YAMAPのススメと高野山町石道

和歌山県の参詣道・熊野古道(紀伊路、中辺路、大辺路、小辺路、伊勢路)、高野参詣道などの地図が、携帯アプリ・YAMAPに登場しました。

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以前は和歌山県観光連盟が発行している地図や、地図ロイドなどを使っていましたが、このアプリを使えばあまり地図を見ることはなくなります(でも一応地図も持っておいたほうがいいですよ)

今回は、それを実証すべく、また、和歌山地域通訳案内士会のHP用の写真の撮影に、高野山町石道を歩いてきました。

YAMAPでは、歩行距離、歩行時間はもちろん、地図上で自分をトラッキングできますので、現在自分がどこを歩いているのかが一目で分かるようになっています。

また、エレベーションチャートも作成してくれますので、自分がどんな標高差を歩いたのかもわかります。

通行止めの情報もバッチリ(進入禁止マークが入っています)
また、「この橋は横板が弱いので踏み抜く可能性があるので、縦板の上を歩いた方がいい」など、以前歩いた方のコメントなども地図上に入っていますので、危険予知にも役立ちます。

記録を終えると、「活動記録」として保存されます。

活動記録には、時間、距離、上り、下り、地図上で通ったルート、エレベーションチャート、スポット間の所要時間などを見ることができます。

特に、スポット間のトラッキングは非常にありがたいです。

ガイドの下見には最強のアイテムになりそうです。

また、Riliveさながらの3Dの動画も見ることができ、それを共有することもできます。

・・・なぜか私の携帯は「保存に失敗しました」と出て共有はできませんが。

う回路

今回は道の駅 柿の郷 九度山から根本大塔までの区間を歩きました。
この区間の歩行距離は22.9km、所要時間は6時間8分でした(所要時間はあてにしないでください。多分けっこう速いです)

現在(2024年10月12日現在)、町石道の一部が通行止めになっており、う回路を通らなくてはいけませんが、歩けないことを思えば全然ありがたいです。

正直、あのう回路はしんどかったです。

二ッ鳥居から天野に下って、車道を約2km上ります。

矢立に着いた時、関東弁の夫婦がベンチに座っていました。

私はやきもちを買って食べようと、隣に座ったのですが・・・

旦那さんが「あんなう回路ならあらかじめどんなう回路で何キロあると知らせておいて欲しい」などと言って、散々文句を言っていました。

奥さんの方は「せっかく来たのにそんなに言わないで楽しみましょうよ」と言っていましたが、まったく奥さんの言う通りで、歩けるだけでも良しだと思います。

う回路は、いたるところに案内の標識がありますので、非常に分かりやすかったです。

う回路は2か所あり、もう一つの方も、一旦道路に出ます。
アップダウンが激しいですが、距離が短いので何とかなります。

いつも思うのですが、12町石から大門までの上りは、これまでの蓄積もあって相当きつかったです。

滝尻~本宮大社を一気歩き

かねてより計画していた、滝尻~本宮大社までの「一気歩き」をしてきました。

トータルの距離は37.8km。
朝6時に滝尻を出発して、本宮大社に到着したのが16時10分。
約10時間かかりました。

以前の小雲取越~那智駅では34.4kmだったので、今回は記録更新です。
前回の記事はこちら
ロングウォークと食べ物

今回はバスの時間があったので時間との戦いでした。
なので前回よりもペースはかなり早かったです。

ちなみに、前回は平坦で1kmを約15分でしたが、今回は12分でした。

上り坂は、以前プロの山岳カメラマンに教えてもらったやり方でガンガン登り、滝尻から剣ノ山まで30分、高原から上多和茶屋跡まで1時間30分、岩上峠まで20分、三越峠まで14分、たっくん坂を6分で登りました。

おかげで足が自分のものではないようです(笑)

今日はゆっくり寝ます。

おやすみなさい。

I had long planned to do a “one-stop walk” from Takijiri to Hongu Taisha.

The total distance was 37.8 km.
I left Takijiri at 6:00 a.m. and arrived at Hongu Taisha at 4:10 p.m.
It took about 10 hours.

The previous distance from Kogumotori-goe to Nachi Station was 34.4 km, so this time I broke the record.

This time, I had time to catch the bus, so I was fighting against time.
So my pace was much faster than last time.

By the way, last time it was about 15 minutes for 1 km on the flat, but this time it was 12 minutes.

I climbed uphill with the method that a professional mountain photographer had taught me before. It took me 30minutes from Takijiri to Tsurugi-no-yama, 20 minutes to reach the Iwagami Pass, 14 minutes to reach Mikoshi Pass, and 6 minutes to climb Takkunzaka.

Thanks to that, my legs don’t seem to belong to me (laughs).

I will sleep well today.

Good night.

安宅坂

長井坂クラブさん主催のイベント、安宅坂ウォークに参加してきました。

安宅坂は仏坂とならんで富田坂からすさみをつなぐもう一つの大辺路のルートで、仏坂が江戸時代のルートなのに対し、安宅坂は中世のルートだそうです。

まずは日置駅に集合して受付と準備体操を済ませ、長寿寺に向かいました。
現地ではひきがわ歴史クラブの冷水さんがお話をしてくれました。
ここは日本最古(1342年)の備前焼の大型の甕(カメ)が境内で発掘されたところです。

次に八幡神社では、同クラブの尾崎さんが、この周辺を取り巻く山城跡について説明をしてくれました。
なぜ安宅坂ルートに山城が点在しているのか、山城と本城はどのようにして使われていたのかなど、詳しく説明してくれました。

お二人のお話は非常に面白かったです。

住民交流センターでトイレを済ませたあと、いよいよ安宅坂です。

この安宅坂、いい意味で期待を裏切ってくれました。

いい道です。

とは言っても、事前に長井坂クラブの方々がシダなどを刈ってくれていたことも大きかったと思います。
こういった活動には本当に頭が下がります。

語り部さんのお話も楽しく、かつ詳しく、楽しんで歩くことができました。

難点を一つ挙げれば、トイレがコース中に全くないところですかね。

何はともあれ、本当に楽しい一日でした。

ロングウォークと食べ物

昨日の記事にも書きましたが、小雲取越から補陀洛山寺まで、34.4kmのロングウォークをしてきました。
仲間とおしゃべりをしながらゆっくりと歩くことも楽しいですが、一人でガンガン歩くことも好きで、今年は熊野古道1000kmを歩くことを目標に掲げています。

今回は、歩行日記と併記しながら、ロングウォークと食べ物についてお話をします。

私にとっても、30kmを超えるロングウォークをすることは初めてでした。
それも「中辺路ルート最大の難所」で(笑)

6:15請川を出発
本当は5:30に出発する予定でしたが、寝坊をして遅刻(笑)
精神的にも焦りが生じます。

7:35 百間ぐら
請川からの所要時間は1時間20分。お客様を案内するときは、松畑茶屋跡まででこれくらいです。
そして、小雲取越の中間地点・林道交差まで1時間半でした。

8:40 桜茶屋跡
9:30 小和瀬
小雲取越を3時間余りで通過。前日の睡眠時間が4時間で体が重くて朝から調子が上がらなかったのですが、いいペースです。
暖かくなってきたので小口の小学校で大規模な「脱皮」をするために立ち寄り、いよいよ大雲取越へ。

9:52 大雲取越入り口
10:07 円座石
10:32 楠の久保

11:36 越前峠
胴切り坂はさすがに堪えました。
お客様をお連れすると、小口から越前峠まで約3時間、遅いお客様だと4時間かかることもありますが、一人で歩くと1時間半ほどで上がって来れました。
さすがに、小雲取越での足へのダメージもありましたので、スタスタと上がって行くことは不可能でした。
いきなりフレッシュな状態で歩いたなら、1時間半を切ることは可能でしょう。

最大の難所を過ぎたので、あとは最後の下りです。

12:21 地蔵茶屋
小口からここまで2時間半です。
お客様をお連れした場合は小口からここまで4~5時間かかります。
普通ならここでお昼を食べますが、この日はゆっくりとお昼を食べるということはせず、約1時間歩いて5分程度の休憩を取り、その休憩時間に少し食べるという感じで歩きました。
ゆっくり座ってガッツリ食べてしまうと眠気が襲ってくる上に、体が冷え切って体が重くなってしまうので、休憩時に餅1個とか、めはり寿司1個という感じで食べていました。

持っていった食料は、餅(小)6個、めはり寿司3個、15センチくらいのきなこクリーム入のパン2本でした。
すべて糖質の補給ができる炭水化物です(きなこクリームは余計でしたが)
飴や甘いお菓子などは、かえって疲れてしまいます。
食べた時は急激に血糖値が急上昇するので元気になった「ように」思いますが、その後血糖値が急降下しますのでひどいだるさが襲ってきます。
そしてまた甘いものが欲しくなってきます。
そしてさらに甘いものを食べます。
こうして「疲労の無限ループ」が始まります。
炭水化物はよく悪者にされていますが、食べてから約3時間後に糖質に変換されてエネルギーになります。
つまり、ゆっくりと糖質へと分解されますので、体への負担も少なくてすみます。
また、歩く前や歩いた後も炭水化物を多めに摂ることによってエネルギーを蓄えたり、疲労を和らげたりもできます。
炭水化物も、できれば小麦ではなく米の方がいいように思います。
小麦は、現在の種はすでに「小麦」と言えた代物ではなく、昔の小麦とはまったくの別物だからです。
小麦アレルギーを持つ人が多いのも、そのためです。
あとは農薬も問題があると思いますが、それはまた別の機会に。

さらに塩分も必須です。
汗と一緒に塩分が失われると、筋肉痙攣が起こったり熱中症になったりします。
今回は、めはり寿司がその塩分補給になりました。
持っていくものは砂糖よりも、むしろ塩です。
私は以前、スポーツドリンクを勧めていましたが、スポーツドリンクは砂糖が多すぎるため、最低でも2倍に薄めなければ「糖分過多」になってしまいます。
「塩分チャージ」などと謳っている飴やタブレットも要注意です。
「ただの砂糖の塊」のものもありますよ。
ミドリ安全」のものはいいと思います。

こちらもご参照ください。
■清涼飲料水やスポーツドリンクは砂糖がたくさん!糖分過多に要注意
■小麦より米?パンよりごはんがオススメな理由は「アミノ酸スコア」にあり

13:32 船見茶家跡
あとはだるい下りです。

14:27 那智高原
お客様をお連れすると、船見茶屋跡からここまで1時間半~2時間かかります。
トイレを済ませ、いよいよ最後の下りです。
この最後の1kmの下りが、船見茶屋からの下りで一番堪えます。
お客様もここで「階段アレルギー」が出る方が多いです。
なので、この日はゆっくりと、足を傷めないように20分あまりかけて下りました。

14:56 那智大社
あまりにも早く着いたので、どうしようかと考えました。
タイミング的に良いバスがあれば乗って勝浦駅まで行こうかと考えていましたが、神様の「歩け」というメッセージなのでしょうか、4分前に発車していました(笑)
仕方なく?大門坂を下り、曼荼羅の道を歩くことにしました。

16:46 那智駅
紀伊勝浦駅行きのバスの時間まで約30分ありましたので、観光センター内にある座敷でストレッチ(笑)
これで翌日の疲れが随分と違います。

18:04発の特急くろしおに乗り、帰宅しました。

ロングウォークの記事は、こちらもご参考にしてください。
長距離を歩くコツ

下見に行ってきました

今日も下見です。
当会の会員の案内で行ってきました。

場所はあえて言いません(笑)

写真を掲載しておきますので、分かる人は分かると思います。

今回のコースは、アスファルトの道がほとんどですが、途中にはきれいな渓谷があり、沢の音を聞きながら気軽に景色を見ながら歩くことができます。

熊野古道ではアップダウンがつきものですが、このコースはほとんどが平坦で、案内の看板もよく整備されています。

和歌山にはまだまだ魅力のある所がたくさんあります。
今のうちにたくさん見聞して将来に備えたいと思っています。


下見に行ってきました②

昨日に引き続き、下見に行ってきました。
今日は生石高原の登山コースを歩いてきました。

下見に行く前にきちんと下調べをしておくべきでした。
それが祟って余計な労力を使ってしまい、今は疲労度がマックスです。

お客様をお連れすることを想定していたため、海南駅からバスに乗って行き、そこから歩こうと思っていたのですが、これがトリックでした。
大十バスのオレンジバスというものがあり、海南駅から登山口まで約30分で結ぶ路線があります。
この「登山口」がトリックでした。

バス停についても、それらしき入り口が見当たらず、バスの事務所があったので聞いてみると、入り口の小川八幡宮まで約4kmあるとのこと。
タクシーも手配できるのですが、4kmぐらい歩けると思い、歩くことにしました。
親切に地図で説明してくれましたが、何を思ったのか、橋を渡って左に行くべきところを右に約20分ほど歩いてしまい、慌てて戻る始末。
これで40分のロス。
途中で「ハイキングコース」と書かれた看板があったのですが、教えてもらった道とは違ったので素通りしてしまいました。
しかし、これが「本当の」登山口のある小川八幡神社までの正式なルートでした。

気を取り直して小川八幡神社まで歩きましたが、舗装道は疲れます。
約3kmあるいてようやくたどり着きました。

ここから生石高原へのルートは3つ。
一番やさしいとされる「桜の小径コース」、険しい「直登コース」、上級者向きの「名寄松コース」とあり、一番よく利用されるのは、直登コースから登って桜の小径コースを下りてくるコースです。

さて、ここから自分が目指す直登コースが、どこから入ればいいのか分かりませんでした。

トイレで案内板を見つけたので、それに従って歩いていましたが、どうも様子がおかしいことにすぐ気づきました。
しかし、「まぁ、いいや」とそのまま進んで行ったところ、見事に迷いました。

県の説明している「分岐」がまったく出てきません。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/032000/032500/park/area/03_oishi/index.html
その分岐が出てくることを信じて、国道をダラダラ上って行きました。
「これ、絶対に違う」と思い、止めて戻ろうと思った矢先、地図(Relive)に「大観寺」が見えてきました。
「ここまで行けば正規のルートに合流できるはず」と、何とか大観寺まで行くことができました。
大観寺で距離を見ると、小川八幡から遠回りをした形で約2kmを余分に歩いていました。

やれやれ。

少し休憩後、またまた気を取り直して出発。

ここからが地獄でした。

これまでの遠回りと道間違いでダメージを受けている心には、急な上りの約2kmは堪えました。
今日は本当に心が折れそうになりました。

やっとの思いで生石高原に到着しました。
この時点で12時30分。
一応昼食は持ってきていましたが、あまりにも寒かったので、売店でうどんを食べました。
このうどんがドラクエでいうところの「ベホイミ」となり、見事にこれまでの疲れが復活しました・・・え?たとえが分からない?

とにかく開いていて良かった。

ついでにお店で生石ヶ峰と生石神社への行き方を教えていただきましたが、どうも桜の小径が通れないという情報があるとのことだったので、仕方なく直登コースを戻ることにしました。

お店の方、優しかったなあ。

火上岩で写真を撮ろうとしていると、卒業旅行のような感じの女子3人組に「写真を撮ってください」と頼まれました。
これから白浜へ行くとのこと。
・・・一緒に行きたかった。
いやなんでもないですひとりごとです。

撮り終わると、「撮りましょうか」と言ってくれたのでお願いしました。

ついでに、生石ヶ峰まで初めて行きましたが、何とも言えない絶景でした。

生石高原付近からは雪が積もっていて、それが固まっていたので下山時は何度かコケそうになりながら下りました。
ついでに、正規のルートを確認しながら下りることができたので、かえって良かったです。

桜の小径コースは、また今度歩きます。

しかし、大十バスの運転手は「ありがとう」という言葉を知らないようです。
行きも帰りも違う運転手でしたが、ともにお客さんが降りる時に無言でした。
こちらが「ありがとうございます」と言っているにも関わらずです。
また、言葉の使い方も知らないようです。
登山口バス停に到着すると運転手がいたので「もう出ますか?」と聞いたところ「あと15分」とだけ返ってきました。
「です」はどこへ行った、「です」は。

運転手への教育が行き届いていない印象でした。




下見に行ってきました

今日はあるところに下見に行ってきました。
4月にご案内いただく方とお会いし、どんな感じでご案内いただくのかのイメージがつかめました。

ご案内いただく方は地元の方で、当たり前ですがこの地域をよくご存知の方です。
和歌山地域通訳案内士会は、ガイドの地産地消が重要だと考えています。
よその人では話せない内容のことを多く聞くことができ、昔の地元の様子などが手に取るように分かるので非常に面白いからです。
お陰さまで、今日は触りの部分でしたが、それでも面白いお話を聞くことができました。

前日に突然連絡をしたにも関わらず、お時間を取っていただき感謝です。

今回の目的はあと2つありました。

一つは、近くのカフェのランチ。
地元の食材にこだわったメニューがあり、けっこう良かったです。

もう一つは、以前の下見で歩けそうな道を見つけていたので、いったいどこまで行けるのかを確かめにです。
この道、結構ずっと続いていて奥が深かったです。
道は、下山したところからもずっと続いているような感じでした。

時間がなくなって来たところに、山で作業をしているイケメンの男性のお会いしました。
この先に出口がないか聞いてみると、15分くらい歩いたところにあるとのことだったので道を教えてもらい、そこから下山しようとさらに進んで行きました。
しかし、その下り口に当たるようなところが見つからず、時間もなくなってきたので引き返そうと戻りかけた矢先、さっきのイケメンさんが作業を終えて歩いてきました。

聞くとその下り口がすぐそこだとのことで、「じゃあ、一緒に行きましょう」と出口まで案内してくれました。
荷物を大量に背負っているにも関わらず、下るスピードの速いこと(汗)
そのスピードは山伏級でした。
さっき教えてもらったルートは、そのイケメンさんの足で15分だったのでしょう(笑)

そんなこんなで道に出てから、駐車場の近くへ行く道を教えていただき、そのイケメンさんとお別れしました。
「こいつら、なかなか無鉄砲なことをするな」と思われていたかどうかは分かりません(笑)

一日楽しむことができました。

長距離を歩くコツ

穏やかな日差しが降り注ぐ中、長距離ウォークを楽しんできました。
道中では今年始めてのウグイスの鳴き声が聞こえ、春の到来を感じさせててくれる一日でした。

古座駅を出発し、八郎峠、市屋峠、ニ河峠と歩き、湯川駅までの約20数キロを歩く予定でしたが、思ったより早くニ河峠を終了したので、もう一つの峠・駿田(するだ)峠を越えて紀伊天満駅まで行ってしまいました(笑)

合計約27kmを約7時間で終えました。

長距離を歩くコツは、3つあるかなと思っています。

一つ目は、決してオーバーペースにならないようにすることです。
イメージとしてはジョギングをする感覚と似ています。
たとえば10kmを完走しようとすれば、1kmをどれだけのペースで走らなければならないかを考えるのと同じです。
仮に1kmを5分で走る人が、勢い余って3分で走ってしまうと最後まで持ちませんし、走り切れたとしても疲労度が増します。

ニつ目は、なるべく一定のペースで歩くことを心がけます。
上りや下りで多少スピードが変わることは仕方ないですが、それ以外は一定のスピードで歩くことです。

ちなみに、今日はゆっくり歩いたつもりでも、1時間で約4kmのペースでしたので、少し早かったかもしれません。
もっとゆっくり歩いても良かったかもしれません。
特に一人だとペースが早くなりがちです。

三つ目は、あまり長い休憩を取らず、ガッツリと昼食を取らないことです。
特にこの時季の長時間の休憩は、体が冷えて体が重くなりますし、たくさん食べてしまうとさらに体が重くなってしまいます。
休憩は短めにし、行動食やお弁当などを少しずつ食べながら歩きます。

さて、今日は流石に3連休ということもあって、八郎峠には人がいました。
ただ、その周辺で2組見かけただけであとは誰にも会うことはありませんでした。

それと、足を酷使したあとは膝などに炎症が起こっている可能性がありますので、基本的には冷やさないといけませんが、温泉だけは別で、疲労回復効果はもちろん、消炎効果もあるような気がします。
本当に「ただのお湯」ではありません。

ただし、源泉かけ流しに限りますがね。

ご参考にされてください。

最後にRelive動画を貼り付けておきます。
どこをどう通ったかが分かりますし、距離や所要時間ももちろん記録してくれます。

黒河道

先日黒河道(橋本駅~高野山)を歩いてきました。

以前から気になっていた道であり、相当キツいという噂を聞いていましたので、結構覚悟をして歩きました。

感想からいうと、「また歩きたい」です。

非常にいい状態で道が残っており、思ったより歩きやすく、自然を満喫しながら気持ちよく歩けました(※個人的な感想です)

橋本駅からまずは定福寺を目指します。
紀の川にかかる橋を渡りますが、これ、狙ったやろ(笑)

なんか、「山本山」みたいやで(笑)

途中、道標が草で覆われていて分かりにくいところがあり、時々迷ってしまいました。

このコースを歩いたことのある会員が一緒に歩いてくれたのであまり迷わずに済みましたが、いなかったらもっとあたりをウロウロしていたでしょうね。

YAMAPの記録です。
ご参考にされてください。

伊勢路(栃原~田丸)を歩いてきました

毎年恒例となっているお伊勢参りですが、今回は伊勢に近い伊勢路の一部をついでに歩こうということで、栃原~田丸の間を歩いてきました。
梅雨明け宣言間近でまだまだ天気が不安定で、時折大雨に遭いながらの古道歩きとなりました。

結論からいうと、多分二度と歩かないです(笑)
いや、女鬼峠までの前半は見どころもありよかったですが、後半のアスファルトの道をひたすら歩くのは堪えました。

でも、この区間の栃原駅~女鬼峠の区間、特に女鬼峠は古道らしさが残っていて景観もキレイでしたので、ここは歩く価値がありますかね。
女鬼峠の距離が約2kmと短いので、少し歩きたいという方がいるならここだけ歩くのもいいかもしれません。
ただ、現地までの交通機関が、おそらくタクシーでしか行けないのではないかと思います。

伊勢路は普通、伊勢から新宮に向けて歩くようですが、今回は宿泊先との交通機関の兼ね合いもあり、栃原から田丸(つまり、新宮方面から伊勢方面)に向けて歩きました。

10:00 栃原駅

紀勢線の駅にはトイレがない駅がありますが、こちらはきちんとあります。
ただ、場所が離れているため、少し探しました。

すこし歴史的なものを感じる町並みが見えてきました。
このあたりはお茶の栽培が盛んなようです。

ネットに人様の家をさらすことはできませんが、このあたりから外城田(ときだ)にかけては多くの「御殿」がありました。「多くの」というか、建っている家のほぼすべてがいちいち巨大で庭も広く、しかもそのその庭がキレイに手入れされていました。
これを見るだけでも結構楽しかったりします。
このあたりは農家さんが多いようなので、その関係でしょうか。

10:40 コンビニ、カフェ、阿弥陀寺

コンビニは田舎のコンビニという感じですが、この先には終点近くにしかないため、何かを買うならここに寄らないと後で困ることになります。
このコースは、想像していたより随分と田舎です。

古民家?を改築した感じのカフェ。いい雰囲気でしたが、この日は閉まっていました。
営業時間外だったのかも。

しばらくは広い道を歩きます。
「濁川」と書いていました。
大雨の影響もあったのでしょうが濁っています。

ほどなく今度は田んぼが広がっていました。
このあたりはどうやら米どころのようです。

11:23 柳原観音千福寺

ご本尊は十一面観音です。ここへ来るには少し「コースアウト」をする必要があります。

11:42 まんじゅう屋跡

ここに「まんじゅうや」と呼ばれる茶屋があり、大変賑わったそうです。
死後の当主は養蚕事業の発展に貢献したそうです。
その話より「道中さんと茶屋娘の物語」の話の方が気になりますが、そのことについては書かれていません。

11:44 寺子屋跡

明治初期に寺子屋があったそうです。
この建物が寺子屋跡かどうかはわかりませんが、当時は3畳の部屋がいくつかあったそうです。その後小学校が出来てからは閉鎖され、自転車屋になったのだとか。

11:48 脇道~深谷地蔵

少し脇道に入り、未舗装の道を進むとお地蔵さんが現れます。
道中安全のお地蔵さんらしいのですが、新しい道路か建設されて現在の地に移されました。
現在でも逵(つじ)氏がこのお地蔵さんの世話をしているそうです。
このあたりには難しい漢字の「逵」さんが多いです。

11:51 浄保法師五輪塔

伝染病に苦しむ人々を救うため、自ら生き埋めになった浄保法師のために建てられた五輪塔。
いわゆる「捨身行」ですね。
熊野では補陀落渡海や、阿弥陀寺の応照上人の火定(かじょう)などが有名ですが、この他にも、断崖から麻縄を巻いて飛び降り、絶命して白骨化してもなお、舌だけがひらひらと動いて念仏を唱えていたという禅師の話や、那智の滝から投身する修行僧がいたりと、捨身行の話題となると事欠かないのが熊野です。

五輪塔までの階段が長かったので、下から失礼。

11:56 地蔵

立派はお地蔵さん。
よく「◯◯地蔵」という名前がつけられていますが、ここはズバリ「地蔵」(笑)

本来の地蔵の役割というのは、釈迦の入滅後、弥勒菩薩が現れるまでの間、人々を守ってくださるというものです。
その後、色んな信仰が乗っかって「道中安全」「病気平癒」「縁切り」などに細分化されていきます。

この説明板にも、「◯◯が治る」とか、「道中の旅人の安全のために建てられた」などという記述がありません。

ここのお地蔵さんは逆にいえば、本来の役割を全うされているお地蔵さんか、あるいは、ご利益が不明なのかのいずれかでしょうね。

12:00 トイレと昼食

このあたりから少し雨が降ってきたので、雨宿りしながらお昼にし、小降りになってから出発しました。
しかし、出発後まもなく雨が激しくなってきました。
女鬼峠の入り口付近の小屋を勝手にお借りしてカッパを着ました。

12:48 女鬼峠南入口

女鬼峠のちょうど入り口にお寺があったそうです。
あまり興味のない説明だったので写真だけ撮ってスルー。

いよいよ女鬼峠です。
なかなかいい感じ。

13:04 名号碑と如意輪観音像

紀伊路には徳本上人名号碑が結構ありますが、花押が確認できなかったので、ここのものは違うようです。
中央は如意輪観音像、説明板には「かなり古い。高さ53cmほど」としか書かれていません。
「かなり古い」って(笑)
おそらく江戸のものでしょうけどね。
その左の祠の中にあるのも如意輪観音像だそうです。
おそらく、別々の場所に祀られていたものを、ここ一箇所に集めてきたのでしょうね。

前にも書きましたが、伊勢路の説明板には「平安から伊勢路の名が見られる」のように書いてはいるものの、道中にまつわる話は江戸のものばかりです。
おそらく、たしかに平安の代からあったのでしょうが、上皇・法皇が紀伊路~中辺路を通ったのに対し、伊勢路は一般庶民が利用したということで、記録が残っていないのでしょう。
また、平安といえば皇族・貴族などの「エリート」が、当時の「東アジアの共通言語」であった漢文で書物を書く時代であり、一般庶民の間では識字率がなく、文字に残すことができなかったからなのでしょう。
ひょっとすれば、地元民の間で口伝によって語り継がれている平安時代からの話もあるのかもしれません。

13:08 展望台

天気が悪かったのが残念でしたが、それでもいい景色でした。
展望台には、ここから見える山の名前と、越後塩沢の豪商・鈴木牧之の詩を記した看板がありました。

ちきれゝ 雲井に雁の 名残かな

熊野路の 春や淋しき 人通り

ん?

この頃って、お伊勢参りや西国巡礼で、熊野街道は大いに賑やかだったという印象がありましたが、「春や淋しき 人通り」ですか。
ま、いっか。

13:22 轍跡

説明板も近くにありましたので、多分写真の場所のことだと思います。
この轍は、荷車が通っていた時の跡だそうです。
伊勢路には同じコースの中に「江戸道」「明治道」と呼ばれる道がありところがあります。
明治道は荷車を通すことができるようにつくられた道だそうで、比較的傾斜が緩やかにつくられているため、歩きやすいです。

13:24 女鬼峠登り口北

ここに女鬼峠と熊野古道の説明看板がありました。
やはり、伊勢方面から歩く人が圧倒的に多いのでしょうね。
あ、ちなみに、伊勢路には「デジタルスタンプ」があります。
写真の中で説明板の右に写っている「5女鬼峠北」と書かれている看板です。
携帯からQRコードを読み取ると一瞬でデジタルスタンプ帳に押印できます。
結構便利ですよ。
インク切れの心配も、押し間違いの心配もなしです。
添乗員さんも大喜び?(笑)

13:58 県道119号線

しばらく歩くと県道119号線に出ます。
女鬼峠までは比較的標識が整っていてわかりやすかったですが、ここを過ぎてからは標識が減って極端に分かりにくくなります。
まず、この119号線に出るまで迷いました。

14:04 西外城田神社(にしときだじんじゃ)
14:09 永昌寺

永昌寺から県道119号線には出ず、細い方の道を歩きます。
しばらく道なりです。
この先の集落は「国束(くづか)」というそうです。
通りすがりのおばあちゃんが教えてくれました。
遠くに国束山があり、昔は遠足でその山に上ったと話をしてくれました。
しっかりしていましたが、御年90歳、元保育士だったそうです。

14:34 道標

立派な道標が現れますので、ここを左。
道標には「左 さんぐうみち」「右 くまのみち」と刻まれています。
これらの道標は江戸時代に建てられたもので、道路改良により分散されていましたが、世界遺産登録15周年を記念して元の位置に戻されたそうです。
当時は熊野道、参宮道、国束参道の分岐で交通の要衝であり、ここには人力車の詰所や旅籠があったそうです。
ちなみに、この道標は田辺市熊野ツーリズムビューローさんの地図にはこの道標は載っていません。
おそらく、世界遺産登録15周年(2019年)、つまり最近ここに移された(戻された)からでしょう。
なので、地図を見ながら「左にしか曲がれないところを左」などと、地図とにらめっこしながら歩きました。

14:39 石仏庵(いしぶつあん)

県道13.号線を一旦横切って入ります。
ここを過ぎれば再び県道13号線です。
・・・ここからが地獄でした。

14:57 東外城田神社

すぐそばに小学校があり、ちょうど下校時間と重なりました。
小学生と一緒に下校です(笑)

石仏庵から田丸駅まで、約4.6kmのアスファルトです。
道中はこれといって何もなく、ただひたすら歩く、歩く、歩く。
途中ファミリーマートがありましたが、電車の時間があったのでパス。
これが裏目に出ます。

このあたりは米どころのようで、大規模な田んぼが広がっていました。
かなり大きかったです。

15:44 田丸駅

ようやく田丸駅に到着。
電車がすでに出ていました。
ここで次の電車まで約1時間過ごすことになります。
駅周辺にはカフェもなく、ケータイで高校野球の和歌山県大会を見て過ごしました。
本来乗るはずであった電車に乗れれば、五十鈴丘駅まで直通だったのですが、次の電車は伊勢市駅で乗り換えでした。
そして、伊勢市駅でホームを間違え、私たちが座って待っていたベンチの背後から電車が発車(爆)ここでも乗り遅れ(笑)
さらに30分過ごすことになりました。

前半はわりと見るところがあり、退屈はしませんでしたが、最後のアスファルトが本当に効きました。
なにはともあれ、無事五十鈴丘駅まで帰って来ることができました。

タイムスケジュール

最後にタイムスケジュールをまとめておきます。
途中で雨降ったり止んだりで、そのたびにカッパを着たり脱いだりしたことや、道にも迷いましたのであくまでも参考程度にとどめておいてください。

10:00 栃原駅
10:40 コンビニ、カフェ、阿弥陀寺
11:23 柳原観音千福寺
11:42 まんじゅう屋跡
11:44 寺子屋跡
11:48 深谷地蔵
11:51 浄保法師五輪塔
11:56 地蔵
12:00 トイレと昼食
12:48 女鬼峠登り口南
13:04 名号碑と如意輪観音像
13:08 展望台
13:22 轍跡
13:24 女鬼峠登り口北
13:58 県道119号線
14:04 西外城田神社
14:09 永昌寺
14:34 道標
14:39 石仏庵
14:57 東外城田神社
15:44 田丸駅