
今回はお客様からの質問、宿情報や地理的なことについてです。
私たちは今どの辺りにいるの?
お客様は、自分たちが今日本のどこにいて、今どこを歩いているのかを知りたがる人が多いです。
私たちが外国や国内の知らない土地を歩いている時に持つ感覚と同じです。
一番いいのは、日本地図と紀伊半島の地図を持っておくことです。
できれば、紀伊半島の地図は熊野古道のルートが書かれたものを用意しておくと完璧です。
あと、私は当日のコースのエレベーションチャートを用意しておき、「今ここです」という説明を随時入れるようにしています。
そうすることにより「もう少しだね」とか「もう一番きつい所が終わったんだね」となり、お客様の精神安定にも繋がります。
歩いたことのないところを歩くというのは、当たり前ですが距離感がつかめませんので、あとどれくらい歩かなければならないのか、また、あとどれくらい上るのかなどが分かりませんので、その不安が精神的なダメージになり、余計に疲れます。
エレベーションチャートを見せることによって、そのダメージを軽減することができます。
エレベーションチャートについては、田辺市が発行している英語版の熊野古道の地図を拡大コピーするようにしています。
地図は田辺市観光センター、滝尻熊野古道館、熊野本宮館などで無料でもらえます。
次のトイレまではどれくらい?
熊野古道を歩いていると、トイレがあれば必ず促しします。
その時に受ける質問です。
「まだ大丈夫だけども、次が遠ければここでやっておこう」という心理が働くからです。
逆に言ってしまえば、次のトイレが遠い、または終わりまでないという時などは、強制的に「ここで済ませてください。今日はもう終わりまでありません」と促します。
当然、次のトイレまでの時間をきちんと把握しておく必要があります。
地図を見て「え~と・・・」と探すよりもスパッと答えられるくらいのレベルになっておいたほうがお客様の信頼を得ることができます。
今日の宿は温泉があるの?
宿情報はお客様が気になる点の一つです。
自分が実際に泊まった場合などは具体的に話すことができます。
お客様とスルーガイドをする機会があれば、そのチャンスは増えますが、そうでない場合はあらかじめ電話で問い合わせをしておくとか、下見させてもらうとかの方法があります。
ただし、大きな宿なら別ですが、民宿などでは朝夕など忙しい時間帯がありますので、その時間帯は避けるようにしなければいけません。
温泉の有無くらいは、宿のHPで確認できますので、わざわざ電話をかけて確認する必要はありませんね。
現金がなくなってきた。近くにATMはある?
欧米はおろか、諸外国でキャッシュレス化が進んだこと、また、大きな現金を持ち歩く不安から、現金をあまり持っていないお客様が多く、よくこういった質問を受けます。
一番いい方法は郵便局のATMが近くにあればだいたいこの問題は解決します。
ただ、お客様が持っているカードで、その信販会社と提携していないATMでは対応できませんので、100%ではありません。
そんな場合は違うカードで試してもらうとうまくいく場合があります。
とりあえず、あらかじめ近くに郵便局がある場所を把握しておくことです。
あとは紀陽銀行の外貨両替機を使うとう方法があります。
外貨両替機は高野山、本宮、白浜の紀陽銀行にあります。
ただ、私の経験上、紀陽銀行にお連れしたのは2~3回ですので、やはり郵便局が圧倒的に多いです。
以上、お客様からの質問集でした。
また「こんな質問があった」という場合には改めてご紹介します。
過去の記事はこちらをご覧ください。
