フィードバックをもらってなんぼ?

別れ際のお客様からの感謝のコメントは社交辞令の場合が多いので鵜呑みにすることは避けた方が無難かもしれません。

本当に良かったとお客様が思ったなら、必ずと言っていいほどお礼のメールが来たり、旅行会社さんのサイトにフィードバックをしてくれています。

旅行会社経由のお客様の場合は、旅行会社を通してお礼のメールが来ることもあります。

ただ、フィードバックをする習慣のない方もいますので、絶対とはいえませんが。

私は以前、東京から白浜への帰りの便で、あまりにもフライトアテンダントさんの対応が良かったので、帰ってからその方を名指しでJALのサイトにフィードバックをしたことがあります。

日本のフライトアテンダントさんは総じて質が高いですが、この時は乗客への気遣い、話題の提供、笑顔、どれをとってもこれまでで最高でした。

それはもう、「惚れてまうやろ!」と勘違いするほど(笑)

スターバックスコーヒーもスタッフの接客の質が高いですよね。

あれ、接客マニュアルのようなものがないそうですよ。

よくもそれで接客の質にバラつきが出ないものだと感心してしまいます。

・・・中には勘違いして本当に惚れてしまう男もいるとか。

逆に、悪かった場合もフィードバックはありますが、みなさんのおかげで当会ではそういったことはありません。

自分の中では「良かったなぁ」と思っていたのにフィードバックがなくて肩透かしを食らう時もあります(笑)

お客様の言葉を参考に、良かった点をさらに伸ばしていくことも重要ですが、以前ご紹介した「PDCA日記」で改善点を洗い出し、毎回改善していくことを強くお勧めします。
振り返りツール(PDCAの大切さ)

「満足」という言葉にあぐらをかくと、成長は絶対にありません。

同じコースを何度も案内していると、おのずと完成度は上がってきます。

そのうちに「今日はお客様の質問にはよどみなく、ほとんどすべて答えられた」という日が来ます。

どんなに自分の中で「今日は良かった」と思った案内でも、必ずどこかに改善点はあります。

その改善点を探し、見つけ、改善し、次の機会に実行する・・・

その作業の繰り返しを怠らないようにしていただきたいと思います。

お客様の質問が自分を成長させる

「すべての質問によどみなく答えることができる」という状態になる一番の近道があるとすれば何だと思いますか?

それは「現場にたくさん出ること」です(笑)

近道があると思った方、世の中そんなに甘くないです(笑)

一つ言えるとすれば、それはアウトプットをたくさんするということです。

お客様の質問は似通ってきます。

英会話1000本ノック」の著者・スティーブ・ソレイシーさんが来日した当初、「どこの出身ですか?」とか「日本に来てどれくらいですか?」とか、会う人会う人に同じ質問を何度もされたそうです。

しかし、彼はそれを「面倒だ」と捉えることなく、逆に自分の日本語の練習になったと述べています。

同じように、似通った質問には何度も答えるので当然、よどみなく答えられるようになります。

そうなると、完全に自分の知識として定着します。

私の場合、答え慣れた質問がくると思わず「よし来た!」とニヤッとすることがありました。

お客様からいただいた質問を思い出して、アウトプットする練習を繰り返してもいいかもしれません。

さらにその答えを、もっと分かりやすく改善することもできます。

しかし、たまにイレギュラーな質問が飛んでくることもあります。

その時は自分の知識の引き出しを増やすチャンスと思ってください。

引き継ぎの時にたまに「お客様は色々質問してくる人ですか?」と聞いてくる方がいますが、そういう人に当たった時は、自分が成長するための格好のチャンスだと捉えてください。

そういう情報もなく、お会いするなり「マシンガン質問」をしてくるお客様もいます。

私はそういうお客様の方が、歯ごたえがあって好きでした。

こうやって、現場をたくさん踏みながら成長するのが、地道ではありますが一番早く成長します。

そして何より、いつ飛んでくるか分からない質問のために本を読んだり、ネットで調べたりすることに多くの時間を使うよりも、現場に即した知識を多く得る方が、成長が早いことは明白ですよね。

日本語教師の谷山先生は、その道30年の大ベテランですが、やはり「日本語教育は出たとこ勝負」とおっしゃっていたのが印象的でした。

その谷山先生をもってしても、「いまだに受けたことがない質問を受ける時がある」ともおっしゃっていました。

谷山先生がおっしゃるには、「日本語教師は永遠の未完成」だそうです。

日本語教師とガイドは、外国人を相手にするのでよく似ています。

極論、その場所が教室なのか、熊野古道なのかの差と言っても過言ではないかもしれません。

谷山先生の言葉をお借りするならば、「ガイドも永遠の未完成」です。

オススメ書籍

そうは言っても、やはり基本的な知識はあらかじめ持っておく必要はあります。

現場だけ、机の上だけ、どちらに偏ってもよくありません。

これまで何度もお伝えしているように、何でも中庸が大切です。

こちらの本は、一読の価値ありですよ。
熊野古道

後半のコース説明は情報が古いのであまり参考にならないかもしれませんが、歴史的な情報については私も知らないことがあり、大変勉強になりました。

壁を楽しむ

壁は何のために立ちふさがるのか。

実は壁に見えていたのは、一段が異常に高い階段なのだ。

三流は壁を避ける。

二流は壁を乗り越える。

一流は壁を楽しむ。

ー木下 勝寿ー

一流は、壁は自分が成長するためのイベントであることを知っているので、壁が現れると「成長のためのイベントが始まった」と思って楽しむそうです。

斎藤一人さんも、問題が起こったときに「面白いことが始まった」と言うそうです。

問題を問題と思わず、成長のためのイベントと考え、時には人の力を借りながら、楽しみながら乗り越えようとすると、壁にも前向きになれるかもしれません。

ガイドをやっているうちに困難な状況に出くわすことがあります。

明らかにその時はその人にとっての成長の時です。

私も多くの経験を踏ませてもらって今があります。

注意しなければいけないことは問題が起こっても「なんで私ばっかり」と思わないことです。

以前「問題はその一つ前の段階にある」とお伝えしましたが、やる前から「ああなったらどうしよう」「こうなったらどうしよう」とばかり考えていませんでしたか?

もちろんある程度の予防策を考えておくことは必要です。

しかし、予期せぬ問題も起こり得ますので、すべてを網羅することは不可能です。

そして、この世は想念と言霊の世界です。

想像が強ければ強いほど、言葉を発すれば発するほど、物事は現実に向かって動きます。

ネガティブな言葉を発すれば、その方に物事が動きます。

ある程度対策を考えたら、あとは「何とかなる」をたくさん言って腹をくくることです。

不安になれば「何とかなる」

時間が経ってまた不安が頭をよぎったら「何とかなる」

「何とかなる」は不安を打ち消す最強の言霊です。

ネガティブなことばかり考えないことです。

相手の事を知ろうとする姿勢の大切さ

私はイチゴ・クリームが大好物だが、魚は、どういうわけかミミズが好物だ。
だから魚釣りをする場合、自分の好物のことは考えず、魚の好物のことを考える。イチゴ・クリームを餌に使わず、ミミズを針につけて魚の前に差し出し、「1つ、いかが?」とやる。

ーデール・カーネギーー 人を動かすより

「最近は登山にハマっています」

「そうなんですね」

(終わり)

たまにこういう会話があったりします。

最悪、無反応で返事すらない時があります。

自分に興味がないものについてはまったく無関心で、質問すらしない人っています。

相手がせっかく打ち解けられるきっかけを与えてくれているのに、そのチャンスを逃しているかもしれませんよ。

これはどうでしょう。

「最近登山にハマってるんですよ」

「そうなんですね!登山はしたことないんですが、面白そうですね!よく行く山とかありますか?」

「最近は近所の◯◯山に良く行きます。今度屋久島に行くのでトレーニングもかねて」

「屋久島に行くんですか!いいなぁ!私は行ったことはありませんし、体力もないので行きたくても行けないでしょうね」

「私も今回初めてなんですが、体力的に不安で・・・雨も多いと聞いたので、安全面を考えてガイドをお願いしようかと思っています」

「そうなんですね。登山に行く時はいつもガイドをお願いするんですか?」

「いやぁ、実は今回が初めてなんですよ。初めてづくしで不安でいっぱいですが・・・〇〇さんは、何か趣味とかあるんですか?」

相手に「ミミズ」を与えている会話ですよね。

これは極端な例かもしれませんが、何を言いたいかと言うと「私はあなたに興味を持っていますよ」ということを相手に分かってもらうことの重要さです。

色んな話題を提供してくる人も、結局は「自分に興味がある話題」であったりします。

自分視点なんです。

人は自分の話をしたがるものです。

自分の話を聞いてくれる人、共感してくれる人には、返報性の法則が働きます。

返報性の法則とは、何か相手にしてもらった時に「こちらも何かお返ししなければ」という心理が働くことを言います。

スーパーの無料試食や、駅前で無料で安い景品を配りまくっておばちゃんたちの心をつかんだあと、会場に連れて行き、高価な羽毛布団を売りつける詐欺なんかも、この返報性の法則を利用しています。

相手の話を聞いてあげ、返報性の法則が働くと、こちらの話も聞いてくれるようになります。

すると、お互いの会話が弾み、お客様との距離が縮まります。

中庸であることも大切

そして、いかに業務を真面目に遂行しても、ただ真面目に淡々とやっているだけでは相手に喜んでもらえません。

チャランポランはいけませんが、真面目すぎるのも相手に魅力がないと感じられてしまいます。

真面目ジメジメ・・・(斎藤一人さんの言葉ですよ。私が言っているのではありませんよ)

硬すぎるのは良くありません。

緩すぎるのも良くありません。

何でも中庸です。

人間、少しくらい緩い方が魅力的になるものなんですよ。

隙のない、完璧な人とは距離を置きたくなりませんか?

相手も気持ちは同じ

さて、これは実際にあった話ですが、お客様から何かスポーツをやっているのか?とよく聞かれました。

熊野古道を歩きに来るような健康志向の強い、トレッキング好きのお客様からすれば、当然の質問です。

「私は空手と古武道をやっています」と言ったら、本当に色々質問してきます。

もう鬱陶しいほど(笑)

逆にうちの会員さんや、周りの人は、質問はおろか、まるで聞いていなかったかのように無反応を決め込む人もいます。

空手について質問されたことはまったくありません(笑)

あ、一人だけいました。

みなさん、よくご存知なんですね!(笑)

だから質問しないんですよね?

ガイド中、空手のことについて聞かれた事がある人もいると思います。

その時にどう答えたんですかね?

話がそれましたが、質問をしてくるということは、お客様も私と打ち解けよう、知ろうとする努力をされているからです。

相手もこちら側と同じ気持ちです。

それを、自分が興味ない、あるいはその知識がないからと言って「そうなんですね」とか、最悪な場合、無反応な対応で終わる人に限って、知識に偏りがあるがゆえに騙されたりします。

「その話は怖いから、聞かなかったことにしよう」などと言って、知らない情報にフタをすると、後でとんでもないことが起こったりします。

なぜなら、その話が詐欺の情報であったなら、人を騙そうとする手口を知らないことになるからです。

無知ほど怖いものはありません。

知らなければ、知ろうとしてください。

・・・何も「私のことをかまってください!」と言っているのではありませんよ(笑)

業務をただするだけでは極論、オーディオガイドで事足ります。

あるいは「道中にある説明板を読んでください」で事足ります。

相手が人間である以上会話があり、その人にしかないストーリーもあるからガイドとしての価値があるんです。

AIが最近幅を利かせていますが、ガイドがAIに取って代わるようなことはないと思っています。

なので、相手の興味のあることや主張も聞いてあげてください。

たとえお客様の主張が間違っていても、まずは共感してあげることです。

ここでいう共感することとは、同意するということではありません。

「あなたはそう思っているんですね。あなたの言っていることを理解しましたよ」という意思表示をしてあげてください。

「でも」「だって」を使って頭から否定すると、相手は自分の人格まで否定された気分になり、心を閉ざします。

否定と議論(特に論破)はご法度です。

「負けて勝つ」という気持ちが大切です。

それでも地球は回っているんです。

間違っている人には、そのうち気付きを得るようなことが起こります。

相手に失礼のないように

「お前は懐いてけーへんからな・・・」

高校を卒業して和歌山市で就職した時、同じ郷里の大先輩からボソッとこう言われたことがあります。

もうかれこれ30年以上前の話ですが、今でも鮮明に覚えています。

私はスナックなどに酒を飲みに行くことが嫌いだったので(食わず嫌いです)そういうところに連れて行かれるのが本当に嫌でした。

ある日、誘ってくれたその先輩に向かって「もう帰ります」と言って、店から歩いて帰ってしまいました。

もう時効なので言いますが、その先輩とは同じ寮に住んでいて、すでに仲間と飲んで出来上がった状態で誘われ、フラフラの飲酒運転でスナックに連れていかれ、店では大騒ぎ・・・

こんなこともあって「もう嫌や!!」となった背景はありますが、やはり長い目で見れば本当に失礼なことをしてしまったと反省しています。

ここまでとはいかなくても「早く帰りたいオーラむき出し」も同列です。

相手にはそれが伝わっています。

伝わっている時点で失礼にあたります。

そのうち誘ってくれなくなります。

お酒の誘いを断るなんて私には信じられないことです。
単に酒好きだから言っているのではありません。
目上の人から酒の誘いを断ることはみすみす自らチャンスを逃しているのと同じことだからです。
「成功できなくても構いません」と言っているようなものです。


酒の誘いを一回断ったくらいでそこまで大袈裟に言わなくても、と思う方もいるかもしれません。
では伺いますが、あなたが誘う立場だったとして、一度断られた相手をもう一回誘う気になりますか?
ならないでしょう。
つまり、一度でも誘いを断ったらその人との親密な関係が、その瞬間になくなることを覚悟しなければならないということです。

ー國分 利治ー 地道力より

当時は「何で仕事の仲間とプライベートの時まで付き合わんとあかんねん。仕事だけやっといたらええやろ」とか「こんなことよりギターの練習したいねん」とか思っていました。

しかし、今思えば「あの時、もっと先輩の好意に甘えておけばよかったな」と後悔しています。

先輩も、やはりこちらと打ち解けたかったのだと思います。

特に同じ郷里だったので特別可愛がってやりたいと思っていたのでしょうね。

何も嫌いな人間をわざわざ誘ったりはしませんから。

自分のことや、その先輩の色んなストーリーを話したり聞いたりして打ち解けるチャンスを自ら断ってしまったことは後悔しかありませんでした。

仕事ももっとやりやすくなっていたでしょうね。

あの時は、ギターの練習とか、ドラクエとか、目先のことだけしか考えておらず、長期的な視点を持つことに欠けていました。

それからその先輩は二度と私を誘ってくれなくなりました。

今度は上の立場になって、つくづくその先輩の気持ちを実感しています。

ガイドでは、お客様といられる時間は非常に限られています。

その中で、いかにここ(和歌山)での体験を印象付けるかは、ガイドにも大きな役割があります。

自分ばかり話すのではなく、ぜひ相手にもしゃべらせてあげてください。

そして共感しながら聞いてあげてください。

話の切れ間にお客様が話した単語を繰り返すだけでも効果はあります。

そして、できればお客様が話されていることについて質問を入れてください。

話がさらに深くなって理解不能になる時がありますが(笑)

でも、「相手を理解しよう」「打ち解けよう」という姿勢は必ず相手にも伝わります。

「嫌やし興味のない話やけど、付き合ってあげよう」とか

「お客様と晩ご飯かぁ、面倒くさいなぁ」

という気持ちも相手に伝わります。

人間関係は、形だけで相手を満足させられるような、そんな易しいものではありません。

気持ちも非常に重要です。

無反応は最悪です。

「面倒くさい」という言葉も私は大嫌いです。

しゃべりっぱなし、聞きっぱなしはどちらも疲れます。

適度にその役割を交替しながら、お客様との距離を縮めていってください。

そして「私はあなたと一緒にいられて嬉しい」という気持ちを持って接してください。

・・・「犬のように相手の顔を舐めろ」とか「体と摺り寄せろ」とか言っているのではありませんよ(笑)

そして、「説明そっちのけでお客様と会話をしろ」と言っているのではありませんよ、念のため。

原因の探り方と時間のコントロール

「問題の原因は一つ前の段階にある」

ーリッチ・シェフレンー

これまでに読んだ本の中で、印象に残った言葉の中のひとつです。

よくよく考えれば当たり前の話なんですが、結構盲点だったりします。

何か問題が起こった時、その前の段階はどうだったのかを検証すると、問題解決の糸口が見えてきたりします。

以前ご紹介したPDCA日記なども同じ類のものだといえます。

例えば(例えばですよ)、毎朝遅刻をする人がいたとします。

その人はなぜ遅刻するのか、その遅刻をする前の段階で、どこかに問題があるはずです。

考えられる原因としては、

  • 夜寝るのが遅く、朝はギリギリまで寝ている
  • 朝起きる時間が一定していない
  • 当日の朝に慌てて準備をしている
  • 家を出るまでの所要時間の見積もりが間違っている

こうして、一つひとつ原因を探っていけば、必ず見つかるはずです。

たとえば、夜寝るのが遅いことに原因があるとすれば、なぜ遅くなっているのか、さらに一つ前の段階からその原因を探ります。

  • 夜にテレビやSNSをダラダラ見ている
  • 日中にできなかった仕事をしている
  • 趣味の時間に使っている
  • 自己研鑽に使っている
  • 夕食時間が遅い

など、何かしらの原因があるはずです。

その原因を突き止めたら、次にどうすれば改善できるのかを考える。

そうすれば問題は解決するはずです。

重要なのは、何かをやめること

それで例えば(例えばですよ)、自己研鑽のために使っているならば、それは素晴らしいことだと思います。

ただ、それを新たに始めた場合は、これまであった自分の時間を、その新しいことを始めることによって消費するということになります。

なので、「何かを始めれば何かをやめる」と決めておかないと、自分の時間はどんどんなくなっていきます。

結果、寝るのが遅くなってしまうということが考えられます。

どうも当会の会員さんでも「限られた時間にやることを詰め込み過ぎてるのでは?」という印象の方がいます。
自ら忙しくしているといった印象です。

本棚に入る本の数は決まっています。

新たに本を買えば、いらない本を手放さなければいけません。

本などの場合は、物理的に見えますので分かりやすいですが、時間となれば物理的に見えない分、これができていない人が結構いるのではないかと思っています。

あと、出発時間に応じて朝起きる時間を決めている人は、勘違い、寝坊などの可能性が高まるため、遅刻のリスクが高まります。

私はよほどのことがない限り、毎朝5時に起床をしています。

こうすれば、「明日の待ち合わせは何時だから、何時に起きなければならない」という余計な思考はなくなります。

・・・先日の大雲取越研修では3時半に起きましたが。

夜寝る前にSNSやYouTubeのショート動画やテレビをダラダラ20分見ている場合は、ガイドや研修前夜ぐらいやめればすぐに寝ることができ、睡眠時間を確保できます。

ちなみに、寝る前に毎日20分動画を見れば、1ヵ月で10時間、1年で約120時間(丸5日分)消費しています。

人間の活動時間を17時間だとすると、約1週間分です。

たかが20分、されど20分です。

こういった「切れ端」の時間をかき集めれば「忙しい忙しい」と言っている人も時間が空くはずです。

こういう話をすれば「でも、娯楽は必要やん」という反論が来そうですが、私は動画を見るのを一切やめろとは言ってませんよ。

時間の概念のお話をしているのです(私に「でも」「だって」は言わないでくださいね)

話がそれましたが、常に一つ前の段階に問題があるはずです。

それを突き止め、改善策を考えれば結果は変わってくるはずです。

PDCAは大切ですよ。

そして、時間は有限であることを改めて認識し、「やること」よりも「やらないこと」を決めることが重要だったりします。

Googleでは「To Do リスト」ではなく「Not To Do リスト」があるのだとか。

やらないことを決める、他の人に任せられることは思い切って任せてみる。

そうやって自分の時間を空けるという意識と工夫が必要だと思います。

ちなみに、「どうしてもやりたいことがあってそれを外せない」という方には、毎日少しずつやって、それをルーティーン化するという方法もあります。

続ける思考」の著者・井上新八さんの趣味は「継続」

朝起きたらすぐに空の写真を撮ってインスタに投稿、それから手を合わせて一日に感謝をして深呼吸・・・さらにストレッチ、掃除、ジョギング、読書を1冊、漫画も読む、ダンスの練習、筋トレ・・・これを毎日やっているそうです。
まとめると・・・

  • ジョギング25年 雨の日以外は基本毎日
  • 手書きの日記23年 欠かさず毎日
  • 写真展開催 20年 1年に1回
  • Wi Fit 体重測定と腕立て伏せ+腹筋 15年
  • 毎朝ヨーグルトと納豆を食べる 13年
  • ドラクエ10 11年 発売日から毎日
  • はてなブログ 写真投稿と映画感想も書く 8年 2016年1月から毎日
  • 起きてすぐ空の写真の撮影 8年 毎朝のインスタへの投稿は2年
  • HIT4分の鬼筋トレ 6年半 編集者に本をもらってから毎日
  • SIXPAD(腹筋を鍛えるトレーニングギア) 6年半 買ってから毎日
  • 企画を考える 5年 毎朝最低一つ考える
  • 体温を測る 3年半 毎朝起きたあと
  • あつまれ どうぶつの森 3年半 発売日から毎日
  • ノート・ブログ 3年半 毎週1回更新
  • 5分瞑想 3年 毎朝
  • ドラマやアニメに出てくる架空の本の収集 3年 見つけたらメモ
  • ダンスの練習 3年 毎朝5分 
  • 1日1冊本を読む 2年11か月 2021年2月から欠かさず毎日
  • 掃除 2年半 曜日ごとに違う場所を毎日
  • 朝のストレッチ 2年半 毎朝起きたら
  • 読書メモ X(旧Twitter)にアップ 2年半 毎朝
  • 新作ゲームを遊ぶ 2年半 毎朝15分 主にPS5のゲームを遊ぶ
  • 食べている納豆の記録 2年 新しい納豆を食べたら
  • 漫画を読む 1年半 毎朝 1日1話
  • 朝の気温を当てる 1年 毎朝
  • 短歌の歌集を読む・短歌をつくる 9か月 毎朝

その他にもスマホゲームを5つ毎日、さらにはほぼ毎日映画館に通い、多い時で年間300本、テレビドラマはほぼ全部を観るそうです。

読むだけでしんどくなりそうな、この井上さんの毎日のルーティーンは「鬼ルーティーン」と称されたそうです。

「千里の道も一歩から」というように、少しでも毎日すると、いずれは目的地まで到達することができます。

私も、限られた時間の中で、少しずつやっている作業があります。
本当に少しずつしか進んでいませんが、確実に前に進んでいます。
それを実感できるようになれば、さらにそれが習慣になり、「今日はもういいや」とはならないようになりました。

一方で、「マルチタスクは存在しない」「同時に複数のゴールを目指してはいけない」と主張する方もいます。

時間を使いこなせば人生は思い通り 神時間力の著者・星渉さんの主張はこうです。

同時に目指すゴールは1つ、多くても2つなのだそうです。

得られる結果(ゴール)=投資した時間 × 行動レベル

人生の時間を使って、どれだけのことが得られるのかは、どれだけの時間を投資した(使った)か、そして、どんな行動をしたかで決まってきます。

それを表した式なのだそうです。

たとえば、30kgのベンチプレスを挙げたいことが結果だとすれば、それに自己流で10時間かかって達成できたのか、専門家に習って5時間で達成できたのかを比べた時に、生産性が高いのは5時間のほうです。

上の式に当てはめるとこうなります。

筋トレ30kgのベンチプレス=投資時間10時間 × 行動レベル1

筋トレ30kgのベンチプレス=投資時間5時間 × 行動レベル2

行動レベルに違いで半分の時間で結果が得られることになります。

では、ゴールを1つにした場合と、2つ以上にした場合はどうなるでしょうか?

10点になったら、得たい結果を得られるとした場合。

ゴールを1つに絞ったAさん
TOEICのスコアアップ=投資時間10時間 × 行動レベル1=10点→達成

ゴールを3つにしたBさん
TOEICのスコアアップ=投資時間3時間 × 行動レベル1=3点→未達
3kgダイエット=投資時間3時間 × 行動レベル1=3点→未達
婚活&パートナーを作る=投資時間4時間 × 行動レベル1=4点→未達

AさんもBさんも、1ヵ月の投資時間は10時間です。
また、行動レベルも同じ「1」で1ヵ月実行すると、すべて「未達」となります。
Bさんが10点に到達するのは3ヵ月後になります。

さらに、ここには表れていない重要な部分があります。

それが「感情」です。

毎月1つの目標を達成しているAさんと、目標達成が3ヵ月後のBさんとでは、毎月1つの目標を達成しているAさんの方が、前向きな気持ちで生き生きとしているでしょう。
一方、Bさんの結果が現れるのは3ヵ月後。そこまで気持ちが続くでしょうか?

ここでは、「同時に」目標を持つことは、目的達成のためには時間がかかるということを述べています。

全体的に見た場合は複数の目標を持つことはかまいません。

たとえば、中学生が行きたい高校を目指して勉強をする→高校に入学したら、野球部で甲子園を目指す→野球を引退したら大学を目指す・・・というように、ゴールは変わっていますが、その時に目指しているゴールは一つですよね。

これはOKということになります。

さて、私は「どちらが正しい」とは言えません。
ご自身の性格もあるでしょうし、完全にルーティーン化してしまえば、複数の目標を持つことも可能だと思います。
あとは、達成したい目標の期限にもよるのかなと思います。

どちらも良著ですので、一度読まれることをお勧めします。

私が今やっている作業は膨大な時間がかかります。
しかし、期限はありませんので「少しずつでも進められたらいい。そのうちできる」という感覚でやっていますので、ルーティーンの中に入れ込んでやっています。
もし、これに期限がついていたら、その作業に集中して一気にやり切ってしまうでしょう。
あるいは、外部に委託してやってもらうなど「行動レベル」を上げる行動をしていると思います。

ご自身の性格、その時の状況などを踏まえて判断してみてはいかがでしょうか。

姿勢も大切

私たちは、姿勢を通して他人に自分の印象を与えています。

例えば、背もたれに背中を預けて足を組み、腕を組み、顎を上げながら話している人がいたとします。

あなたはどんな印象を抱きますか?

きっと「偉そうな人だな」と思うことでしょう。

ー朝倉 千恵子ー 運を整えるより

背中を丸めてボソボソ話している人はどうでしょう?

自信がなさそうに映ると思います。

前のめりで相手の目を見ながら熱心に相槌を打ち、話を聞いてくれる人はどうでしょう?

姿勢一つでその人の印象はガラッと変わります。

心と体は表裏一体です。

内面の気持ちが姿勢に、姿勢が内面に影響を与え合っています。

そして、その姿勢が他人に影響を与えています。

ガイドをしている時、勉強会、会議、人と話している時などでは気を付けましょうね。

オススメ振り返りツール(ウサギは居眠りする)

過去の関連記事はこちらをご参照ください。
ガイド後の振り返りがガイドスキルを上げる

みなさん、ガイドが終わった後に振り返りをしていますか?

一応ガイド報告書である程度は振り返ってもらってはいるとは思いますが、報告書だけでは不完全です。

自分の案内でどの点が良かったのか?改善点はどこか?これをいちいち振り返ることで、成長スピードが圧倒的に上がります。

今回はオススメの振り返り法をお知らせいたします。

超オススメ!PDCA日記

よく聞く「PDCA」を元に日記をつければなお早い成長が望めます。

PDCAとは、P(プラン)、D(Do・実行)、C(チェック)、A(Action・改善)です。

PとDはガイドにとってはすでに決まっているものに沿って業務を遂行するのであまり関係ないかもしれませんが、CとAは絶対に必要です。

私が現在毎日チェックしている人気YouTuberの「脱・税理士スガワラくん」で「PDCA日記」が紹介されていました。
これ、かなりガイドにも使えます。
そのまま引用しても十分に反省ツールとして活用できます。

Googleのスプレッドシートに

  • 良かったこと
  • 課題
  • 疑問文
  • 事実データ
  • 改善策
  • リクエスト

という項目を作り、それに沿って記入し改善を重ねていくというものです。

スガワラくんの事務所では、これを毎日朝9時までに従業員に提出させているそうです。

毎日です。

この取り組みが面白いということでGoogleから取材が来て、「スプレッドシートをこんな感じで使っている中小企業がある」といって、社内のイベントで発表してくれたのだそうです。

この中で特に注意すべき点は「改善策」です。

社歴の浅い社員は、改善策を抽象的な表現を使ってしまうそうです。
「もう少し余裕のあるスケジュールにする」とか「時間管理を厳密にする」などがこれにあたります。
「余裕のあるスケジュールって何?」「時間管理管理を厳密に」の「厳密」の基準は?など、人によって基準も違うので他人が見てもどう改善するのかがわかりません。

他人が見ても分かる、具体的な内容にする必要があります。

スガワラさんも言っていますが、「これで良くならないはずがない」と思います。

ガイドも同じで、これをやると確実に成長スピードが上がります。
今は「大先輩」とか「雲の上の存在」と思っている人でも、短期間で追いつき追い越すことができるとかもしません。

・・・もっと早く知っておけばよかった(笑)

私はもうガイドからは遠のいていますのでガイドには使えませんが、今の業務に取り入れています。

ウサギは居眠りする

反省・改善は絶対に、いつになっても必要ですよ。

「ウサギは居眠りする」

振り返りをしていない大先輩がいたとしたら、その人はウサギです。

安心して居眠りをしています。

その「ウサギ先輩」は、振り返りをしているあなたに追い越される日が必ず来ます。

いいと思ったらすぐ実行!

「この星は行動の星だよ。いいことを聞いたのにそれをしない人は、しないことによってどうなるのかという行動をしているんだよ」

ー斎藤 一人ー

PDCA日記の詳しい解説についてはこちらをご覧ください。

微笑みは人生の通行手形

微笑みは人生の通行手形。

笑顔は人だけでなく、運も引き寄せます。

ー朝倉 千恵子ー

笑顔はガイドにとって、最も必要なものだと思います。

朝倉さんは、著書の中で「しんどい時こそ胸を張れ!つらい時こそ笑え!」

と書いています。

しんどそうな顔をしていても誰も助けてくれないし、むしろ人は離れていくばかり。

それならせめて、心と逆をやろうと「しんどいからこそ笑え!」を自分に言い聞かせてきたそうです。

「そんなことできない」と思う方もいると思いますが、まずはできるところからやればいいと思います。

ただ口角を上げてみるだけでも随分と心の持ち方が変わることに気づくはずです。

そうなれば、今度は目じりを下げる、それができれば歯を10本見せられるようにするなど、1ができれば2、2ができれば3とやればできるようになると思います。

顔を「〇」にすることを心がけましょう。

「〇」の顔とは、眉毛が下がり、口角が上がった状態の顔です。

逆に「✕」の顔とは、眉毛が上がり、口角が下がった状態の顔です。

これを心がけるだけでも、運気は随分と変わってきますよ。

朝倉さんの著書はこちら

運を整える

形から入ることの大切さ

私は毎朝することを決めています。

朝は4時か5時に起床、シャワーを浴びて神棚と仏様にお供えをし、祈りを捧げ、生け花の水を換え、洗濯、地元の神社にお参り、筋トレ、瞑想、読書、音楽を聴く・・・

これでだいたい1時間半から2時間くらいかかります。

これを私は「成功の儀式」と呼んでいます。

特に、神棚への祈りは、父が亡くなってからかれこれ25年ほど、毎日やっています。
旅先では朝晩に、その近くの神社に向かって祈っています。
徒歩圏内であれば直接参拝をします。

父は奈良県十津川村の出身です。
十津川村は「神道一色の村」と言っても過言ではなく、村内にはお寺がかつて一軒もありませんでした(というか、廃仏毀釈の影響でお寺がことごとくなくなったというのが本当の理由らしいですが。現在は一軒あるようです)

そんな「ゴリゴリ神道」の父が、毎晩神棚に向かって拝んでいる姿を子供の時から見ていましたので、その影響もあったのだと思います。
しかし、子供心に「神様なんているわけないのに、拝んでどうするんや」と思っていたことを思い出します。

私は父が亡くなるまで、神棚はおろか、神社に進んでお参りするような人間ではありませんでした。

それよりも「神社は気持ち悪いところ」とか「何か祟られそう」とか思って避けていたくらいです。

湯崎地区の山神社(さんじんじゃ)の祭りで獅子舞をするようになりましたが、その時もご祭神の名前はおろか、手を合わせるようなことも一切なく、最初の頃はただただ「祭りはバカ騒ぎが出来て楽しいところ」くらいにしか思っていませんでした。

伊勢の神宮に「観光で」訪れた時には「この世に神がいるなら、わい(俺)の願を叶えてみろ」と祈った?暴言を吐いた?こともありました。

その私が、あることをきっかけに少し神様に対する見方が変わる出来事がありました。

湯崎の祭りで知り合った子と結婚をし(これも今思えば神様のご利益かもしれませんね)、踏切のすぐ近くの新居に移ったのですが、2回流産してしまいました。

妻(といっても今は前妻ですが)から「和歌山市加太の淡嶋神社がいいらしい」と聞いたので、ご祈祷をしてもらいに行きました。

神主さんに願い事を伝え、人型の紙に願い事か名前か住所か何か書いたのを覚えています。
ご祈祷は一組ずつするのではなく、いくつかのグループをまとめてするというスタイルで、それぞれのグループが神主さんに願い事を口頭で伝えるというスタイルでした。
もう30年ほど前になりますので、今はどうなっているのかはわかりません。
そこに来ていた人はみんなものすごいものを抱えて来ていて、私たちの願い事がすごくちっぽけに感じるほどのものばかりでした。

この後、すぐに妻が妊娠、無事に長男が生まれました。

これが、私が神様っているのかな?と思うようになった最初のきっかけでした。

その後もしばらく子供ができず、長男が2階の階段から頭から落ちたり、窓を閉める時に指を挟んで大けがをしたりということが絶えませんでした。

流産したことも含め、それを聞いた親戚が、いわゆる「あちらの世界」が見える人がいて私も幾度となく助けてもらった。一回見てもらったら?と言われ、その方を紹介してもらいました。

その方は不動明王を「神さん」と呼んでいるようでした。

その方の話によると、まだディーゼル車が走っていた時代に、ここ(踏切)で2人ほど亡くなっている。その人がそうさせている。この住宅地の一画の人も同じような悩みを抱えている。というような内容でした。
そこに引っ越しをして来た時に、踏切にお茶碗や湯飲みが供えられていて不思議には思っていましたが・・・

そして、その方が指定するお供え物を用意し、祈ってもらいました。

「これで変なことも起こらんし、次も絶対に生まれる」

そう言ってその場は終わりました。

その後、すぐに次男が生まれました。

こういったことがあり、次第に神様というものを信じるようになっていきました。

そんな中、次男が2歳の時に父が肺がんで他界。

遺品の整理をしている時に、食器棚の上にある神棚を発見。

神様を信じるようにはなっていたものの、まだ神棚に手を合わせたり、神社にお参りするという習慣はまったくなく、ずっとほったらかしでした。

・・・。これ、どうしよう?捨ててしまうか。

と母と相談したことを覚えています。

恐る恐る神棚を開けてみると、古いお札とともにゴキブリの糞が散乱していました。

捨てよう。

一旦はそう決めたものの、何か引っかかるものがあり、また、父が生前大切にしていたものということもあり、結局お札を新しいものに変えて、ちゃんと掃除をしてお供えしようということになりました。

榊もプラスチック製のものだったので、きちんとしたものを買って、ネットでお供え物を調べてお供えを始めました。

祈り方も、二礼二拍手一礼くらいは知っていましたが、何を祈るのかも知りませんでした。

とりあえずは形だけでもと思い、始めました。

不思議なことに、形だけでもやっていると、次第に「何かに守られている」という感覚が芽生えるようになってきました。
そしてその思いがどんどん強くなっていくのがわかりました。

最初は形から入ったにもかかわらず、後から「守られている」という感覚が出てくるのが不思議でした。

まずは形からでもいいということを、その時に学ばせていただきました。

学ぶ=真似ぶ

さて、本題です(笑)

昨年から今年にかけて、私はガイドに出る代わりに研修の講師をしています。
「現役」から「ガイド育成」の方にシフトしました。

研修では、外部講師にお願いする場合もありますが、今年度は特に組織の中ですることが多いです。

その中で、新人研修には特に重きを置いてやっています。

新人研修についてはこちら。
ガイド育成のこだわりとガイド料

特に認定研修では、私も結構力を入れて事細かく説明しているせいか、研修を受けた新人の中には「そこまでしなくてはいけないのか」というプレッシャーから自信を失い、試験を受けたがらない人もいるようです。

気合を入れ過ぎたと反省をしています。

なので最近は「いきなりこのレベルをやってくださいということではありませんよ」と前置きをしてから研修をするようにしています。

「こんな感じでいけるんや」と、自信を持ってもらうことも必要かなと最近は思っています。

研修やトレイニーを通して、講師やガイドのいい所を自分に取り入れて、今後も自分のガイドスタイルを確立していってほしいと思います。

「学ぶ」という語源は「真似ぶ」と言われています。

ぜひ、先輩のガイドを見て、形からでもいいので真似ることから始めてみてください。

そのうちに中身が伴ってくると思います。

形から入ることも大切だと、私は思っています。

ちなみに、淡嶋神社には今も毎年お参りに行っています。
加太淡嶋神社

神棚の設置方法はこちら
正しい神棚設置のススメ①

神社参拝の作法はこちらをご参照ください。
参拝方法

こちらも非常に勉強になりますよ。
木花咲耶姫様の神示

聞く人を間違えるな

人に知恵を聞く時は、誰に聞きに行くかが重要です。

たとえば、魚の知恵を八百屋に聞きに行くのは間違いだって分かるよね。

もしあなたが、独立して会社を興したいのなら、上手くいっている人に聞かないとダメなんだよ。

それを、同じサラリーマンの友達に相談したり、奥さんに相談して、反対されたっていう人がいるけど、それは、相談をする相手を間違っているんだよね。

知恵っていうのは、その道のプロに聞かないといけません。

ー斎藤 一人-

やったことがない人に、自分がやろうとしていることに対して意見を聞くのは、聞く相手を間違えていると思います。

だいたいが反対されます。

私もこれまで、

「ミュージシャンになりたい」

「アメリカで生活がしたい」

「クラウドファンディングで旅行業を立ち上げたい」

と言い、すべて反対されてきました。

相談する相手を間違えていたからです。

相談をするのは、実際にそれをやって成功した人です。

あ、クラウドファンディングについては会員の方は協力的でした。

その節はありがとうございました。

・・・結局税理士に反対されましたが(笑)

自分の人生なので、最終的な決定権は自分にあります。

人に決めてもらい、それがうまくいかなければその人のせいにしてしまいます。

「だから自分で決めよう」と思ったのはつい最近のことです。

気づくのが遅すぎたわ(笑)

ガイドにおいても同じことが言えます。

聞くべき相手は、すでに経験をして成功している人です。

できれば経験が豊富な方から聞く方がいいですが、経験の浅い人であっても、経験した種類は少ないですが、それなりの成功体験を持っているからです。

それを、やったことがない人間同士で、いくら「どうやったらうまくできるか」を考えても遠回りなだけです。

和歌山県の高野・熊野地域通訳案内士の育成研修が始まりました。

研修生同士で仲良くすることもいいですが、もし現役の通訳案内士がいたら、色んな質問をぶつけてみてもいいと思います。

嫉妬を味方にする

目標を小さくし、成功体験を積み上げる

現在、多くのトレイニー募集をおこなってくれています。

トレイニーは先輩ガイドが実際に案内しているところを見ることができるので非常に学びが多いです。

トレイニーでどのように感じられるかは、みなさんの捉え方次第だと思いますが、まずはその先輩ガイドと同じレベルに一気に行こうとしないことです。

一気に行こうとすると「あぁ、自分には無理だ」という思考になり、成長が止まってしまう可能性があります。

なので、まずは目標を小さく持って、どこにテーマを置くかを事前に決めて参加するといいと思います。

漠然と参加するよりも確実に吸収できます。

何か一つでも学びがあれば、それを自分のガイドに活かすことにより成長します。

説明も同じです。たとえば、

  • 杉と桧の違いの説明ができるようになったら、桧皮や材の用途について説明できるようにする(建築材料とか皆地笠とか)
  • 桧皮の用途について説明ができるようになれば、原皮師(もとかわし)と桧皮葺職人の説明をできるようにする。
  • 原皮師(もとかわし)と桧皮葺職人の説明ができるようになれば、間伐について説明できるようにする。
  • 間伐の説明ができるようになれば、天然林と人工林の割合について説明できるようにする。
  • 天然林と人工林の説明ができるようになれば、日本における木材自給率の変遷について説明できるようにする。
  • 日本における木材自給率の説明ができるようになれば、状態がいい植林とそうでない植林の違いについて説明できるようにする。

歩きも同じです。たとえば、

  • 滝尻~高原を歩けるようになったら、次は高原~近露まで歩けるようにする。
  • 高原~近露を歩けるようになったら、道湯川橋~本宮大社まで歩けるようにする。
  • それができるようになれば大雲取越を歩けるようにする。
  • 大雲取越を歩けるようになれば、小辺路にチャレンジする。

そうやって一段一段、小さくてもいいので確実に階段を上っていくように成功体験を積み上げていけば、気づいた時にはかなり高いところまで上って来た自分に気づくはずです。

それは、今後みなさんが後輩を受け入れた時に気づくはずです。

一緒にがんばりましょうね。

そのレベルに到達するかどうかは嫉妬をするかどうか

先ほどの話題の続きになりますが、その先輩の案内を見て自分がどう思ったかを考えてみるのもいいと思います。

たとえば、素晴らしいと思ったり尊敬をするという感情もあるでしょう。

一方で、嫉妬をする時もあるかもしれません。

嫉妬をすることは、一見ネガティブな感情と思われるかもしれません。

もちろん、普段の生活では良くないでしょう。

しかし、ある人のガイドを見て嫉妬するようであればそれは、「自分の手が届く範囲にある」ということです。

頑張れば到達するレベルです。

こう考えると、嫉妬もポジティブに捉えることができます。

では、嫉妬しない状態とは、どういうことでしょうか?

たとえば大相撲を見て力士が豪快に相手を投げ飛ばしたとき、その力士に対して嫉妬するでしょうか?

おそらく「すごいな!」「強いな」「上手いな」で終わるはずです。

間違っても「あいつを越えてやる」「俺ならもっと上手く投げ飛ばせる」とは思わないでしょう。

レベルが違いすぎるからです。

嫉妬するということは、自分もそのレベルになれるということの裏返しです。

私のレベルなんか、どんどん追い越していってください。

少なくとも、皆さんがガイドを続けている限り、その日は必ずやってきます。

あ、度を越して、間違っても先輩を恨んだり、ライバル意識をむき出しにしないようにお願いします(笑)

尊敬しつつ、密かに追い抜きましょうね(笑)

目の前の「壁」は「階段」だった

ガイドをしていると楽しいことばかりではないこともあります。

そもそもガイドも人と人との付き合いなので、合う人と合わない人がいます。

日本人同士でもそうなので、やはりお客様とも性格というか、相性というか、合わない人に当たることもあります。

また、非常に稀ですが、様々な問題が起こり疲労困憊になる場合もあります。

その時、それがとてつもなく高い壁に見えることがありますが、実際に登ってみれば、それが高い階段だったりすることがあります。

そしてその先の階段は、段差が低かったりします。

高いと思っていた壁の前であきらめてしまえば、そこでその人の成長は終わりです。

しかし、登った後にはさらなる成長があります。

神様は越えられない困難は与えないとよく聞きます。

人は生まれて来る時、「自分は魂の成長のために、今世ではこの国のこの地域で、この親の元に生まれて、こういう課題をクリアする」と神様にお誓いしてから生まれてくるとも聞いたことがあります。

「子は親を選べない」ともよく聞きますが、実際はそうではなく、その逆だったりします。

何か壁にぶち当たった時は、自分の成長のチャンスと前向きに捉えるようにしたいものです。

私はスルーガイド2回目にして連日問題が起こり、大変な思いをしました。

しかし、ここで「やめよう」と思わなかったのは、「ま、いっか」という神経の図太さでしょうか(笑)

反省を活かして次回から改善することはもちろん大切ですが、過ぎてしまったことをずっと気にしていても過去は変えられません。

できることは、次にどうするかです。

そこに成長があります。

もし、みなさんが「壁」にぶち当たった時は、このことを思い出してください。