「先住民」について考える①

先住民という言葉ですが、今の日本では曲解されている傾向があります。
今回はこの「先住民」について考えてみたいと思います。

民族とは?

言語、人種、文化、歴史的運命を共有し、同族意識によって結ばれた人々の集団

調べてみるといろいろ書いてあって定義がなかなか難しいですが、上の言葉が一番端的に民族について表していると思います。

言語について

チャイナがよく沖縄のことを「自分の物だ」的なことを主張していますが、言語を見ると中国語とは違うことが分かります。

単語こそ日本の標準語とは違うものがたくさんありますが、その中でもけっこう日本語の単語が沖縄式の発音に変化しただけの言葉も多いです。

私は空手をやっています。

もうかれこれ25年以上になりますが、その中で沖縄空手にも触れてきました。

みなさんご存知のように、空手は沖縄が起源です。
その中からですが例を挙げてみます。

沖縄空手(沖縄剛柔流)の久場良男先生の著書に、蹴りのことについて書かれています。

昔、沖縄では

カチミラーキリ(掴んだら蹴れ)

カチミラリラーキリ(掴まれたら蹴れ)

このように昔から教えられているそうです。

沖縄には母音が3つ(あ、い、う)しかなく、「え」と「お」がありません。
なので、「え」が交じる言葉だと「い」になり、「お」が「う」に変換されます。

上記の場合、「蹴れ」の「け」が「き」になり「れ」が「り」になるので「キリ」となります。

「カチミラー」や「カチミラリラー」の「カチミ」ですが、「カチミユン」であり、沖縄の地域共通語で「つかむ」を意味します。
ただ、今ではほとんど使われていないようです。

「ラリラー」はおそらくですが受動態と理解することが一番納得できるでしょう。

あと、よく聞く「北谷(ちゃたん)」ですが、これはもともと「きたたに」が沖縄流の発音に変化した言葉だそうです。

「き」が「ち」に変化し、語尾の「に」が「ん」に変化。

これで「ちたたん」になります。

昔は「ちたたん」と言っていたものが徐々に言いやすいように変化し「ちゃたん」となったとのことです。

また「肝(きも)」も同じく「き」が「ち」になり「も」が「む」になるので「チム」と発音します。

「こもりく」が「くまの」になったという暴論よりも自然ですよね(笑)

沖縄の言葉については、こちらの動画をご参考にされてください。

「先住民」について考える②に続きます。