何かを始めれば、何かをやめなさい

最近「コスパ」とともに「タイパ」という言葉を耳にする機会が増えました。

コスパはお分かりだと思いますが、タイパとは「タイムパフォーマンス」を指す言葉で、日本語では「時間対効果」と言われ、特に若い世代に広がりを見せているとか。

動画やドラマなどは倍速で見たり、音楽も早聞きしているとか。

音楽の早聞きはちょっと行き過ぎだと思いますが、私もタイムパフォーマンスは重要だと思っています。

タイムパフォーマンスも重要ですが、もっと重要だと思っているのが「空き時間を作ること」です。

これはお金の理屈とよく似ています。

自分の持っている分を使えばお金は減っていきます。

時間も同じです。

しかし、お金と時間の大きな違いは、お金は増やす(稼ぐ)ことができますが、時間はどんな人間でも平等に1日24時間しか与えられていません。

一度使った時間は2度と戻ってきません。

忙しくしている人を見ると、キチキチに自分の予定を埋めてしまっていて「時間の空き」がないのでは?と思うことがあります。

毎日毎晩予定を入れてしまっていれば、後から入った用事ができなくて当たり前です。

物≒時間

「一つものを買えば一つ捨てる」ということをしないと、家の中は物であふれかえってしまいます。

捨てられない人がよくするのは「物が多くなってきたから棚を買おう」という発想です。

棚を置く場所にも限界がありますので、いずれ家が物であふれかえってしまいます。

物を捨てられない人は、車の中も、頭の中もごちゃごちゃになっています。

私は以前ガソリンスタンドで勤めていましたが、車の中がいつも汚くて整理できていない人の家は、だいたい散らかっていることが多かったです。

時間も同じです。

何か新しい事を始めれば、何かをやめないと時間が埋まるばかりです。

埋まれば埋まるほど、スケジュールがごちゃごちゃになってきて首が回らなくなります。

家事があまりにも忙しいのであれば、家事代行サービスを利用するとか、ルンバに働いてもらうとか、乾燥まで全自動でやってくれる洗濯機を買うとか、何かしらの方法があるはずです。

これも「タイパ」ですよね。

時間がない方は「何をするか」を考えるより、「何をしないか」を考える方が重要だったりします。

あるいは、今やっていることを時短できないか考えることが重要だったりします。

みなさんは自分のスケジュールをキチキチに詰めていませんか?

以前にもお伝えしましたが、「時間の棚卸し」は遠回りに見えて近回りだったりしますよ。

一旦立ち止まって考えてみることをお勧めします。

こちらの記事もご参照ください。
本当に時間がない?

「知っている」だけではガイドはできない

「人生では、知識より体得を重視する」ということも大切な原理原則です。

これは、言い換えれば「知っている」ことと「できる」ということはかならずしもイコールということではない。

稲盛 和夫

いくら頭で勉強して分かっていても、それは「分かっているつもり」であり、実践しないと本当の意味で「分かった」「できる」ということにはならないということです。

稲盛さんはこうも言っておられます。

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セラミックスの合成にしても、この原料とこの原料を混ぜて何度で焼けば、このようなセラミックスが出来上がるということは本を読めば分かります。

しかし、その理論通りにやってみても思い通りのものはできません。

現場で何度も経験を積むうちに次第に真髄が把握できる。

知識に経験が加わって初めて、物事は「できる」ようになるのです。

それまでは単に「知っている」にすぎない。

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ガイドにも同じことが言えます。

単に「知っている」だけで「ガイドができる」というわけではありません。

ガイドとは知識を売る仕事ですが、その知識をお客様にどのように伝えるのか、それは現場でこそ培われるものであると私は思っています。

説明一つを取っても、この場所ならどのくらいの音量で、どこを向いて、どこに立って、どうやって資料を見せながら、どれくらいの長さで、分かりやすく、他の歩行者の迷惑にならないようにするように配慮をして・・・ということなどは、現場でやってみて初めて体得できるものです。

その配慮がなく、ただ単に自分の思うように説明だけをしているのは、言葉は悪いですがボランティアガイドの域です(ボランティアガイドさんのことを悪く言うつもりはありませんよ)

そしてもちろん、自分の持っている知識をアウトプット(言語化)ができて初めて「できる」と言えることはいうまでもありません。

資料を読んだり、説明を聞いたりしただけで「研修が終わった」と勘違いされている方がいますが、本番はそこからです。

一度自分でアウトプットをしてもらえれば分かりますが、自分が思ったよりも理解できていないことに気づくはずです。

また、アウトプットすることによって、自分が学習したところの穴が分かるようになります。
理解があやふやなところは言語化できませんので、アウトプットは欠かせません。

ガイドスキルの上達は経験を多く積むこと

初めて自動車の運転席に座った時のことを覚えていますか?

おそらく、疲労困憊したことでしょう。

ハンドル操作だけでも意識を集中する努力が必要なのに、その上、道路の状態、対向車、その他いろいろな条件を念頭に置いて運転しなければならないのですから。

しかし、運転の経験を積むにつれ潜在意識が顕在意識に取って代わられます。

潜在意識が即座に状況を判断し、過去の経験から類似したパターンを呼び出し、手足を自動的に動かします。

潜在意識により、車を操作できるようになるのです。

ー稲盛 和夫ー 

稲盛さんの著書はこちら
生き方

稲盛さんの経営哲学は、人としてどうあるべきかという、本当に基本的なことでありながら、多くの人ができていないことばかりです。

もちろん、私もです。

本を読むたびにハッとさせられます。

さて、「職場からの帰り道、考え事をしながら運転していると、知らない間に家の近くまで来ていた」

という経験をしたこと、ありませんか?

普段通い慣れている道では、時折こういったことが起こります。

これも、潜在意識によるものなんでしょうね。

私は研修ではよく、ガイドを車の運転に例えて話します。

ガイドはまさに経験の積み重ねがモノを言う職業の一つです。

よく「ガイド歴〇年」とか聞きますが、あれを当てにしてはいけませんよ。
10年であっても年間10回しか出ていない人もいますから。
3年でも年間100回出ている方が経験は上なのです。

年数ではありません。

どれだけ経験をしたかです。

こちらの記事もあわせてお読みください。
年数よりも経験

熊野古道で分岐点に差し掛かった時、何の迷いもなく正しいルートを取ることも潜在意識によるものだと思います。

トリッキーな質問にも、これまでの経験からそれなりの回答を導き出すこともできるようになります。

行程を変更しなければならない時でも、これまでの経験から最適解を見つけることができるようになります。

潜在意識で動ける事が多くなると、幾分余裕も出てきます。

・・・私はガイド中は「常に120%」を掲げていたので、終わればいつも放心状態になっていましたが(笑)

とにかく経験を積んでください。

そして、これも私がよくビジネスマッチングでお伝えすることですが、初めての依頼は断らずに受けてください。

いち早く経験することが重要です。

そして「一回もガイドに出ていない」と「一回だけガイドに出た」では、回数の差はたったの一回ですが、この間には大きな差があります。

ガイドに必要な人格とは?

2023年12月30日の和田通信の年末の挨拶からの抜粋です。
内容がガイド向けになっていますが、一般にも十分通用する内容だと思いますので、最後まで読んでいただけましたら幸いです。
**********************

ちょっと前置きが長くなります。

以前もご紹介したと思います。

トヨタ社長・豊田章男氏が、

株主総会で述べた言葉。

株主総会の全容はこちら
突然始まったロバと老夫婦の話 11回目の株主総会

ー--------------

ロバを連れながら、夫婦二人が歩いていると、こういわれます。

「ロバがいるのに乗らないのか?」と。

また、ご主人がロバに乗って、奥様が歩いていると、こう言われるそうです。

「威張った旦那だ」

奥様がロバに乗って、ご主人が歩いていると、こう言われるそうです。

「あの旦那さんは奥さんに頭が上がらない」

夫婦揃ってロバに乗っていると、こう言われるそうです。

「ロバが可哀想だ」

次に、ある本からの引用です。

ー--------------

「嫌われない人」と

「好かれる人」は全く違う。

この二者は、似ているようで

全然違います。

「嫌われない人」とは、

記憶に全然残らない人です。

「いい人」とは「どうでもいい人だ」

なんて言葉がありますが、

まさにその通り。

「嫌われていない」と

「好かれていない」は、

ほぼ同じ意味です。

「嫌われない人」と

「好かれる人」は、

何が違うのでしょうか?

両者の違いを一言で表すなら、

「感情を動かしているかどうか」です。

嫌われるのを恐れている人は、

嫌われないために、

一歩踏み込んだことを言えません。

そのため、嫌われない代わりに、

関心も抱かれません。

「好きの反対は無関心」なんて言葉が

ありますが、嫌われない人は人の関心を

引けないのです。

一方で、好かれる人は相手の感情を

動かします。

感情を動かすとは、

心を動かすことです。

心を大きく動かされるほど、

人は関心を抱きます。

全員から好かれるのが不可能なのと

同じように、全員から嫌われることも

不可能です。

誰かに好かれる行動とは、

誰かに嫌われる行動なのです。

嫌われることを恐れてはいけません。

好かれる努力には、

嫌われる勇気が必要です。

そして、嫌われることを恐れない

あなたの態度が、あなたから

にじみ出る自信になります。

その自信は、あなたをより

魅力的にします。

ー--------------

どんなにやっても文句を

言われるのなら、

自分の思ったことをやるべきだと

思っています。

以前の私は、みんなに嫌われないように

一生懸命でした。

しかし、結論から言って

「それは無駄な努力だ」ということに

気付きました。

代表としての立場上、

嫌でも言わなければならない状況が

必ず出てくるようになったからです。

実際、NPO法人時代の

「ただのガイド&事務員」の時と比べ、

代表になってからは会員さんには

結構嫌われたと思います。

もちろん、私の至らない点があった

ことも確かです。

私自身、他のガイドさんと同じように

「一(いち)ガイド」であれば、

今でも「なあなあの関係」で

いられたかもしれません。

しかし、代表として経験させて

いただいたことは、

私にとって大きな成長になりました。

逆に私はこれで良かったと

思っています。

「人間関係の棚卸し」が

できましたから。

私の言動で嫌いになったり、

嫌いとまではいかなくても、

反感を買って疎遠になってしまった方と

いうのは、所詮それまでの関係だったと

いうことです。

機嫌を取りに行くことも一切しなくなり

ました。

私は、嫌われることを恐れて本人に言い

にくいことを言えない人、

玉虫色のことしか言えない人が嫌いです。

保身のために

「自分だけは傷つきたくない」という

意識が見え透いているからです。

また、人を見て言う事や態度を

変えている人や、

マウントを取りに来る人も嫌いです。

あとはもちろん嘘つき。

バレてますよ。

その場しのぎだということ。

嘘を聞くと非常に残念な気持ちに

なります。

「誰に対しても平気で保身のための嘘をつくんだな」と。

嫌われる人と好かれる人

さて、ここからが本題です。

営業のカリスマ・中村信二氏の著書

営業の魔法」より引用します。

これはもちろんガイドにも当てはまり

ます。

新人研修でもこれに似た内容を

取り上げています。

ガイドとして高い評価を得ている人にも

共通している人格と言えます。

まずは「どのような人が嫌われるか」

ですが、

  1. 横柄な人
  2. 嘘をつく人
  3. 不潔な人
  4. 知ったかぶる人
  5. 大声で話して場の空気を乱す人
  6. 人の話を遮る人
  7. 話を横取りする人
  8. 話を聞かない人
  9. 否定ばかりする人
  10. 人を不安にさせる人

どうですか?

いくつ当てはまってますか?(笑)

会員さんとお話していて特に思うのは、

6、7、8の人が多い傾向にあるという

ことです(特に昔からの会員の方)

恐らく自分では気づいていないので、

いずれお伝えしないといけないなと

思っています。

さて、中村氏の著書では、

人の心をつかむには

「この逆をすればいい」と述べています。

つまり・・・

  1. 謙虚な人
  2. 正直な人
  3. 清潔な人
  4. 感動する人
  5. バランスの良い人
  6. 順番を守る人
  7. 相手に敬意を払う人
  8. 聞き上手な人
  9. 認めてくれる人
  10. 安心させる人

ガイドとして、お客様に言いたくない

ことも言わなくてはならない時がある

と思います。

「嫌われたらどうしよう」とかは

思わないでください。

「ダメなものはダメ」

「自分はこう思う」とはっきり言って

あげる方が逆にそれが優しさだったり

します。

外国人は玉虫色の意見を嫌う人が

多いです。

「結局どっちなんだ」と。

お客様の「誤解」を解く

捕鯨も然りです。

「このテーマはデリケートだから」と

逃げていてはダメですよ。

議論はもちろんいけません。

論破はもってのほかです。

しかし、「私はこう思う」とはっきり

お伝えすると、議論は生まれません。

以前、女性天皇について聞かれた時

「女性が天皇になれないことは

女性差別だと思う。Yoshi はどう思

う?」と質問を受けたことが

ありました。

そこで、

「一般女性は皇族と結婚して

天皇家に入ることができます。

しかし、一般男性は皇族と結婚して

天皇家にさえ入ることができません。

だからこれはどちらかというと

男性差別だと私は思っています。

過去には一時的ではありましたが

女性天皇はいましたしね」

そうお伝えすると「そういった視点が

なかったし、知らなかった」と

おっしゃっていました。

そうなんです。

よく調べないでうわべだけで持論を

展開している人が多いのです。

捕鯨に関しても「日本人は鯨を片っぱし

から殺している」と「誤解」している

お客様が圧倒的に多いのです。

実際は捕獲する種類を限定して、

厳しい捕獲頭数の規制の元に行っている

ことを、ほとんどのお客様は知りませ

ん。

それを説明して「誤解」を解くことも

ガイドの重要な仕事だと思っています。

もちろん意見が平行線の時もあります。

でもそれでいいんです。

違う視点で物事を捉えていただく

きっかけ作りが出来ただけでも

大きな功績です。

ガイド中は淡々と説明をするだけでは

なく、はっきりと自分の意見を言って

お客様の感情を動かし、

お客様の話にも耳を傾け、

双方向のコミュニケーションで

お互いその旅を忘れられなくなるよう

な、そんな案内を演出していただけたら

と思います。

先に挙げた「人の心をつかむ条件」を

時折思い出し、

来年も楽しく頑張ってください。

みなさんには今年も本当に

お世話になりました。

みなさん一人ひとりにこの会を支えてい

ただいています。

この場をお借りして感謝申し上げます。

来年は依頼件数をもっと増やして

みなさんに活躍してもらえるように、

楽しくガイドが出来る環境を作れるよう

頑張ります。

「お楽しみ様」はこれからですよ!

良いお年をお迎えください。

お客様以外に声をかけられた場合の対応

報告書からの引用です。

ガイド報告書の関連記事はこちら
ガイド報告書
振り返りツール(PDCAの大切さ)

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発心門王子で関係のない方が私に道を尋ねたり

神社の参拝方法を尋ねたりすることがあったが、

その方に「私達が雇ったガイドだ」と少し憮然として話された。

すぐ答えられることだったが、

こういった場合の対応はむずかしい。

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こういった、「部外者」がガイドに

質問をする場面にはよく遭遇します。

おっしゃる通り、この場合の対応は難しいです。

お客様によるからです。

報告書にあがったように、

他人に話しかけられると嫌がるお客様と、

逆に「困っているから助けてあげて」

とおっしゃる方がいるからです。

ただ、基本的に

「私はこのお客様に雇われたガイドですのでお答えできません」

と断っても問題ないと思います。

和歌山城研修の時、しばらくついてきて

語り部さんに質問をしたり、

説明を聞いたりしてくるグループがいました。

少ししつこかったので、私が注意しようとし

たところ、離れていきました。

お金を払っている側からすると、

「ガイドを横取り」のような行為をされると

やはり気持ちのいいものではありません。

かくいう私もつい「部外者」からの質問に答えて

しまったりしていますが・・・

以後注意しなければならないと反省の意味も込めて

ご紹介させていただきました。

集合時間の20分前に到着するように家を出る理由

まずはこちらをお読みください。

ある会員さんからの報告です。

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昨日私は8:20のバスに乗車予定でしたが、

7:40までにはバス停に到着していました。

その時すでにお弁当配達の方が

待っておられました。

しばらくして、私を見かけてお弁当の

受け渡しをしたいと来られました。

7:50に語り部さんに渡すようにとのことで、

配達受付表を見せてくださったのですが、

その時はすでに8時をまわっていました。

連絡先の記載がないのでどうすることもできず、

寒い中、長い間待たれていたようです。

その頃、お客様と思われる方々を乗せた宿の車が到着し、

その車のドライバーさんも語り部さんを探しておられました。

8:15頃、ようやく語り部さんが来られ、

無事にお弁当の受渡しも済んで出発されました。

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待ち合わせ時間が何時だったのか、

どちらに非があるのかは分かりません。

お客様が早く準備ができたので

早めに宿を出発したのかもしれません。

ただ、これは私見ですが、状況から推測するに、

語り部さんが約束の時間に現れなかった可能性が

高いと思っています。

もしそうだとすれば、これはあるまじき行為です。

ガイドに遅刻は許されません。

いや、何事にも遅刻は許されません。

遅刻は人の時間を奪っているからです。

時間は有限です。

お金の場合、なくした分を取り戻せますが、

時間は絶対に戻ってきません。

ましてや、お客様の貴重な時間を

奪うというのは許されません。

当会では

「待ち合わせ時間の最低20分前には到着するように家を出るように」

と、何度かお伝えしております。

ちなみに、添乗員の世界では30分前が

原則だと聞きました。

待ち合わせ時間が9時で、

9時に着くように家を出れば、

何かあった時に遅刻する可能性があります。

いや、遅刻します。

特に国道311号線と168号線は

工事をしていることが多く、

片側交互通行をしていることが頻繁にあります。

早めに出れば、忘れ物をした時でも

家を出てすぐであれば取りに戻れます。

ギリギリに出れば、それだけ目的地までの

運転に焦りが出ます。

その焦りが精神的な疲労につながります。

「前に遅い車があったから」とか

「忘れ物をしたから」は、

お客様からすればただの言い訳です。

それも想定して余裕をもって家を出てください。

研修でも同じです。

こちらは「ガイド団体」として

講師にお願いしています。

待ち合わせ時間ギリギリに来られると

「この団体はそういう教育をしているんだな」

と思われてしまいます。

ギリギリに来る人は、プロの意識に欠けています。

こちらもご参考にされてください。

ガイド業務と車の運転

遊ぶように働く

うちの会社には何もありません。

就業規則もマニュアルもありません。

紙もありません。

でも、みんなで心で思っている言語はあります。

それは「遊ぶように働く」です。

うちの会社のポリシーは「遊ぶように働く」です。

遊ぶように働くってプロなんですよ。

アマチュアにはできない。

遊ぶように働くってのは

いつも自分がワクワクしてるし

いつも自分が出来ることを考えているし

いつも自分がチームの仲間やお客様をハッピーにすることを考えているんですよ。

しかも成果も出しちゃうんです。

それが遊ぶように働いている人の特徴なんです。

ー鴨頭 嘉人ー

ガイドにも同じことが言えると思います。

特にガイドは、遊びに来ているお客様とご一緒する仕事です。

自分「も」ワクワクして楽しんで、お客様にもその波動を感じてもらうように、遊ぶように働いてくださいね。

振り返りツール(PDCAの大切さ)

ガイド報告書の大切さ

ガイド報告書は自分の振り返りと言う面で大切にものになります。
どれだけ経験がある人であっても、何かしら改善点やよかった点を振り返ることができるからです。
これを怠っている人に成功はありません。

報告書は旅行会社さんに提出するものもありますので振り返りツールとしては不完全ですが、ないよりはマシです。

できればご自身で振り返りツールを作られることをお勧めします。

過去の記事についてはこちらをご参照ください。
ガイド報告書

超オススメ!PDCA日記

よく聞く「PDCA」を元に日記をつければなお早い成長が望めます。

PDCAとは、P(プラン)、D(Do・実行)、C(チェック)、A(Action・改善)です。

PとDはガイドにとってはすでに決まっているものに沿って業務を遂行するのであまり関係ないかもしれませんが、CとAは絶対に必要です。

私が現在毎日チェックしている人気YouTuberの「脱・税理士スガワラくん」で「PDCA日記」が紹介されていました。
これ、かなりガイドにも使えます。
そのまま引用しても十分に反省ツールとして活用できます。

Googleのスプレッドシートに

  • 良かったこと
  • 課題
  • 疑問文
  • 事実データ
  • 改善策
  • リクエスト

という項目を作り、それに沿って記入し改善を重ねていくというものです。

スガワラくんの事務所では、これを毎日朝9時までに従業員に提出させているそうです。

毎日です。

この取り組みが面白いということでGoogleから取材が来て、「スプレッドシートをこんな感じで使っている中小企業がある」といって、社内のイベントで発表してくれたのだそうです。

この中で特に注意すべき点は「改善策」です。

社歴の浅い社員は、改善策を抽象的な表現を使ってしまうそうです。
「もう少し余裕のあるスケジュールにする」とか「時間管理を厳密にする」などがこれにあたります。
「余裕のあるスケジュールって何?」「時間管理管理を厳密に」の「厳密」の基準は?など、人によって基準も違うので他人が見てもどう改善するのかがわかりません。

他人が見ても分かる、具体的な内容にする必要があります。

スガワラさんも言っていますが、「これで良くならないはずがない」と思います。

ガイドも同じで、これをやると確実に成長スピードが上がります。
今は「大先輩」とか「雲の上の存在」と思っている人でも、短期間で追いつき追い越すことができると確信しています。

・・・もっと早く知っておけばよかった(笑)

私はもうガイドからは遠のいていますので、ガイドには使えませんが、今の業務に取り入れています。

改善なくして成長はない!

ガイド報告書を空欄で提出するなんて、もってのほかです。
ありえません。
また、そういう人に限って「こうしたら喜んでもらえた」とかいう自慢話を延々とするくせに、報告書はたったの2行とかだったりします。

「それを書け」

と言いたくなります。

また、そういう人に限ってお客様からのフィードバックが少なかったりします。

反省・改善は絶対に、いつになっても必要ですよ。

「ウサギは居眠りする」

振り返りをしていない大先輩はウサギです。

その「ウサギ先輩」は、振り返りをしているあなたに追い越される日が必ず来ます。

いいと思ったらすぐ実行!

「この星は行動の星だよ。いいことを聞いたのにそれをしない人は、しないことによってどうなるのかという行動をしているんだよ」

ー斎藤 一人ー

PDCA日記の詳しい解説についてはこちらをご覧ください。

お客様の前での会話に注意

お客様の前での日本語での会話について、経験したことをお伝えしようと思います。

お客様に対する配慮

日本語が分からないお客様の目の前で、同じ日本人同士で会話をする時には注意が必要です。

特に会話が弾んで面白い話をして笑った時、中には自分のことで笑われているのではないか?と勘繰る方もいらっしゃると思います。

私たちが逆の立場なら、そう思うと思います。

面白い話をしてはいけないということではありませんが、後で話の内容を教えてあげるという配慮が必要です。

中にはその話の内容を聞いて笑ってくれる人もいます。

カタカナ語に注意

以前、他の通訳案内士さんと仕事をした時、その通訳案内士さんが一人のお客様のことを「あの人はBossyやから」と言い放ち、こちらが冷や汗をかいたことがありました。

冷や汗をかくと同時に「こいつ、ア〇やなぁ」と思いました。

あ、すみません、つい言葉が悪くなってしまいました。

Bossyはもちろん通じます。

あと、国の名前もそうですが、オーストラリア、アメリカ、カナダなど、ほとんどの国は英語の発音そのままです。

・・・ドイツは違いますが、「ドイツ」といえばドイツ人には通じてしまいます。

いや、むしろドイツ人にはなじみがありすぎます。

自分たちの国のことを「ドイチ」のように発音していますから。

日本人と話す時に、出身の国を紹介しているシーンなどでは「私たちのことをどこから来たのか紹介してくれている」と思ってくれますが、何気ない会話の中で国名を出す時には、やはり注意が必要です。

私は、あまり聞かれたくない場合には「米国」とか「豪州」などというようにしています(笑)

同音異義語?

ちなみに余談ですが、日本語で「ホットコーヒー」を注文する時に「ホット」と言いますが、メキシコではゲイの人を指す言葉(隠語)だそうです。

奥さんが膝の手術後でまだ完全に回復しておらず、歩き組とタクシー組に別れたことがありました。

タクシーの運転手と奥さんでカフェに入った時に、その運転手さんが「ホット」「ホット」と言っているのを聞いて「この人はゲイなのか」と最初に思ったそうです。

あとから「日本ではコーヒーを注文するときに『ホット』というの?」と聞かれました。

あと、中華系の方(シンガポール人)が日本に来て「カニ鍋」という言葉を初めて聞いた時にびっくりしたそうです。

チャイナでは「お母さんとセックスをする」みたいな意味になるそうです。

アジア圏のお客様も要注意

アジア圏のお客様の中には、日本語を勉強している(またはしていた)方がいらっしゃいます。

はじめからそのことが分かっていればいいですが、後からになってそのお客様が日本語を理解できることが分かるということがあります。

特に若い世代の方は、日本の文化(といってもサブカル)などが好きで日本語を勉強している方がいます。

以前も、案内中に突然日本語で話しかけられてびっくりしたことがあります。

幸い?変なことは言っていなかったので内心ホッとしました。

みなさんもご注意を。

オススメアプリ

前回はガイド中に役立つアプリをご紹介しましたが、今回はガイド中はもちろん、準備段階でも役立つアプリのご紹介です。

前回の記事はこちら
リスクの予測と想念・言霊の世界(お役立ちアプリのご紹介)

tenki.jp

日本気象協会公式のアプリ。

市区町村単位の1時間ごとの天気予報、週間予報、気象情報、防災情報を確認できます。

Google Play Store版

App Store版

私はこのアプリで1時間あたりの降水量の確認をして、イベントやガイドの中止・催行の判断をしています。

雨雲レーダーは48時間先まで確認できます。

ただ、頻繁に予報が変わるため、こまめな確認が必要です。

あと、「田辺市」と言っても観測所の天気なので、田辺市の場合は栗栖川のものです。

なので、旧市内や本宮などでは予報に違いがある場合があります。

私は他に、ウェザーニューズのアプリも入れていますが、使い勝手があまりよくないのでほとんど使うことはありません。

雨雲レーダーは3時間程度先まで、それ以降は有料版でしか確認できません。

乗り換え案内

バスの利用が多い熊野古道ではあまり使わないアプリですが、電車を利用する場合(特に那智勝浦での案内)もありますので一応入れています。

紀北を案内される方は必須と言えます。

実際、行程表に書かれていた特急の時刻と実際の時刻が違っていた・・・ということもありました。

電車の時刻は旅行会社からの情報を事務所で確認はしていますので間違うことはほとんどありませんが、お客様が勝浦から大阪などに向かわれる予定の場合は、依頼書をもらった時点で、このアプリで確認するようにしています。

単位換算

アメリカやイギリス(公式ではないが現在も健在)で使われている、ヤード、フィート、マイル、華氏(°F)・・・日本人にはなじみのない単位で説明をしなければ分かってくれない時があります(こちらが「〇〇km」というと、だいたいの距離をお客様で計算してくれることが多いですが)

この時に単位換算アプリを使います。

Google Play版

もちろん、計算方法や、特定のコースの距離をマイルでを覚えておけば必要ないものかもしれませんが、数字に弱い私は絶対に必要です(笑)

当会、結構アメリカのお客様が多いんですよね・・・

換算してくれる単位は、長さ、面積、重量、体積、通貨、温度など、ほぼすべてに対応しています。

あまり使うことはありませんが、時間、速度、圧力、力、仕事、仕事率、角度、データ、燃費、料理まであり、生活にも使えると思います。