【オススメ書籍】日本を蝕む 新・共産主義③

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【オススメ書籍】日本を蝕む 新・共産主義
オススメ書籍】日本を蝕む 新・共産主義②

古事記には「分を尽くす」という発想があります。

それは、それぞれが自分の特性を発揮することが人生の目的であるという考え方であり、各人が分を尽くせば社会はおのずと調和するという意味でもあります。

八百万の神様はそれぞれに役割があります。

海の神、山の神のような自然界の神々、火の神、水の神のように自然現象の神々、商売や学問の神々、酒造りや縁結びの神など、森羅万象に神様が共存しているのです。

多様性と共生のお手本とも言えますよね。

おっしゃる通りです。

神々にもそれぞれの役割があるように、人々にも役割があり、それぞれが自分の役割を行うことにより世の中が回るようになっているのです。

みんな同じことをやっていればそこで競争や対立が起こります。
みんなが違うことをするから調和するのです。

今の男女平等や多様性は、完全に意味を履き違えています。

漢意・漢心(からごころ)

この書籍のキモとも言える「漢意」という言葉は、いたるところで登場します。

漢意とは、漢籍(かんせき)などを読んで感化され、中国の国風や文化に心酔する者たちの視点や思考プロセスを表す言葉です。
少し昔の「西洋かぶれ」、今でいう「グローバリズム」がこれにあたります。

本居宣長は、漢学を学び、これを最先端だと信じ、屁理屈をこねるのが流行する者について「漢意」であると警鐘を鳴らしていました。

日本の伝統を忘れ、「相手をいかに倒すか」とか、昔の日本の若者を席巻したマルクス主義や共産主義思想も漢意です。

宣長は、彼らの視点が日本ではないということに警鐘を鳴らしたのです。

漢意をではなく、まずは「大和心」だと。

そして、時代が下り、西洋の「漢意」も入ってきました。

いずれも日本という土台がありません。

日本は世界で一番古い国です。

少なめに見積もっても2000年以上あります。

旧石器時代から含めれば35000年前から存在しています。

その長い長い歴史を学べば、必ず先人たちが苦労して見つけた最適の方法というものが存在するのではないでしょうか?
それを学ぶことが先であり、中国や西洋のものを「この考えが進んでいて、日本は遅れている」と思っている人がいたら、その人こそ「ナウい」と言えるのではないでしょうか?

現に、今さら西洋などではSDGsなどというものを提唱しています。

そんなものは日本ではとうの昔からあったことです。