まずは大人から

「今の子供たちは」とか「今の若者は」などと言う前に、まず大人たちが「今の大人たちは」と自分の振る舞いをじっくり振り返って、変えていかなくてはならないんです。

まず問題なのは、大人なんですよ。

-三輪 明宏-

「自分が変われば人は変わる」とか「人は変えることはできないが、自分は変えることができる」という話をよく聞きます。

なぜでしょうか?

人に言われて素直に自分を変えることができる人は稀です。
変わったとしても、また元の自分に戻ります。

人は自分で気づいた時に初めて自分を変えることができます。
すぐに元の自分に戻るのは、自分で納得していないからです。

その気づきを与えてあげることが大切だと思います。

私もよく断言調で「これはこうだからこうだ!」と言ってしまう時がありますが、そんな場合は必ずと言っていいほど反感を買います。

なので最近は、斎藤一人さんが言っている「私は変わっているから、別に信じなくていいよ。信じる人だけ信じればいいからね」という言葉を使っています。

ガイドをする時でも、諸説ある場合には「こういう説もあります」「こんな説もあります」言ってなるべくお客様に考えてもらうようにしています。

よほど自信があっても、断言調は控えるようにしています。

最近は、大人の方が振る舞いや礼儀が酷かったりします。

逆に若者の方が謙虚で、礼儀正しいことがあります。

先日、あるレストランに行ったとき、高校生の野球部員の子たちが食事を終えて店を出ていく時に「ごちそうさまでした!」と言っているのを見て「なんて気持ちがいい子たちなんだ」と思いました。

おそらく監督さんの指導によるもので伝統的に続けられていることだと思いますが、ここまで生徒ができていて、その監督さんができていなかったら監督の立つ瀬がありませんよね。
ちなみに、この時監督さんと思しき人は見当たりませんでした。

監督さんがいなくてもしっかり挨拶をするって、素晴らしいですよね。

一方、私があるところで中学生を相手に英語を教えている時、クラス終了後にそのうちのお母さんと思しき人が教室に入ってきました。

そして、初対面にも関わらず「いつもお世話になってます。〇〇の母です」という挨拶もなく「英検対策の内容にしてもらえませんか?」といきなり言ってきたのです。

こうした礼儀ができていない大人が、将来その子供の反面教師になればいいなと思います。