多角的な情報入手の重要性

先日お邪魔したあるお宅のご主人との会話です。

「実は先日、嫁と一緒に新型コロナに罹ってしまいまして・・・」

「そうか!で、ワクチンは打ったん?」

「いや、私は一回も打ってないです」

「奥さんは?」

「嫁も打ってないです」

「ははは!そりゃかかるわ!わしはもう4回打ったで」

いまだに「ワクチンは感染予防できる」と盲信している人(特に高齢の方)が圧倒的に多いようです。

この方は語り部さんなのですが、語り部さんはおそらく(私もそうですが)、色々なところから情報を引っ張ってきて勉強をされているはずなので、先出のような会話になるとは思ってもいませんでした。

ワクチンの話は本題から外れていましたので、ここで議論をしてもお互い気まずくなるだけだと思い何も言いませんでしたが、あれだけの知識をお持ちの方だっただけに少し残念な気持ちになりました。

何が言いたいかというと、これは何もワクチンの話だけにとどまらず、ガイドの勉強をする時でも、決して教えてもらった情報を鵜呑みにしてはいけないということです。

その時に説明を聞いて「へぇ、そうなんだ」と納得をしても、後から復習する時に疑問が出てくる場合があります。

その疑問を突き詰めていくと「ちょっと違うかも」と思う時があります。

私の場合で熊野に関して言えば、「熊野」の由来であるとか、速玉大神のことについてとか、八咫烏のことであったりとか、千木の話であったりとか、熊野の神々はどこから来たのかとか、その時に聞いて「へぇ!」と思ったことであっても、あとから「やっぱりちょっと納得いかない」となり、色んな情報を取り入れて考えてみると、「こっちのほうが自分の腹に落ちる」となることが多いです。

どの話かはあえてここでは言いませんが、明らかに作り話であることなどは、「ほんまでええやないですか」で済ませてもいいと思いますが、核となる部分については色んな角度からの情報を仕入れて判断することが重要だと、最近つくづく思います。

これも、新型コロナのおかげといえば語弊がありますが、今回の騒動で本当に実感しています。

低体温症とその予防

低体温症とは

低体温症と聞くと、冬のイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、夏にも起こり得ます。

低体温症とは、深部体温が35度以下になった状態を言います。

夏は汗をよくかきますが、その状態で山の稜線などで風に晒された場合や、長時間雨に打たれた時などに起こるようです。

とは言っても、発汗は体温上昇を抑える働きがあるため、夏に汗をかかない方が難しいです。

低体温症の原因としては、

①低温環境

②熱の過剰な喪失

③疲労や栄養不足

④体温調節機能の低下

が挙げられます。

低体温症の初期症状は、体の震えです。体が震えることによって体温を上げようと働きますが、症状が進行してくるとその震えもなくなります。
そうなると、歩けなくなったり反応が鈍くなったりします。

有名な痛ましい事故として、トムラウシ山遭難事故がありますが、これで亡くなった方8名は低体温症でした。
内容についてはテレビでも紹介されていたのでご存知の方も多いと思いますが、詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
トムラウシ山遭難事故

軽く見るべからず

「それって、北海道の話でしょ?熊野古道ではないでしょう?」と思われる方がいるかもしれませんが、私も低体温症の一歩手前の経験をしたことがあります。

この日は大雨の中の研修でした。

前日に大雨が降る予報が出ていたにも関わらず、そのことを講師さんとお話し、当時のうちの代表に指示を仰いだところ「最悪の天気の中で行っておけば、あとはどんな天気でも行ける」のようなことを言われ、強行。

翌日は本当の大雨で、出発からすぐに靴には浸水、手は濡れてそこからどんどん寒くなってくる感覚がありました。

中間地点についてお昼を食べようとしましたが、冷たいおにぎり(3月初旬だったと記憶しています)を食べるとさらに体が冷えて震え始めました。

しかし、そこで講師さんがお湯を沸かしてカップヌードルを分けてくれたのです。
そこから見事に復活し、何とか研修を終えることができました。

一歩間違えれば事故につながったケースです。

最悪の天気の時は、絶対に行ってはいけませんよ。

最善の方法は予防すること

一番いい方法は、低体温症になる前に予防をすることです。

予防は衣服をうまく調整することで防ぐことができます。
防風機能や保温効果のあるものを用意しておくといいです。
体表の水分を外に逃がすドライレイヤーや、濡れても保温機能が高いウールなどのアンダーウェアもいいです。
先日のトレッキング研修でも、講師の方がアンダーウェアの重要性を説明してくれました。
アンダーウェアにはお金をかけましょう。

低体温症になってしまったら

それでも、予防の甲斐もなく、低体温症になってしまったら、山小屋やテントで暖を取る方法がいいのですが、熊野古道ではほとんどありません。
また、テントを持っていくこともほぼありませんが、ツェルトかブランケットくらいは用意しておいたほうがいいかもしれません。
あるいは、あづまやであればコース中にある程度ありますので、そこで暖を取るかです。
しかし、そこが吹きさらしでは意味がありませんが。

あとは着替えができればかなり違います。

みなさんも、雨に濡れた状態から服を脱いだ時、濡れた服を着ていた時よりもかえって暖かく感じたことがあるかと思います。

レインウェアの重要性

レインウェアも重要です。

ガイドともなれば透湿防水機能のついたものをお持ちかと思います。
ゴアテックスなどは本当に快適に雨の中でも歩くことができますが、普段のメンテナンスをしておかないと、その機能が十分に発揮されません。

レインジャケットの表面には細かい毛のようなものがあり、それが立った状態なのですが、これが汚れなどがつくと寝てしまいます。
「毛」が立った状態であれば水滴が落ちても水玉になって弾いてくれます。
新品のレインジャケットが雨を弾いて水玉ができるのはこのためです。

この水玉ができている状態が重要なのだそうです。

この状態の時に、体内の湿気を逃してくれるからです。

しかし、透湿防水のゴアテックスはレインジャケットの表面にあるわけではなく、レインジャケットの下の層に施されています。
せっかくゴアテックスが雨を防いで体内の湿気を体外に放出しようとしても、表面の生地の「毛」が寝た状態だとその湿気をブロックしてしまいます。

こうして行き場をなくした湿気が内部に戻り、体内が濡れてしまうのです。

ゴアテックスの苦情でもっとも多いのが、この「メンテナンス不良による汗蒸れ」だそうです。

自分の汗で濡れているにもかかわらず、「雨が通ってきたやないか!」という苦情です。

苦情の大半は、ゴアテックスがしっかりと機能している場合が多いそうです。

なので、レインジャケットが汚れてきたら、そこに書かれている指示に従って洗い、陰干しをしたあとにアイロンをかけると元通りの毛が立った状態にもどります。
面倒な人は、洗ったあと、少しぬれた状態でもいいので、コインランドリーの乾燥機に入れて少し回して乾かせば元に戻ります。

これもプロの方に教えていただきました。

とにかく、初期症状を軽く見ず、早めの対応を心がけるようにしておきたいところです。
なんでもそうですが、なってしまってからでは対処が大変になります。
常に予防を心がけることが、事故を未然に防ぎ、古道歩きを楽しむ最大の心得だと思います。

今回はこちらの記事を参考にさせていただきました。オススメのアンダーウェアやジャケットも紹介されています。
冷え・低体温症から身を守る(YAMAP STORE)

「分からない」と「分かろうとする」こと

会員向け「和田通信」からの抜粋です。

「分からない」「分かろうとする」

同じ「分からない」ということが前提になっていますが、両者では意味合いが大きく変わります。

以前の職場で、後輩に新しいことを教える時に「僕はそれについて分かりません」といって、こっちが教えようとしているのに聞こうという姿勢がまったく感じられませんでした。
これは「逃げ」です。

おそらくこれまでも「分かりません」と言って自分のしたくない仕事をせずにくぐり抜けてきたのでしょう。

そこで、「『分かりません』ではなくて分かろうとしろ」と叱ったことがあります。

人間誰しも得手不得手があり、苦手な分野は必ずあります。

どんな人にもです。

私にもあります。

私も以前は苦手な仕事を避けていたことがありました。
しかし、いつも担当している人が病気になったりして、絶対にいずれその仕事をせざるを得ない状況になります。

そうなれば困るのは自分です。

「分からない」と言って逃げていては、いつまでたっても成果はゼロですが、「分かろう」と努力をすれば、苦手ながらも何とか切り抜けていくことができます。

また、いわゆる「食わず嫌い」で、実際にやってみたら見事にハマった例もあります。

やりもせずに、聞きもせずに、「分からない」「知らない」というのは「逃げ」であり、それと同時にせっかくの学びの機会を自ら放棄しているので非常にもったいないです。

ガイドは基本的に一人で複数のお客様の対応をします。だれも助けてはくれません。

そこで自分の苦手な範囲の質問をされて困ったということにならないようにしていただきたいです。

あまり「知らない」「分からない」ばかりを多用していると、信用をなくしますよ。

勉強会などを開催すると、ベテランの方が多かったりします。これは、自身の経験から、さらなる勉強が必要だということを分かってらっしゃるからだと思います。

ガイドは向上心の大きさが最も影響する職業の一つです。
成功しておられるガイドさんは、例に漏れず向上心の塊(かたまり)です。
ベテランになっても、いつまでも学びの姿勢を忘れていません。

私も無作為の思いつきで勉強会のトピックを決めているのではありません。自分の経験から「ここは抑えておいたほうが良い」と思ったものに絞って開催しています。

「分からない」のなら、「分かろう」としてください。

「知らない」のなら「知ろう」としてください。

意識の問題です。

経験がない方は、まずは得意分野の知識を深めることから始めてもらってもかまいません。

しかし、いつまでも「得意分野だけ」ではガイドとしての成長はありません。
そこからさらに周辺知識や新しい知識の習得にも力を入れていただきたいと思います。
そうなればしめたものです。

ガイドとその勉強が楽しくて仕方なくなります。

神社の参拝について

早いもので2022年も半分が過ぎましたね。

今日は近くの神社にお参りをして来ました。

そこで、今回は神社のお参りについてのお話です。

朔日参拝

皆さんは神社にどれくらいの頻度でお参りしていますか?

私は毎月1日に、地元の神社に可能な限り参拝しています。

1日に行けない場合でも、その月のどこかの日に必ず参るようにしています。

何でも、1日にお参りすると神様が喜ぶのだとか。

本当の所はまさに「神のみぞ知る」でしょうが、「1日にお参りする」と決めておけば、その月のお参りを忘れることはありませんので、いずれにしてもいいことだと思います。

大体、大きな神社をはじめ、地元の神社でも、1日には拝殿を開けてお供えをしているところが結構あります。
普段はなかなか見ることができない拝殿の中を見ることができたり、普段はなかなかお会いできない宮司さんもいたりしますので、ちょっとしたお話も聞けるかもしれません。

皆さんも、一度朔日参りをしてみてはいかがでしょうか?

神様が喜ぶこと

「神様が喜ぶ」といえば、たとえば、参道を掃除するといった少しばかりの奉仕をするのもいいとされています。

また、最近は新型コロナの影響で手水舎の水を使えなくしているところがあります。

そういったお社では、ペットボトルに入れた水を持参して、その水で手と口を清めるのもいいらしいです。

いつお参りするのがいいのか?

お参りするのにも、いい時間帯と悪い時間帯があるようです。

私が聞いた話では、午後2時に一番神威が高まるので、その時間がベストだとのことです。
あとは、朝もいいようです。

どこかで聞いた話なので、うろ覚えで申し訳ありませんが、神社も多くの人がお参りすると、人の欲で汚れるというか、その欲によって悪い影響を受けるらしいのです。
それを、その神社で働いていらっしゃる神様(ご眷属様?)が掃除をして清めるのだとか。
なので、朝は人の欲がキレイに取り払われている状態なので、いいという話です。

逆に夜は避けたほうがいいようです。

これも聞いた話なのでうろ覚えですが、夜というのは、この世にとどまって修行をされている方が神社で修行をされるので、夜にお参りするとその方々の修行の邪魔になるからなのだとか。

多分ですが、大晦日はいいのでは?と思いますがね。

ご存知の方がいましたら教えてください。

また、お賽銭が飛び交うような日に行くことも良くないようです。
おそらくですが、これもやはり人の欲に影響されやすいからなのでしょう。

私はもともと人混みが嫌いなので、あえてお正月を外してお参りをしています。
代わりに、旧正月にお参りするようにしています。
なので、お正月は参拝したい気持ちをグッと我慢しています。

何を祈るのか?

よく、二礼二拍手一礼だけをして去っていく人がいます。
「作法だけ守れば、私の思っていることは分かってくれている」と思われているのでしょうか?

私から見れば、せっかくお参りに来ているのに、もったいないなあと思ってしまいます。

日本の神様は全知全能ではありませんので、きちんと自分がどこの誰で、どのようなことを伝えに来たのか、きちんと意思をお伝えしないと分かってくれないようです。

まず、住所、名前、年齢を言います。
日本の神様は、ホツマツタヱによればすべて人間だった方々です。
なので、どこのだれだかは分からないのでしょうね。

また、「神社はお願い事をする所ではない」という認識って、結構広まっているように思いますが、決してお願い事してはいけないということではありません。

たとえば、「これから◯◯に頑張りますので、お導き、お守りよろしくお願いいたします」のようなことなら大丈夫です。

「いい人が見つかりますように」とかは、やはりその人にとってどの人がいい人なのか神様には分からないので良くないようです。
しかし、縁結びが得意な神様はたしかにいらっしゃるようです。
これも、人によって得意分野が違うということと同じで、神様にもそれぞれの得意分野があるということだと思います。

「祈る」という言葉は、「(自分の)意を宣(の)る」から来ているのだとか。
あるいは「(神の)意に乗る」から来たということも聞いたことがあります。

ということで、「祈る」は「意宣る」「意乗る」であり、自分がどう頑張るのかを神様に宣誓したり、神様の意思に合わせるという意味があると思います。
なので「お願い事をしてはいけない」というのは、ある意味あたっているのではないかと思います。

ちなみに、私は個人的な宣誓と一緒に、公的な?こともお祈りしています。

それは「日本国、日本国民の繁栄・開運、世界の平和、天皇・皇后両陛下のご健康とご開運、天皇家のご繁栄・ご開運、上皇様・上皇后様のご健康・ご開運」です。

別に「やりなさい」と言っているわけではありませんよ(笑)

そして、最後ですが、これが一番重要かもです。

それは、そこにいらっしゃるご祭神のご繁栄・ご開運を祈るということです。

「え?自分じゃないの?」

と思われる方もいると思いますが、神様の開運を祈るところに、やはり神様は昔一人の人であったということが窺えるのではないでしょうか?

日本の神様は、キリスト教やイスラム教のような絶対神ではありません。

天之御中主(アメノミナカヌシ)様のような神様もいらっしゃいますが、基本は何度もお伝えしているように、もともとは人だったのです。

国常立大神も、天照大神も、ニニギノミコトも、スサノオノミコトも、猿田彦大神も、タケミカヅチノミコトも。

私たちのご先祖様をずっとたどっていけば、これらの神様に当たるわけです。
そういった意味で、神社にお参りするということは、ある意味先祖供養でもあるわけです。

その「ご先祖様」は、今も日本や世界の平和のために、私たちを見守ってくだっさっていると思います。
ご先祖様が幸せになれば、私たちも幸せになる。
なので、ご先祖様の開運を祈るということは、当然のように思います。

今度神社にお参りされる時には、ぜひこれらのことに意識を向けていただけたらと思います。

神社での参拝作法については、こちらをご参照ください。
神社での参拝作法を分解する ~拝礼編~
神社での参拝作法を分解する ~鳥居の出入り編~
神社での参拝作法を分解する ~参道編~
神社での参拝作法を分解する ~手水舎編~
神社での参拝作法を分解する ~柏手編~
神社での参拝方法を分解する ~足の運び編~

野生動物に餌を与えてはいけない

時折、野生動物に餌を与えている人を見かけることがあります。
熊野古道沿いでも、トビに餌を与えている地元の人を見たことがあります。

しかし、野生動物はもともと、自分の力で餌を探して得ることができるものです。

それを、人間が安易に餌を与えることによって味をしめ、人への警戒心がなくなり、人に怪我を負わせる事件も発生しています。

普通、野生動物は人を警戒して寄ってきません。

野生のサルは人を見れば逃げていきますが、餌付けされたサルは人に寄ってきます。
餌を持ったままあげないでいると怒り始めます。

当会の会員が近露の河原でお弁当を食べている時に、トビにコロッケを奪われたそうです。
幸い怪我はなかったそうですが、一歩間違えればトビの鋭い爪で大怪我をしていたかもしれません。

白浜や新宮城跡でも、同じような被害が起きています。

原因は人の餌付けです。

白浜では、釣り人がイカ釣り用の余ったアジをトビに与えているところを見たと、たまたま居合わせた観光客から聞きました。

野生動物がひとたび餌付けの味を覚えると、自分で餌を探さなくなります。
また、人を「警戒する対象」から「餌をくれる対象」へと変わるため、人への警戒心が薄れます。
警戒心が薄れた結果、人を襲ったり、民家の中にまで入って食べ物を漁るという行為に発展します。

また、人間が食べる食べ物は野生動物の体には合わないこともあります。
結果的に免疫力が下がり、病気を起こしてしまうこともあるようです。

直接的ではなく、間接的に餌付けをしている場合もあります。

熊野古道では、食べ物を古道沿いに捨てる行為がそれにあたります。

以前お客様から、
「バナナの皮を山に捨ててもいいだろう?」と聞かれたので、
「ダメだ」と答えると、
「自然に還るからいいだろう」と食い下がってきたので、
「そのバナナの皮を捨てることによって、古道にイノシシなどが出てくることになる」と言ったら納得してくれました。

食べ物は自然に捨てないようにしましょう。

こうして餌付けをすることによって人に危害をくわえた結果、悲しい末路をたどる動物もいます。
森の動物に餌を与えないで 一本のソーセージが招いたヒグマの最後

こちらの記事もご参照ください。
動物の餌付けがどのような問題を引き起こすか、詳しく書かれています。
野生動物への餌付けと問題点について

ストレッチの重要性

疲労回復にはストレッチ

新型コロナが始まる前までは、ピークには一ヶ月で20日ほどガイドに出ていた日もありましたが、不思議とピークの時の方が体調も良く、体が軽いことが多かったです。

一番の理由は、体調を崩さないように意識が働くことだったと思います。
食べ物にも気をつけていましたが、帰宅後や宿では、お風呂から上がると必ずストレッチをしていたことが大きかったと思います。

ストレッチは筋肉中に溜まった疲労物質である乳酸を流す効果があるため、疲労回復には非常に効果があります。

疲れた部分だけするのもいいと思いますが、私は全身をくまなくするようにしています。
今、梅の収穫をしていますが、やはりストレッチは欠かせません。

時間と可動範囲の目安

各部位の一応の目安は約20秒ですが、これはあくまでも目安です。
大きい筋肉(大腿四頭筋など、主に足の筋肉)は、長めに取らなければ効果は薄いです。
時間はあくまでも目安ですので、自分で十分伸びたなと思うところでいいと思います。
呼吸は、伸ばしている時に吐きます。吐ききったら、あとは自然に呼吸をします。
決して止めてはいけません。

注意しなければならないことは、オーバーストレッチにならないようにすることです。
いくらストレッチがいいといっても、自分の可動域を超えて無理にしてしまうと、余計に筋肉を傷めてしまいます。
伸長の目安は「痛気持ちいい」ところで止めることです。

また、体が冷えている時は動的ストレッチ(反動をつけたり、体を動かすことで伸ばす方法)も、筋肉を傷めますので注意が必要です。

下半身→上半身が基本

また、下半身から順番に上半身にストレッチをすることで、体の歪みも矯正できます。

話はそれますが、よく語り部さんたちが行っている準備体操を見ていると、結構適当にやっているなぁという印象です。
いきなり腰からとか、私の感覚からしてありえません。

ま、いっか(笑)

ストレッチは自己流でするのではなく、今は様々な本が出ていますので、それを参考にされるといいと思います。
ただ、今は目的別の様々なストレッチの本が出ていますが、ガイドとしてなら、やはり基本的な全身のストレッチや理論までを網羅しているものをオススメします。

魚をどのように得るか? How to get fish?

昨日に引き続き、古道歩き。
今日は大辺路長井坂クラブさんのイベントに参加してきました。

このコースは以前、大辺路刈り開き隊さんに案内をしてもらったことはありますが、案内をする人によって違う角度からの説明も聞けるため、参加してきました。

結論からいうと、参加してよかったです。

やはり違った内容の説明、違ったコースも歩くことができ、さらに自分の案内の範囲も広がったと思います。

長井坂クラブさんには、顔見知りのガイドさんがいたため、班は違いましたが、少しお話をする機会がありました。

その方は、何を聞いても教えてくれるような知識の深い方です。

その方から色々教えてもらうのもいいのですが、その情報の入手方法を聞いてみました。

例えていうならば、教えてもらう情報は魚、情報の入手方法は魚の捕り方です。

魚をもらってばかりでは応用が利きません。
どのコースでも優れた情報を仕入れるには、やはりその「捕り方」を聞くほうがどこに行っても案内ができるようになると思います。

その情報の取り方を教えてもらえたことは、私にとって今日の最大の収穫でした。

もちろん、いきなりそのように聞いても教えてくれるとは限りません。
やはりその方に敬意を払う必要があります。

相手もやはり人間です。

分かってはいても、その配慮ができていなければ、取れる情報も取れないでしょう。

今回はお天気も何とか持ってくれ、新しい発見もあり、人と交流ができ、非常に楽しく学びの多い一日でした。

Continuing from yesterday, I walked along the Kumano Kodo.
Today I participated in an event organized by the Nagaizaka Club.

Although I had been guided on this course by the Ohechi Karihirakitai before, I participated in this event because I could hear explanations from different angles depending on who was guiding the group.

In conclusion, I am glad I participated.

I was able to hear different explanations, walk different courses, and broaden the scope of my guiding.

The Nagaizaka Club had a guide who knew me, so although I was in a different group, I had a chance to talk with him for a while.

He is a very knowledgeable person who would tell me anything I asked him.

It would be nice to learn a lot from him, but I asked him how he obtains this information.

To use an analogy, the information I was taught is fish, and the way I obtain the information is how to catch fish.

If you only receive fish, you cannot apply the information.
In order to acquire excellent information on any course, I think it is better to ask how to “catch” the information so that you can guide the course wherever you go.

Being taught how to get that information was the biggest benefit of the day for me.

Of course, asking in that way out of the blue does not guarantee that they will tell you.
You still need to pay respect to that person.

The person you are talking to is still a human being.

Even if you know what you are talking about, if you are not considerate, you will not be able to get the information you need.

This time, the weather held out, and I was able to make new discoveries and interact with people, making it a very enjoyable and educational day.

下見の重要性

今週から来週にかけて、下見を入れています。
今日は紀伊路、あと、23日と3月3日に他のコースを入れています。
ちなみに、熊野古道ではありません。

下見するコースは、コースによって将来販売をしたり、会員の研鑽のための研修にしたり、ただ単に会員とのレクリエーションにとも考えています。

熊野古道はもちろんのこと、その他の場所も下見をする予定です。
現場に行かないと見えてこないところがありますので、下見を重要視しています。

ちなみに、今日はまず紀伊路の一部を歩き、その後にある通訳案内士団体の会長さんとお会いし、和歌浦天満宮に挨拶をし、帰宅後はアメリカのネイティブさんとSkype通話、その後、現在企画している英語レッスンの打ち合わせをZoomで行い、ようやくさきほど落ち着きました。

忙しくはありますが、楽しんでやっているのでしんどいということはありません。

下見の話に戻りますが、慣れたコースであれば下見の必要はほぼ無くなります。
しかし、熊野古道は生き物のようなので、少しの間に状況が変わっていることがありますので、しばらく行っていないコースを案内する時は、やはり下見をするようにしています。

下見に行くと、「ここではこんな質問が飛んで来そうだな」とか、「ここは注意を促すべきところだな」ということが見えてきます。
地図を見ているだけでは分かりません。
こういった姿勢・行動が、ガイドの成功に結びつくと思います。
また、ガイドの場に立つまでに、たくさんこのことについて勉強をし、下見をしてかなりの時間を使っています。
特に熊野古道を外国語で案内するということは、万人にできるものではありません。
なので、ガイド料は結構強気にいただくようにしています。

ガイドと行く 新宮市内観光名所巡りバスツアーに参加してきました

先日、神倉神社の下見に訪れた時に、知り合いの語り部さんと偶然出会い、このツアーの存在を知りました。

王子ヶ浜をバス車中から見ながら通過し、神倉神社、速玉大社、新宮城、阿須賀神社を、語り部さんの説明を聞きながら巡ります。
バス、語り部さん、添乗員付きで一人2,000円。
さらに新宮市で使用できる2,000円分の商品券付きという大盤振る舞い。

今日は神倉神社が終わった後に雨が降ってきましたが、神倉神社の後だったのでよかったです。

さすがは地元の語り部さん。
伝えるべきところを無駄なくわかりやすくお話してくれました。
やはり色んな語り部さんからの説明を聞くことは重要ですね。
今回も新たな話題があり、勉強になりました。
地元の方から案内を受けることは、その方の昔話なども聞くことができ、非常に面白いです。
当会が「ガイドの地産地消」を目指している理由の一つです。

今回のツアーは添乗員付きでしたので、各スポットの終了前にバスと連絡を取り、ちょうど終わったタイミングでバスが迎えに来てくれる絶妙の連携にも感銘を受けました。

え?感動するところが違う?(笑)

今回は実証実験だったそうですが、今後はアンケートを元に改善を加え、商品として売り出すのかもしれません。

次回もあれば参加しようと思います。
うちのメンバーにもお知らせすれば良かったです。

ツアー後は久しぶりに以前お世話になった方ともゆっくりお話することができ、充実した一日でした。

昨日は大辺路歩き、今日は新宮ツアー、明日は再び海南駅から歩きます。

長距離を歩くコツ

穏やかな日差しが降り注ぐ中、長距離ウォークを楽しんできました。
道中では今年始めてのウグイスの鳴き声が聞こえ、春の到来を感じさせててくれる一日でした。

古座駅を出発し、八郎峠、市屋峠、ニ河峠と歩き、湯川駅までの約20数キロを歩く予定でしたが、思ったより早くニ河峠を終了したので、もう一つの峠・駿田(するだ)峠を越えて紀伊天満駅まで行ってしまいました(笑)

合計約27kmを約7時間で終えました。

長距離を歩くコツは、3つあるかなと思っています。

一つ目は、決してオーバーペースにならないようにすることです。
イメージとしてはジョギングをする感覚と似ています。
たとえば10kmを完走しようとすれば、1kmをどれだけのペースで走らなければならないかを考えるのと同じです。
仮に1kmを5分で走る人が、勢い余って3分で走ってしまうと最後まで持ちませんし、走り切れたとしても疲労度が増します。

ニつ目は、なるべく一定のペースで歩くことを心がけます。
上りや下りで多少スピードが変わることは仕方ないですが、それ以外は一定のスピードで歩くことです。

ちなみに、今日はゆっくり歩いたつもりでも、1時間で約4kmのペースでしたので、少し早かったかもしれません。
もっとゆっくり歩いても良かったかもしれません。
特に一人だとペースが早くなりがちです。

三つ目は、あまり長い休憩を取らず、ガッツリと昼食を取らないことです。
特にこの時季の長時間の休憩は、体が冷えて体が重くなりますし、たくさん食べてしまうとさらに体が重くなってしまいます。
休憩は短めにし、行動食やお弁当などを少しずつ食べながら歩きます。

さて、今日は流石に3連休ということもあって、八郎峠には人がいました。
ただ、その周辺で2組見かけただけであとは誰にも会うことはありませんでした。

それと、足を酷使したあとは膝などに炎症が起こっている可能性がありますので、基本的には冷やさないといけませんが、温泉だけは別で、疲労回復効果はもちろん、消炎効果もあるような気がします。
本当に「ただのお湯」ではありません。

ただし、源泉かけ流しに限りますがね。

ご参考にされてください。

最後にRelive動画を貼り付けておきます。
どこをどう通ったかが分かりますし、距離や所要時間ももちろん記録してくれます。