意思にも「体力」がある

今日は「意思にも体力がある」というお話です。

「体力」というとピンとくると思います。
文字通り「体の力」です。
朝は満タンにあった体力も、体を使ううちに徐々に減っていきます。

これと同じように、意思にも「体力」があります。
もう少し平たく言うと「決定に使う思考力・判断力」と言うと分かりやすいかと思います。

人間が一日に使える意思の力は、体力と同様に限られています。

朝起きてから、人間は様々な判断をします。
例えば、「今日は何を着て行こうかな?」と、クローゼットを前にしてあれこれ迷った経験はありませんか?
こういった小さなことでの「意思の体力」を使っています。

こうして、一日で色んな事に少しずつ意思の体力を使っています。
この積み重ねで、長期的にあまり意味のないことに対して、その力を無駄に使ってしまっている可能性があります。

一日に持っている意思の力を使い果たしてしまうと、価値の高い活動をする代わりに集中力が切れて普段の楽な行動に戻ってしまいます。
例えば、メールのチェックなど、一番抵抗の少ない道を自動的に選んでしまいます。
メールのチェックは生産性ゼロの業務です。

「無駄な決定」をなくすには?

こうした、「無駄な決定」をしないためにするには、日頃の決まりをなるべく決めておくことです。

例えば、スティーブ・ジョブズやFBのマーク・ザッカーバーグなどは、毎日同じ服(同じ服を複数持つ)という方法を取っています。
ミニマリストとしてYou Tubeで動画を配信しているTakaruさんはこれを、「私服を制服化」と呼び、その日に着ていく服に悩まずに仕事に集中することに特化しています。

日常の「小さな決定」を一度見直してみてください。

そして、そうした小さな決定を習慣化することにより、無駄な意思決定が格段に減ります。

一番大切な業務を一日の始めにするということも重要です。
朝は満タンにあった「意思の体力」も、午後には減ってしまっています。
なので、その日のうちに一番重要と思われる業務を最優先にするべきです。

間違っても、一日の始めにメールチェックをするということは生産的ではありません。
もしチェックするのであれば、緊急性がないかどうかをさっと見る程度にとどめておくといいと思います。
だいたい、緊急の場合は電話をすればいいわけですし、本当に緊急であれば相手がメールを送っていたとしても電話がかかってくるはずですから、別に見なくてもいいと私は思っています。

こうして、一日の意思決定を極力少なくすることで、本来集中すべき業務に全力を傾けることができるようになります。

また、昨日の記事にも書きましたが、一度「邪魔」が入ると元の状態に戻るまでに訳20分かかるそうです。
私はこの一年事務所にはほとんど行かず、在宅で勤務していますが、集中して仕事をすている時は電話がかかってきても取りません。
後で電話をする時間を取り、まとめて電話をしています。
電話は、相手の仕事を遮って強制的に電話口に出させるものです。
これまでのお話を読まれた上で、この「遮り」がしょっちゅう起こるとあなたの業務はどうなるのか、想像しやすいと思います。
あなたが事務所で働いている時は、なかなかそういうわけにはいかないでしょうが、「まず電話ありき」になっている風潮から変えていく必要があるでしょうね。
今は電話でなくてもチャットでも意思疎通ができます。
そういった環境作りがまず必要なのかもしれません。

明日は仕事中の効率的な時間のとり方についてです。


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