
ワカヒメ・タカヒメ・オクラヒメについてのお話です。
ワカヒメがお亡くなりになる時、タカヒメには琴(6弦・5弦・3弦)を、オクラヒメには和歌の奥義書を授けます。
タカヒメとはオホナムチの娘です。
オホナムチがワカヒメの元にイナゴを祓う呪い(まじない)を習い、その効果を目の当たりにしたオホナムチは感謝をし、娘のタカヒメをワカヒメの元に仕えさせます。
ワカヒメがお亡くなりになる時に琴と共に「タカテルヒメ」の称号を授けます。
オクラヒメは、カナヤマヒコの孫です。
カナヤマヒコとは、美濃の国の守(カミ)で、中山道を開いた方です。
ちなみに、私の産土(うぶすな)さんはカナヤマヒコ様です。
オクラヒメは、タカヒメと同じくワカヒメの元に仕えていましたが、ワカヒメがお亡くなりになる時に、「クモクシフミ」という和歌の奥義書と、ワカヒメの称号であった「シタテルヒメ」の称号を賜ります。
なので、「オクラヒメ」は「二代目シタテルヒメ」です。
また、「トシノリカミ(歳徳神)」として、玉津島神社に合祀されました。
玉津島神社の由緒には、オクラヒメ、トシノリカミという記述は見えません。
同じ「シタテルヒメ」という称号だったのでワカヒメと同一視されたのかもしれません。
また、由緒では(一般にも)主祭神の稚日女命(わかひるめのみこと)は、天照大神の妹とされていますが、ホツマツタヱではアマテルカミの姉であり、イサナギ・イサナミの第一子です。
以前の記事にも書きましたが、ワカヒメ(ヒルコ)は両親が厄年の時に生まれたので、カナサキの元に預けられます。
その後、晴れて家族の元(ソサの国)に戻って来ますが、この時にアマテルカミの妹として過ごします。
このことが元になって「天照大神の妹」とされたのでしょう。
こうやって読んでいくと、以前はあまり個人的に関心がなかった玉津島神社にも親近感というか、興味が湧いてきましすし、和歌山が頻繁に話の舞台として登場することは、和歌山県民として非常に誇りに思います。
