記憶として定着します。

ただし、この欠点は、「話すだけでは時間がたてば記憶が曖昧になる可能性がある」という点です。
人の記憶力は本当に脆いものです。新しい刺激的なことが起これば、古い記憶はどんどん頭の深いところにしまわれてしまい、薄れてしまいます。

「あれ?あの時はこうだったかな?」ということはよく起こります。

PCに保管

Word

私は一時、Wordに残していました。
ただし、それを印刷してファイルに綴じておかないと、後で見返すことがなくなりますので注意が必要です。

ガイド報告書

ガイド報告書という記事にも書かせていただきましたが、旅行会社が提出を求めるガイド報告書も良い振り返りツールです。
ただし、報告書は上に挙げたようなすべての事柄について書けませんし、書く必要もないことから、完璧な振り返りツールとはなりません。

携帯メモ

振り返りを携帯のメモに記録する方法もあります。
携帯はしょっちゅう触っている方も多いと思いますので、このメモ機能を使えば割と見返す機会も多くなったりします。

私はガイド中に学んだ英語表現だけを記録しています。

記録には携帯アプリ「カラーノート」を使っています。
カラーノートの利点については、また機会を改めてお伝えします。

以上、ざっと挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?

以下に今回のまとめをしておきます。

振り返りのメリットは、

  • 良かった点、悪かった点、気付きの整理が出来る
  • 記憶に残すことが出来る
  • 今後何をすべきかが明確になる

振り返りの方法は、

  • あまり喜ばれなかったことはどんなことか?
  • どんなことに喜んでもらえたのか?
  • これから改善すべき点は何か?
  • ガイド中の時間管理

振り返りのツールは、

  • 日誌
  • 誰かに話す
  • PCに保管
  • 携帯メモ

でした。

一歩一歩は小さな歩みですが、日々の積み重ねが、後で気づいた時には大きな進歩になっていることに気づきます。

何事も近道はありません。
小さな積み重ねを意識されてください。

今日はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

料金の安い依頼は勇気を持って断れ

高野・熊野地域通訳案内士の口述試験が終わり、徐々に結果の通知が来ているようですね。
今回晴れて合格された方は、「よし、これからガイドで活躍するぞ~!」と意気込んでいると思います(ちょっとわたしの希望が入っていますが)

今日はそんな方向けの内容です。

今回は、「料金の安い依頼は勇気を持って断れ」についてお話しようと思います。

以下の3点について深堀りしていきます。

  • 料金が安い=経験がない=質が低いと見られる
  • 料金が安い依頼は面倒な客が多い
  • 料金が安い依頼は、お客様の質もそれなりに落ちる

料金が安い=経験がない=質が低いと見られる

あなたは、いざライセンスを取得され、これから活躍しようと思ってはいても、「では、ガイド料って、いったいどうやって決めるの?」と思われているかと思います。

一応「相場」というものがありますが、はっきり言って法律で定められているとか、決まりきった定義があるわけではありません。

相場としては、

  • 半日(4時間まで) 15,000円~20,000円
  • 一日(6時間~8時間まで) 30,000円程度

としている方や団体が多いようです。

たとえ、初心者であっても、「自分はまだまだ経験不足だから」といって、安易に自分を安く売ってしまわないことを強くオススメします。
以前の記事にも書きましたが、値段は経験を積むごとに追いついてきます。

注意すべきことは、
「追いついてきた質が、価格を追い越す努力を絶えずすること」です。
経験を重ねていくと、「価格に自分が追いついてきたな」という感覚を感じるようになってきます。
そこで満足していては、「並のガイド」になってしまいます。
「価格を追い越す努力」は、常に意識することが大切です。
それには必ず、ガイドのあとで振り返りをします。
振り返りについては、また機会を改めてお話しさせていただきます。

経験がないなら、他の自分が得意としていることを売り出すといいと思います。
みなさんには、かならず得意な分野というものがあり、それについては他の人より自信があると思います。
「人を笑わせること、楽しませることは誰にも負けない」
とか、
「地域の食べ物やそのレシピについて詳しい」
とかでもいいと思います。

あなたもぜひ強みを見つけてそれを売りにしてみてください。

値段を安くすることは、一番安易で稚拙な方法で、最終手段と心得てください。

料金が安い依頼は面倒な客が多い

最近、とある旅行会社から問い合わせがありました。
具体的な内容を列挙することは、だれがこのブログを読んでくださっているのかわからないので避けますが、たくさんの要望を提案しておきながら、こちらとしては受け入れ難い金額の提示でした。

私が担当していれば真っ先にお断りしていましたが、「面倒な客は断ってかまわない」ということを事務員に徹底していなかったために、問い合わせを受けた事務員が「何とか契約にこぎつけないと」という気持ちから対応をしてしまったことが原因で、金額交渉でも難航し、行程案は二転三転し、残業をしてまで対応していましたが、結局キャンセルされました。

最初の金額交渉の段階で断っておけば、無駄な時間や労力を費やすことはありませんでした。

同じ「旅行会社」といっても、富裕層を対象にしているところもあれば、単価の安い旅行を取り扱っているところもあります。
だいたい、会社名を聞くと、その旅行会社がどんな旅行を取り扱っているのか判断できる時もあります。
それがお断りするかどうかの、一つの判断基準になったりします。

これは、旅行会社だけの話ではありません。
次の話にもつながってくる内容ですが、個人からの問い合わせでも同じことが言えます。

その依頼を受けるか受けないかは、金額交渉の段階で判断すべきです。

料金が安い依頼は、お客様の質もそれなりに落ちる

問い合わせが旅行会社であれば、ガイドをする人にとっては、当日のお相手はもちろんそな旅行会社からのお客様であることから、ガイド自体は楽しくできたりする場合があります。

これが個人からの問い合わせとなればどうでしょうか?

「金持ち喧嘩せず」という言葉がありますが、ガイドを雇うという時点で、ある程度収入に余裕のある方が多く、そういった方は心にも余裕がある方が多いです。
もちろん、どの世界にも例外はありますので、すべてのお客様がそういった人ばかりではないということも事実ですが、総体的に無理な主張などをぶつけてくる人は少ないです。

これは、ガイドの世界だけではなく、どの業界にも言えることです。

私は以前、ガイドになる前は、とある店で働いていまいた。
その業界は価格競争の激しい業界で、1円でも安ければそっちに流れてしまうようなところでした。

そんな業界も、ある時期までは価格が安定していて「儲かる」という印象が強かったのですが、たった一つの安売り業者の参入で価格が暴落し、私が働いていた店もそれに対抗するべく、その地域の同業他社よりもずっと安い価格で販売を始めました。

はっきり言って、売れば売るほど赤字でした。

料金を一番安く売ることで、お客さんの数や売上高は増え、その地域での売上高が一番になったこともありましたが、それに比例して「面倒な客」が増えました。
「○○(商品名)は安いのに、何で他の商品は高いのだ?」とか、
「こんなお願いがあるんだけど、無料でやってくれ」など、忙しい割に利益が上がらない、そういった状態が続きました。

もはや「客」とはいえない状態です。

そういったお客さんは、その店が提供する価値を見ているのではなく「値段」しか見ていません。
なので、値段が他店より少しでも高くなると、もう来てくれません。
現にその店も、その後値段を上げると、そういったお客さんはほとんど残りませんでした。

「お客様は神様」の意味を履き違えている人が多いです。
お客様が必要とされているもの、あるいはお客様が抱いている問題を、こちらは提供、あるいは解決することによって価値が発生し、その対価として料金をいただくわけです。

「お金を払う側が偉い」みたいな態度を取ってくる人ほど、面倒なことが後々発生したりします。

こちらだって、お客様を選ぶ権利はあります。
強気に(しかし丁重に)お断りしても何ら問題ありません。
逆にそういう態度を取ることで面倒な客との境界線を張ることができる上に、あなたの価値は上がります。
「面倒だな、お客様だから仕方ないな」と思いながら仕事をするより、どうせなら楽しく、きちんとした対価をいただきながら仕事をしたいですよね。

まとめ

今日は「料金の安い依頼は勇気を持って断れ」をテーマにお話しました。
今日の話をまとめると、

  • 料金が安い=経験がない=質が低いと見られる
  • 料金の安い案件は面倒な客が多い
  • 料金の安い依頼は、お客様の質もそれなりに落ちる

自分の安売りは稚拙な方法で最終手段であること、安い案件は面倒な要望が多かったりするので、金額交渉の段階で早めに判断すること、料金の安い依頼の場合、お客様の質はそれなりに落ちることについてお話しました。

「あ、ちょっとこの依頼(お客様)は面倒だな」と感じたら、料金交渉の段階でお断りしましょう。

私が読んだ本で、価格決定についての良書がありますので、興味のある方はこちらにリンクを貼っておきます。

・なんでその価格で売れちゃうの?
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・絶対儲かる値上げの仕組み、教えます
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。