今回は、オススメ書籍のご紹介です。
神坂次郎氏の著書「藤原定家の熊野御幸」です。
すでに文庫本では中古しか出回っていませんでしたが、最近Kindleで発売されていました。
価格も550円なので、買って損はありません。
私自身、ガイドの勉強をする際にさまざまな本を読みましたが、中でも一番わかりやすくて面白く、また、熊野についてコンパクトに纏められた一冊です。
たまに「?」ちょっと違うかな?という所はありますが、それを差し引いてもかなり忠実に熊野の歴史や熊野御幸について書かれており、これ一冊で結構な範囲をカバーできます。
熊野詣はをはじめとして、花山法皇、補陀落渡海、阿弥陀寺、民話など、熊野にまつわる様々な話題が展開されています。
特に熊野詣については、出立の儀から紀伊路、中辺路に至る解説を、定家の「熊野御幸記」になぞらえて書かれており、非常に面白いです。
目次
第一章 聖地 熊野三山
第二章 熊野三千六百峰への道
第三章 南無 日本第一霊験熊野大権現
第四章 花山院の熊野行
第五章 補陀落渡海
第六章 那智妙法山 阿弥陀寺
第七章 大雲取越
第八章 天竺 摩竭陀国
現世極楽の一冊 木村尚三郎
上田正昭が読む「熊野御幸」
司馬さんと熊野
熊野関連地図
ただ、定家が熊野に詣でる時に使う言葉は「御幸」ではありませんが(笑)
それはさておき、熊野の勉強に必ずお役に立ちますよ。
