熊野古道大辺路 見老津駅~紀伊有田駅④

9:10 里野海水浴場出発

10分休憩したあと、浜伝いに歩きます。
この日は干潮でしたが、満潮時で波がある時は無理して行かない方がいいと思います。

このダルマのような岩が目印
滑らないように注意
先端に出ました。ここから左にルートを取ります

初めて歩いた時、この先で迷いました。
山の手前にピンクのリボンが巻いているところがあり、そこが熊野古道だと思って入ってみたり、海岸線をさらに進もうとしたりで、辺りをキョロキョロしました。

正面に見える山を目指して歩きます
小川の向こうに道標が現れます
道が狭いので落ちないように注意が必要です

狭い道を進むと、石畳が現れます。

そして再び国道へ出ます。
出発からここまで、10.6 km、里野海水浴場からは600 m です。

しばらくは国道沿いを歩きます。
歩行者用の道が狭いので注意しながら歩きます。

ちょっと怖いです・・・

9:30 串本町

串本町に入りました。
出発から3時間です。

さっき歩いた江須崎が遠くに見えます。

すみません、現在業務多忙のため、今日はここまでです。
また明日。

熊野古道大辺路 見老津駅~紀伊有田駅③

今回は道の駅すさみからです。

8:05 江住小学校

2019年度の生徒数は9人。
先程通った見老津小学校は平成29年、佐本小学校は同21年に閉校していますので、残るは周参見小学校と、この江住小学校の2校です。
何とか残って欲しいものです。

校舎の前に碑が立っていますが、何を書いているのかわかりませんので、説明板を読むと・・・
城 桂谷 先生の碑らしいです。


何とも悲しい話です。
私財と有志の寄付で学校を設立する地元愛とパイオニア精神には恐れ入ります。
何も身投げをしなくても、何とかなったんじゃないかと思うと、胸が痛みます。

気を取り直して、小学校横の通路を降りて行きます。

誰かが草を刈ってくれていました。俺が通ることを分かっていたのか?(笑)

8:10 ローソン

歩き始めから約1時間半、6.4 km地点。ちょっと休憩をします。

ここからの景色もキレイです。

ローソンから、国道42号線を横切り、道標地蔵から脇道に入ります。
江住駅を通過し、しばらく道なりに進むと、道標がでてきますので、そこを左折です。

ここで左折。真っ直ぐ進むと国道に出ます。

左折をすると、急坂が待ち構えています。

急坂を上り切ると、しばらく道なりに進みます。

そして再び国道へ出ます。
歩行者用のレーンが無いに等しいので歩く際には注意が必要です。

しばらく進むと大辺路の道標がありますので、それに従って入ります。
このパートは一瞬で終わります。
昨年研修をした時には、草が茂っていて歩ける状態ではなかったのでパスしたところです。

恐る恐る入りましたが、今回は通れました。

そして国道へ。

この国道の途中に写真のように、国道から右に入る大辺路の道標がありますが、踏切の無い線路を横切らないといけないので直進します。
昨年案内していただいた、大辺路刈り開き隊の上野さんの話によると、以前このルートを通って線路を横切った直後(というか、背後)に電車が通ったそうです。
駅の近くでもないので、電車の時間を読むことが困難です。
やはりここは避けた方がいいでしょう。
ちなみに、わたしが以前一人で下見をした時は線路を横切りました(笑)


発見された大辺路。
上野さんに教えていただきました。
比較的良い状態で残っていますが、この先で途切れているそうです。

国道から脇道に入ります。
写真では見えませんが、国道の右側に道標がありますのでわかります。
しばらく道沿いです。

国道に出ます。
向かいに歩道があるので渡ります。

ここは少し分かりにくいと思います。
道標は駐車場の方を指していますが、道らしきものがありません。

道標を信じて駐車場を横切ると、分岐が出てきました。
ここを左に進みます。

9:00 里野海水浴場

里野海水浴場に出ました。
見老津駅から江須崎経由で約10kmです。
お盆期間にも関わらず、泳いでいたのは一組だけでした。

里野海水浴場から、今度は浜伝いに歩いて行きます。

この続きはまた明日です。


熊野古道大辺路 見老津駅~紀伊有田駅②

今日は昨日の続きで江須崎の春日神社からです。

境内に散策道がありますので、そちらに進みます。
一ヵ所荒れていますが何とか通れます。

写真では見にくいですが、突き当たります。前回は灯台まで行かなかったので、今回はまず灯台に向かうことにしました。

江須崎灯台に到着。
分岐からすぐです。
一応、敷地の入口には鎖が張ってありますので入ることはできません。

灯台を後にして、しばらくは雑木林のトンネルの中を歩きます。

タイヤ痕???
バイクなら入って来れそうですが・・・

分岐に出ます。
帰りたい方は右に進みます。
むかし、ここを車が通れたそうです。
その排気ガスの影響で、神域内のシイなどが枯れ始める事態が起こり、車での侵入が禁止になったそうです。
現在、この地で夜光のキノコ・シイノトモシビタケが発生し始めたのも、その影響であると、以前語り部さんからお聞きしたことがあります。
だいたい、木に生えるキノコ類というのは、その木が枯れ始める頃に着生します。
そして、自然に還るようにその木を分解していくわけです。

さっきのタイヤ痕らしきものが果たして何なのかはわかりませんが、もし侵入禁止以降にバイクが入ったとすれば、許されない行為です。

7:35 江須崎入口

7:10に入りましたので、約30分の散策でした。


江須崎を出ると、しばらくは堤防沿いを歩きます。
この頃からすでに日差しが強くなり、日傘を差しながら歩きます。
大辺路は国道を歩くことが多く、影があまりないため、普通の人が夏に歩くことはおすすめできません。わたしのような変態の方は、ぜひ(笑)

江須崎を右手に見ながら

写真では見にくいですが、クレーンがあり、緑っぽい建物があるところが、マリオットホテルの建設現場です。
予定では2020年秋~冬に開業の予定だとか。
その上の建物は、介護老人施設けんゆう苑と、道の駅すさみ。

ここで、アシダカグモツマアカクモバチに襲われているシーンに遭遇。
クモが嫌いな方が多いと思いますので自主規制。

ちなみに、アシダカグモはゴキブリを取ってくれる益虫です(虫ではありませんが)

クモバチやベッコウバチは、クモに麻酔をかけ、動けなくしてから穴を掘り、その穴に獲物を入れて卵を産み付け、卵からかえった幼虫がそのクモを食べます。
獲物を殺してしまうと腐ってしまうので、麻酔をかけて動けなくしています。
なぜ、クモが腐らないのか?その疑問を研究したのがファーブルです。

ツユムシクダマキモドキなどのバッタの仲間を獲物にするクロアナバチも、同じような習性があります。
しかし、クロアナバチはあらかじめ穴を掘っておき、狩った獲物を穴に運びこむのに対し、ベッコウバチは狩りをしてから穴を掘るため、穴を掘っている間にアリに集られて獲物を台無しにしてしまうこともあるようです。

話がそれました。
ほどなく国道に出ますので、国道に沿って歩きます。

ここで分岐があり、大辺路の道標を立ててくれていますが、右手に見える道の駅に行きたいため、今回は右に進みます。

7:55 道の駅 すさみ

朝8時前にも関わらず、トイレは待たなければ使えないほどの混雑ぶりでした。

8月14日付の紀伊民報に、「お盆 帰省客まばら」という記事が出ていましたが、よく見るとそのデータは「帰省が本格化した7~9日の特急くろしおの乗車率は最大で60~70%」という数字を出しています。

・・・普通、「お盆」と言えば13日からでしょう。
そのお盆期間の乗車率をなぜ「余裕がある」と言葉を濁しているのか。
それならきちんと聞き込みを行った時点での数字を出すべきでしょう。

しかも11日、12日は平日です。

その2日間、休みを取れる企業に働いている人って、いったいどれくらいいるんでしょうかね?

同紙は、南紀白浜空港と東京羽田を結ぶ便にも空きが多数あると報じていますが、東京と言えば感染者が一番多い地域でもあり、東京からの移動を控えていることはうなずけますが、本当に「多数」かどうか、JALのHPで調べて見ました。

8月16日、11:35現在の空席状況は、12:10南紀白浜空港発 残席2、18:30南紀白浜空港発 残席3となっています。
・・・これって、「多数」なんですかね?

この道の駅での混雑ぶり、そして、国道をなかなか渡れないくらいの車の交通量を見ても、とても「まばら」とは言えません。

紀伊民報さん、情報は正確に出してくださいね。
これ以上いい加減な情報を出していると、俺は動くよ(笑)

ま、人の不安を煽るのが今のマスコミですからね。
先代の小山周次郎さんは、あくまでも中立の立場での報道を社是とされていました。

しかし、朝日新聞から天下ってきた?今の編集局長の「石」というヤツは、完全に左翼です。
今の紀伊民報は、朝日と業務提携をしていることからも分かるように、左翼新聞に成り下がってしまいました。
この新聞だけしか取っていない人、産経新聞も取りましょうね。

この続きはまた明日です。

熊野古道大辺路 見老津駅~紀伊有田駅①


大辺路研修などで補陀洛山寺まで踏破はしましたが、あろうことか昨年の研修で撮影した道中の写真のデータがすべて消えてしまいました。
いつか撮り直しをと思っていましたが、なかなかタイミングがありませんでした。
そしてやっとその日が来ました。

「今日はとりあえず見老津駅から紀伊有田駅まで行ってやろう」と決め、朝6時に自宅を出ました。

天気は快晴。
午前中は無風で海も穏やか。
かなり清々しかったです。
日中は・・・地獄でしたが、風が吹いてきたのでそれが救いでした。

6:35 見老津駅

海がめちゃくちゃキレイでした。

しばらく国道沿いを歩きます。

国道から離れ、見老津の集落を抜けて行きます。

この辺りの家は、ペンキで壁を塗っている家が多いそうです。
これは、和歌山の人々、とりわけすさみや串本の方たちが海外に移住をした際に、外壁にペンキを塗るという外国の文化を持って帰って来た結果だそうです。
海沿いの家なら、潮風から壁を防御する手立てが必要ですよね。

見老津小学校跡です。
2017年に閉校したそうです。

再び国道に出ます。
大辺路は国道から出たり入ったりを結構繰り返します。
今回の記事は、まともに読んでいたら酔ってくるかも(笑)

キョウチクトウ。
インド原産。
花はキレイですが、花、葉、枝、根、さらには土にまで強い毒があります。

道中には、旧日本海軍のレーダー基地があるようです。

熊野古道は向かって左ですが、今回は江須崎経由で行きますので、童謡の国(右)を通ります。

7:00 童謡の国

ここからの眺めは最高です。

ここから入ります。

延命地蔵。
この由来、悲しいですわ。
本当だとすると、ひどい話です。
今も昔も、人のすることは変わっていないようです。

展望台があります。
「何とかと煙は高いところが好き」なので、上ります。

展望台からの眺め。

ほどなく階段が出てきますので、ここを降ります。

階段を降りると、江須崎が見えてきます。
江須「崎」と書きますが、本当は島です。
今日はあの島に潜入します。

空と海のキレイなこと。

鳥居があります。
江須崎は島全体が神域とされています。
昭和28年に、国指定の天然記念物に指定されています。

参道。結構長いです。

春日神社。
主祭神は天児屋根命。
配祭神は一杵嶋島姫命、事代主命、金山彦命。
ちなみに、「事代主(コトシロヌシ)」とは、ホツマツタヱでは役職の名前で、大物主(これも役職名)の補佐の役割です。
斎名(いみな・本名)はクシヒコ。
クシヒコは、父・オホナムチがいかにも一国の主のような振る舞いをしていることから、釣りなどに興ずる隠遁生活をしていました。
そこへ、タケミカヅチからいわゆる「国譲り」の話を持ちかけられた父から相談を受けます。
そこで、クシヒコは笑顔(えみす顔)で「父がこの出雲を去るなら、私も行動を共にいたしましょう」と答えた・・・という話から、「恵比須神」と言われるようになり、特に漁師からの信仰が厚い神様です。
なので、よく海辺に祀られているのをよく見かけます。

この続きはまた明日です。

富田坂を歩いて来ました

熊野古道・大辺路の世界遺産、富田坂を歩いて来ました。

久しぶりに10km以上歩いて筋肉痛です(ちなみに、2日後あたりに来る筋肉痛は「老化現象」という言葉をよく聞きますが、根拠はありません)

心地よい風を受け、木漏れ日の中を歩いて久しぶりに癒やされました。

近所にありながらなかなか足が向かないのは、歩き終わってからの交通の便が極端に悪いためです。
日帰りで帰ろうと思えば、白浜町コミュニティバスを予約して日置駅まで行き、1時間~2時間に1本の電車に乗って来なければいけません。

お客様にお勧めできないのもこのためで、続いて仏坂を歩こうと思えば、安居に泊まらなければなりません。
しかし宿が限られている上に当法人は旅行業を取っていないため、お客様自身で宿を取ってもらう必要がありますが、もちろんそういった宿はHPすらありませんので現実的に不可能です。

本当に誘客をしようと思えば、こういった不便すぎる環境を変えないと無理でしょうね。

七曲り、安居辻松を経て祝の滝へ行きましたが、滝まで降りる道はもはや道ではなく、慎重に降りないと落ちてしまう可能性があるので、お客様をお連れすることは絶対に無理ですが、滝の下流域から、水が枯れた(厳密には伏流水)沢伝いに歩けば滝まで行けそうです。

滝までは1km横道にそれて歩かないと行けないため、「何が何でも」というものでもないと思います。

草堂寺から安居の渡し場まで、私の携帯アプリで14.3km、所要時間は祝の滝も含めて5時間20分でした。

大辺路研修【八郎峠】

大辺路刈り開き隊隊長・上野さんのご案内で、今回は八郎峠を歩いてきました。

以前に同会のイベントで参加したこともあり、自身でも歩いたことはありましたが、個人的にはこのコースは大辺路の中でも特に好きで、何回でも歩きたくなるコースです。

大辺路は多くの部分が国道になっていたり、JRによって破壊または分断されていますが、古道が残っている箇所では自然林が多く、中辺路と違って鳥のさえずりがよく聞こえ(時にはうるさいくらいに聞こえ)ます。

今回は前回の続きの佐部からの出発だったので、すぐに峠への登り口に入りました。

所々急な箇所もありましたが、きれに残っている自然林に癒やされ、楽しんで登ることができました。

途中で急に景色が開け、海が見える場所に出ました。そこからは、私達が目指す八郎山が見えています。

おふき地蔵から八郎山へと少し「コースアウト」をして上ります。

山頂まではかなり急で、途中からはロープが張られている箇所を登らなければなりませんが、そこを過ぎると、山頂には絶景が広がっています。

大雲取山、色川、阿弥陀寺の卍、宇久井の街、大島、法師山、大塔山などが一望でき、まさに360°のパノラマを楽しむことができます。そこで食べるお弁当は最高でした。

八郎山からはひたすら下ります。途中には道幅が狭くなっている箇所や倒木があり、上野さんはその木を持参してきたノコギリで切りながら進んでいました。なかには手に負えないようなスダジイの大木が倒れていましたが、案外その根は浅く、あまり広くも張っていません。

「杉・ヒノキの根だけが浅く、他の木の根は深く張るという認識は間違い」と上野さんがおっしゃっていました。

ふもとまで下りると、道路が拡張され新しくなっていました。災害発生時の迂回路として使われるそうで、八郎峠の下にトンネルを作って道を通す計画らしい。ただし、この土地の地盤が泥岩で脆いので、トンネル工事中は八郎峠の通行を禁止にするのだそう。

この日の目的地、大泰寺までの約3.4kmは、舗装された道を歩きます。

そこには広大な田んぼが広がり圧巻の光景でしたが、休耕田も多かったのが少し残念でした。

今回も貴重なお話をたくさんしていただき、改めてガイドの説明を聞きながら歩くことが、その面白さを何倍にもしてくれるということを実感しました。

今回もありがとうございました。

大辺路・八郎峠(古座川~太地駅)

今年も早2月。さすがに新年気分は完全に抜けていますが、時がたつのは本当に早いですね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

さて、更新が遅くなりましたが、先月半ばに古座駅からのもう一つの大辺路ルート・八郎峠を歩いてきました。

八郎峠は古座からの近道としてお代官様も籠で通ったことから「代官みち」の名が残っているそうです。

まず古座駅から古座川を渡り、左(山側)にルートを取ります。途中、河内祭りで獅子舞を披露する3地区の中の一つ、高池下部の氏神・神戸神社があるのですが、どこか分からずどうやらそのまま通り過ぎてしまったようです。

出発からしばらくはアスファルト道を進みますが、途中「高池の虫喰岩」があります。初めて見たんですが、気持ち悪いので写真はアップいたしません・・・

池の山環境衛生センターから昔の古道に入りますが、案内の看板があるにも関わらず入り口がはっきり分からず「ここか?」「これか?」としばらく周辺をウロウロ・・・まるで不審者でした。しばらく歩くと眺望のいい場所に出ます。

ちょうど眼下に池の山環境衛生センターが見えます。

いがみ滝で休憩をした後、ふたたびアスファルト道を歩きます。車道ですが車の通行はほとんどありませんでした。ただ、出会った車はみな相当スピードが出ていましたので要注意です。おそらく歩行者も車両も出会うことが稀なのでそういう運転になってしまうのでしょう。

しばらく車道を歩いたあと、いよいよこのコース最大の難所・八郎峠です。難所といっても高低差は300m程度です。山頂までは2.7kmなので勾配もさほど急ではなく、滝尻のように370mの勾配を1kmで上るものとは全く違います。

八郎峠からの眺望は素晴らしかったです。一番向こうに見える半島のようなものは大島です。左に目をやると新宮方面、背後に目をやると那智の阿弥陀寺の「卍」が見えます。

ただ、峠直前は要注意です。ロープを頼りに上ることになりますので、雨の日などはやめておいた方がいいでしょうね。

八郎峠を過ぎると分岐が出て来ます。これが分かりにくかった。「中里」と書いているが、地図には一切「中里」という文字がありません。「ほんまにこっちやろか?」と不安になりながらしばらく下りました。

下り切ったところに再び道標があり、そこに張り紙がありました。

「10月21日串本町田原付近で熊が目撃されました。山へ入られる方は十分注意してください」

おいおい、もう入った後やっちゅうねん。だいたい平成何年の10月21日やねん。

道中分かりにくいところがありますが、ウォーキングを楽しむのであれば文句なく素晴らしいコースでした。

大辺路を歩いていていつも気になることが昼食場所とトイレが整備されていないこと。特に雨が降った時は屋根のある場所がありません。今回のコースではきちんと使えるトイレが虫喰岩くらいしかなく、女性が歩く時は困りものです。

そんなこんなで古座駅から太地駅まで19.29kmを6時間07分(私のアプリの記録)で歩きました。

迷った時間も入れてこの時間ですので、ちょっと飛ばしすぎました。

大辺路(古座駅~浦神駅)

先日(と言ってももう昨年になりますが)、大辺路刈り開き隊さんの主催する大辺路踏破ウォークに参加してきました。

コースは古座駅~浦神駅。2016年に世界遺産に追加登録された清水峠を含むルートです。

案内してくださった事務局長さんの説明がすばらしく、本当に価値のあるウォークとなりました。古座の中州の話、捕鯨の話、田掻きの話・・・古道沿いにまつわるたくさんのお話を聞くことができ、改めて語り部と共に歩く価値・必要性を感じました。

語り部と歩くことにより、何でもない道が、ものすごく価値のある道へと変わります。

また、途中で浜歩きもありました(結構堪えました・笑)

浜の漂着物についても興味深いお話をしていただきました。

最後は清水峠を越えて浦上駅に到着。

帰りの電車で神保さんに大辺路のことについてさらに色々お話をお聞きしました。

「大辺路エキスパート」の方々からたくさんのお話を聞くことができ、大満足の一日でした。

みなさん、同業者がいうのも何ですが、語り部は必要ですよ。古道沿いのお話もそうですが、特に大辺路は国道42号線と同化している箇所があり、古道の出入り口が分かりにくいところがあります。そういった意味でも、地図をひたすらにらめっこしながら余計な心配をしなくて済む価値は非常に大きいです。大辺路をこれまで何度か歩いて、散々迷った人間が断言します(笑)

次回は古座駅からのもう一つのルート、八郎峠です。

大辺路(見老津駅~田子駅)

見老津駅から田子駅間は、国道42号線を中心に主に海岸線を通るルートで、雄大な海を見ながら、昨年2016年に世界遺産に登録された新田平見道(にったひらみみち)や磯、集落を通ります。

実は昨年に追加登録後すぐに同じルートを歩いたのですが、まだ道標が設置されておらず、地図も発行されていない状況だったため何度も迷いました。

今回は2回目ということもあってさすがに迷いはしませんでしたが、地図を片手に何度もルートの確認をしました。初めて歩く方は大辺路の入り口を見逃すことがあるかもしれません。特にすさみエリアでは、道標が整備しきれていない印象があり、以前から設置されている木製の標識の文字がなくなっていたり、矢印が消えていたりで、結構惑わされます。

この日は台風5号が接近中の日で大変蒸し暑く、海も荒れ模様。日向を歩くことが多いので、こまめな水分補給は欠かせませんでした。

途中、国道から外れて浜伝いに歩きます。この日はまだ干潮後間もない時間帯でしたので、岩で滑らないように気をつけながら歩きました。

昨年追加登録された新田平見道は、距離こそ短いながらも、古道の雰囲気をよく残しており、当時の古道の様子がよくわかる箇所です。

また、道中何か所か集落を通ります。穏やかな雰囲気に包まれた集落は、個人的にはツボだったりします。

ここを通りかかった時、「暑いのぉ。熱中症にならんように気つけよしよ」と、この地方の方言で声をかけてくださった住民の方がいました。こんなまた違った雰囲気を味わえるのも古道歩きの楽しみの一つかもしれません。

大辺路(長井坂)

中辺路の滝尻~那智までは何度も踏破したため、今度は大辺路を踏破しようと目論んでおります。

今回は長井坂を歩いてきました。

以前に一度だけ研修で歩いたことがありましたが、スタートが和深川王子神社であったため、今回は周参見駅から歩くことにしました。

中辺路とは違い、往時は文人・墨客が好んで歩いたとされる大辺路。

距離も長く、田辺から那智の補陀洛山寺までは8日ほどかかります。その中でも屈指の景観と当時の面影が残るルートが、この長井坂。

大辺路は、基本的に国道42号線を基点に「出たり入ったり」しながら進むことが多いですが、このルートはそれがほとんどなく、自然もよく残されています。

ただ、案内標識の整備がまだまだ不十分で、しばしば迷うことも・・・

この日も馬転坂でがっつり迷いました(笑)

お願いです、あそこは絶対に道標を設置してください(切実)

いや、厳密に言うと、あるにはあるのですが、設置場所が悪い(笑)

なぜ分岐に設置せずにそこを通り過ぎた所にそれがあるのか意味が分かりません。

また、手作り感も否めず、危うく見落とす物もありました。

 

中辺路ルートと違い、国道を出入りするので案内板は中辺路よりも細かく設置する必要があります。また、以前より設置している「大辺路」という木製の道標は、矢印が消えていたり、「大辺路」という文字自体も消えてしまっているものもあるため、この際写真の道標のように全部統一して分かりやすくする必要があると思います。

 

距離にして10.5 km、約4時間で見老津駅に到着しました。

帰りは椿で温泉を楽しみました。