バス停間違い
バス停間違いは、私がお客様をお連れしている時に間違ったこともありますし、お客様とお別れして、お客様自身で移動する際に起こったりしました。
大きな理由は2つです。
一つは、紛らわしい名前のバス停があったということです。
今は随分と改善されていますが、以前は名前が紛らわしいバス停がいくつかあり、日本人でさえも間違うほどでした。
例えば、「熊野本宮」と「本宮大社前」、「発心門」と「発心門王子」、「大門坂」と「大門坂駐車場」、「那智駅」と「那智駅前」など、たとえ「発心門王子」と旅会社から渡された行程表に書かれていても、バス車内のアナウンスで「発心門」と聞けば降りてしまうでしょう。
また、乗り換えをするのに、降りた場所が同じで違うバス停から
お客様と本宮大社前でお別れし、お客様が那智まで自身で向かうことになっていたので、そこまでのバスをご案内したのですが、うっかり
以前、香港のお客様でしたが、「大門坂駐車場」待ち合わせなのに約束の時間に現れず「もしや」と思い「大門坂」バス停まで歩いて行くと向こうから歩いてくるお客様とお会いしました。
漢字が読める香港のお客様でもこうです。
こういったことが以前はよく起こっていまいた。
ちなみに、現在は「熊野本宮」が「大日越登り口」に、「発心門」が「発心門口」に、「大門坂」と「那智駅前」はなくなりました。
ただ、「発心門口」「発心門王子」は外国人には発音の区別が難しいため、いまだに間違って降りようとする人が跡を絶ちません。
名前を変える前に、うちに相談してくれればよかったのに(笑)
もう一つの理由は、同じ名前のバス停でも、乗り換えの際の降車のバス停と、乗車のバス停が違うということです。
大雲取越の登り口の集落・小口(こぐち)に向かう際、神丸(かんまる)というバス停で降りて乗り換えをしなければなりません。
ここがイレギュラーなバス停で、本宮方面から来て神丸で降りたら、50mほど離れた別の「神丸」から乗り換えなければならない場合があります。
これがややこしいのですが、同じ本宮方面から来ても、朝の便は降りたバス停と同じ所から乗車します。
この、約50m離れたバス停は、新宮方面から来たバス専用です。
まだ駆け出しの頃、本宮方面から来た私たちは、おしゃべりにも夢中になったこともあり、そんなバス停の存在をすっかり忘れ、ただひたすらバスが来るのを待っていました。
完全な思い込みです。
しかし、到着時間が来ても一向にバスは来ません。
5分、10分・・・
「はっ!」と思った時はすでに遅し、新宮方面から来たバスはとっくに走り去ってしまった後でした。
藁をもすがる思いで宿に電話をかけると迎えに来てくれたのでなんとかその場は収まりましたが、夕方の忙しい時間帯に宿の方に余計な仕事をさせてしまい、反省しきりでした。
もう一つの事例は、お客様夫婦が自身で本宮大社前から那智山の宿まで路線バスで移動しなければならない行程の時、別れ際に乗り換えのバス停をご案内したのですが、うっかり「降りたバス停と乗るバス停が違う」ということをお伝えするのを忘れてしまいました。
翌日お会いした時、奥様が「昨日の話をしてあげて」と、ご主人に含み笑いで話し「じつは昨日・・・」と前日に起こったことを話してくれました。
乗り換えるべき「那智駅前」で降りたまでは良かったのですが、那智山方面に行くには同じ敷地内の「那智駅」から乗らなければなりません。
お客様は、降りた「那智駅前」でバスを待ち、やってきた「紀伊勝浦駅行き」に乗って勝浦駅まで行ってしまったそうです。
結局、そこからは那智山方面のバスが出ていますので、チェックイン時間には間に合ったそうですが、申し訳無いことをしてしまいました。
