お客様との待ち合わせについて

標記について、私の経験からの情報をお伝えしようと思います。「そんなこと知ってるよ」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ミスミートを避けるためにも一応目を通しておいてください。

ネームプレートを掲げましょう

海外のお客様はお名前が読みにくい方もいらっしゃいます。
日本語のガイドのように名前を口頭で確認する方法は、発音が間違っている場合はミスミートになる可能性があります。
ガイド中にA4のファイルを使うかと思いますので、そのファイルにお客様のお名前(旅行会社から指定される場合もあります)を明記したネームプレートを掲げてお待ちください。ネームプレートを掲げて立っているだけで関係のない人までそのネームプレートを見て目の前を通ります。

特に外国人が一斉に電車から降りてくる田辺駅ミートの場合は威力を発揮します。

そこで、待ち合わせのお客様が見たら間違いなく声をかけてくれます。
宿ミートの場合はフロントの方が紹介してくれる場合もありますが、念のために用意をしておきましょう。

こちらからも声をかける

万一、誰からも声をかけてもらえなかった場合は、それらしき人、例えば2人で夫婦という情報が分かっていれば、ネームプレートを見せながら声をかけることも重要です。わたしはネームプレートを見せながら「Are you…?」というだけです。

「Mr.」や「Ms.」などもつける

ネームプレートの様式に特に指定はありませんが、お客様の名前の前には「Mr.」や「Ms.」などもつけてください。名前だけだと呼び捨て感があり、お客様をお迎えするにはふさわしくありません。
ちなみに、最近海外の方とメールのやりとりをする場合は「-sama」をつけることが多いです。「-sama」や「-san」は「onsen」「dashi」「umami」などのように海外でも定着しつつあり、海外のお客様とメールのやり取りをする時もお互いに「-sama」や「-san」をつけることがほとんどです。
ネームプレートにも応用できると思います。

待ち合わせ時間に現れなかった場合

結構焦りますよね。

その場合はいずれかの方法が考えられます。

①依頼書にある連絡先(事務所、旅行会社等)に電話で問い合わせる

②前日の宿にお客様が何時頃に出たか問い合わせる

③お客様の連絡先を知っているならば(電話番号やwhatsupなど)直接連絡する

実際にあったケース

①大門坂駐車場ミートで約束の時間に現れず→お客様から電話があり、待ち合わせ場所のバス停を通り過ぎて最後(那智山バス停)まで来てしまったということを知らされました。
お客様には折り返しの便に乗ってもらい、大門坂駐車場で無事にミートできました。

②紀伊田辺駅で約束の時間に現れず→TBさんに電話をして確認しましたが、何の連絡もないとのこと。
〇時〇分まで待ってもらって、それで現れなかったら当日キャンセルということでお願いしますとの指示。

こういうドタキャンはまずありません。後にも先にも私はこの1回のみです。
このお客さんには、まだ話の続きがあります。
この時は確か5日間のスルーで、滝尻~高原、高原~継桜、継桜~本宮大社、小雲取越、大雲取越の予定でした。
結局このお客様は初日に引き続き翌日も現れず。
もう全日程キャンセルかと思っていたら、2日目に宿泊予定だった野中山荘に夜にタクシーで突然到着。当然、宿にも無連絡だったので宿の方もてっきりキャンセルだと思っており、ご飯も用意していませんでした。
「ゲストだから食事を出してもらうのは当然だろう」のようなことを言われ「何の連絡もなしにこんな時間に来ておいてそんなことできるわけがない!と怒ってやった」と、翌日聞きました(笑)
そして翌日にお会いしましたが、その日はあいにくの土砂降り。
ショートカットを提案しましたが、どうしても歩きたいというので渋々出発。
そして歩いている途中で「やめたい」と言い出す始末。
発心門王子まで歩きましたが、バスは3分前に出たばかりで、次の便まではかなりの待ち時間。
ずぶ濡れで寒かったので本宮館に電話をして迎えに来てもらいました。
本宮大社前からバスに乗って当日宿泊予定の宿に行きましたが・・・
その宿でも、中を見るだけ見てドタキャン。
結局小雲取越、大雲取越もキャンセルして

バスに乗って田辺に帰って行きました。

唖然。

あわててTBさんに連絡をしました。
・・・スルーだったので私もそこに泊まる予定だったのに、帰らなければならない羽目に。
とんでもない客でした。
ちなみに国籍はドイツでした。